忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「外国人数名がけんかしている」と110番通報近くの路上に倒れていた男性が死亡名古屋

2022年10月17日 | 忘憂之物







昨日の16日、池袋サンシャインで集団での乱闘騒ぎがあったとのニュースをみた。一読、どうせ中国人だろ、と思っていたらやはり中国人だったらしい。習近平の「異例の三期目」とやらをお祝いしていたのかと思ったら「チャイニーズドラゴン」の出所祝いだったとか。

真面目に過ごしている人や国に迷惑をかける、という部分ではあんまり変わらないが、もう、日本中のあちらこちらが中国になっている証左だろう。日本人はそろそろ、ちゃんと身構えたほうがいい。岸田は日本人の安全や日本の治安に興味もない。

また、以前から「治安が悪くなったね」とか言うと、いやいや戦前の日本はもっと悪かったとか、少年犯罪は増えていない、実は減っているんです、とか言うのがいる。べつに間違ってはいないが、コトはそういう問題ではない。それに日本は大正9年でも10万人あたりの「刑法犯の新入受刑者」が「日本人51名 朝鮮人755名」の国である。外人を受け入れて治安が悪化する、ということについては経験済み。いまも継続中だ。日本人の許容範囲の広さ、多様性を受容する度量を舐めてはいけない。人類史上、稀に見る「おひとよし」だ。


つまり、本当に怖いのは「無感覚」や「無警戒」だ。

「世界の治安が悪い国ランキング」とかみると、毎年、中南米やらアフリカやらの常連が並ぶ。日本も韓国も中国も20位以内にはいないが、可能な限り近寄らないほうがよろしい国、およその条件は「政府が腐敗」「内戦が続く」「貧国が深刻」「ギャングが跋扈している」などになる。日本はいくつか当てはまって、いくつかが外れているとわかる。

また、治安を「堤防の決壊」に例えると「事の実態」が少しイメージしやすくなる。

台風が来る。記録的な大雨です、とテレビがやる。家の外を見ると滝のような雨が降り続いている。近くに川や海があれば、だれでも堤防が心配になる。でも自治体からアナウンスがあり、避難所はここです、とか避難計画も作成できる。職場が休みになったり、学校は休校したりと「心構え」ができる。静岡県じゃなければ事前に救援も依頼できる。救助活動も迅速に行える。物資も届く。「田んぼの様子を見に」行かねばなんとかなる、こともある。

堤防が決壊する、にはいくつかパターンがある。例えば、だれが見てもわかるのは「越水」による水害だ。水嵩が増して堤防を越えてくるから、見たらすぐ逃げることも可能だ。あと「浸食・洗堀」もわかりやすい。堤防が崩れていくから見ればわかる。

「バイビング破壊」というのもある。これは「すぐに見えない」から少々難儀する。堤防の底に溜まった水がパイプ状になって反対側までトンネルをつくる。水の道はどんどん広がり、いずれは堤防を崩してしまう。呑気にしていたら危険ではある。

そして「浸透破壊」がある。これが怖い。2019年の長野市穂保の千曲川堤防が決壊したのが「浸透破壊」だとされている。一気に70メートルの幅で堤防が決壊して15名が亡くなった。ライフラインや交通道路など都市基盤も壊滅、いまでも避難生活を送っている被災者もいる。甚大な被害を出している。

堤防の中に水が浸透していく。徐々に水位を上昇させて川裏の堤防を破壊して、堤防から土砂が噴き出して一気に水が押し寄せる。「浸食」も「越水」もみえる。「浸透」はみえない。

見つけるためには注意深く観察して記録したり、専門家に依頼して調べてもらったり、なにかと能動的にやらねばならない。警戒を怠らず、しっかりと監視もせねばならない。

例えば、この記事の名古屋で数名の外国人が喧嘩して人が死んでいた、とかもそう。べつにナニ人であっても喧嘩して人が死ぬくらいあるだろ、ということだが、よくよく探して見つけて考えてみることが肝要だ。もちろん、戦前の日本人の子供でも「餅の焼き方が気に入らない」で喧嘩して、小学生が父親の猟銃で友達の頭を吹き飛ばして殺したとか、将棋で喧嘩した友達を下駄で殴り殺した子供もいた。しかしながら、これらは台風や地震、大雨や洪水が「昔からある」と言っているに等しい。何度でも書くが「問題」はそこではない。

女性店員であっても容赦なく暴力をふるうような、池袋で暴れた100名ほどのチャイニーズマフィアに国防動員法に基づく「北京からの指令」が発せられたらどうだろうとか、あんなのが数十人単位で武装して町を練り歩くと仕事や学校には行けるんだろうかとか、想像して「心構え」をしておくことが必要だ。

もちろん、そうなっても岸田は守ってくれない。いや、岸田だけでもない。日本政府は「長野事件」でもそうだった。尖閣もそうだ。日本人に対して「危険だから近づくな」しかやれない。下手に身構えていると「チャイニーズドラゴンを刺激するな」とか言われるかもしれない。心の底から「浸透」が恐ろしい所以だ。


他にも、例えば日本赤軍の重信房子が出所。講演をして「新しい気持ちで再出発したい。みんなと一緒に日本と世界を変えていきたい」とか、またどこかを武装占拠するつもりか、空恐ろしいことを言っているが、なぜだかテレビマスコミなどが嬉しそうとか、警戒心を持って注意してみると、あちこちに「浸透」しているとわかる。真っ赤な土砂が噴き出してくるまであと少しか。




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