goo blog サービス終了のお知らせ 

遙かなるインドへ…マハトマの旅行記と日常

茨城県在住の会社員(♀)。旅行とお金が大好きな変わり者。
旅行記や日常、そして不妊治療の日々を綴る自己満日記。

インド3日目~インド衣装を着ましょう♪

2006-12-15 13:20:54 | 2006.11.北インド+韓国

買物をしていたら、なんと5時間も経ってました
その間Promodは文句1つ言わずに待ってくれ、(コミッションが入るから当たり前?)
結局買物が終わったらすでに日没時間は過ぎており、ホテルに戻ることに。

ホテルに戻って直ぐに前日買ったサリーが届きました
私が買ったサリーはシルクで色はピンク・紫系でUS$100しました。
着付けしてもらうことに。
ていうか、なんで男性寄こすかな
着付けしてもらうとき、どうしてもその男性の手が体に当たってしまいます。
こちらとしても嫌だし、向こうも"Sorry"を連発している。
インドではサリー屋でも宝石屋でも男性しか働いていません。
ということは、下着屋も男性の店員しかいないの???
少なくともそういう部門だけでも女性を置いて欲しい

サリーはとても綺麗だし、パーティーとかで着ると最高だろうけど。
どうしてもちょっと動いただけで着崩れるし、すぐ裾踏んづけちゃうし…
特別なとき以外は着れそうにありません

サリーの着付けが終わった後すぐに、さっき買ったパンジャービドレスが届きました。
こちらはパンツとワンピースが別れているので楽。
あとはスカーフを巻くだけ
すごく着心地が良くて気に入りました。普通のパンジャービと少しちがうのもいいし。
冷静に考えるとこのドレス(シルク製)はUS$43では安すぎ
それから、その店の店長がビンディ(額飾り)をプレゼントしてくれました
結局それから3日くらいパンジャービドレスで過ごすことになります。

そのホテルでパンジャービを着たまま食事をしていると、
周りの宿泊しているインド人とスタッフが近づいて来て、写真を撮らせてくれてと。
またここでも、今度は大人が相手で写真撮影会
その後日本語をPromodや他のインド人に教えていたら、
外からインドの民族音楽が大音量で流れて来ました。
これはプージャという、死者の霊を慰めるヒンドゥーの儀式で毎晩あるとのこと。
Promodに見に行きたいと言うと、すぐ近くまで連れて行ってくれました。
(一人歩きは絶対にするなと言われていたので)
でもやってることは神様の像に祈りをささげてるだけだったので大したことないけど。
プージャ
毎晩こんな宗教の儀式があるインド。
とくにヴァラナシのガンジス川沿いであるプージャはすごい
無宗教で宗教のつまみ食いをしている日本人の私からしたら、とても神聖なことのように映りました。
翌日はついにアグラへ出発。疲れを取るため早めに休みました


インド3日目~買物2軒目

2006-12-14 18:22:25 | 2006.11.北インド+韓国

一通り観光が終わったら2時、さすがにちょっとお腹が空きました。
Promodも空腹らしく、私を高級レストランに降ろして食事へ。
そこは金持ちのインド人と外国人しかいないレストラン。
エアコン付き、ウエイターはシャツにタイ姿、サービス料12.5%がバッチリ取られます。
メニューを見たら、ビールRs800・ランチRs300~とお値段もラグジュアリ~
(安いところなら、食事はRs20もあれば充分できます。)
インド料理以外に、コンチネンタル・中華料理・イタリアンなどあったけど、
せっかくだからインド料理と思って頼んだのがチキンビルヤーニ
感想は…またこの味???って感じでした。
スパイスが効いていて香が強いのに、塩コショウが効いてなくて締まりの無い味
Rs180+サービス料を払ったのに損した気分でした。結局半分しか食べれなかった…
このレストランはサービス料を取るためか、Rs10未満のおつりも返してくれました。
インド3日目にして初めてコインを触ったのでした。
チキンビルヤーニ
私が出るときに入ってきたのは明らかに金持ちそうなインド人家族。
その中にいた15前後の女の子は、
食事前なのにインドでは高級品のポテチ(小袋でRs10)を食べながら登場。
当然かなり太ってました。
同じインド人の子供でも、かたや外国人やゴミを狙う物乞いとして、
かたや高級レストランに毎日通えるようなセレブとして、
天国と地獄ほど違う生活を送っています。
それがインド社会であり、その格差をおかしいと思わないのがインドなのでしょう

食事が終わったら、またPromodがお土産やに私を連れて行く。
「もう何も買わないって言ったよね?」と言っても、"Just looking"と入るように言われ。
インド人の「見るだけ」って絶対見るだけじゃないです。
店員も「見るだけでいいから」と言いつつ、売りつける気満々
ここは布製品の店で、サリー・ベッドカバー・バッグなど様々な商品が。
もちろん、何も買う気はありませんでした。
でも私がバカなことに、日本語ペラペラの店長に
「昨日40000円近くの買物をして、しかも値段がここより高かった」と言うと、
(インド人の前ではタブー。それを聞いたら金持ちだと思われかなり押されます)
「じゃあ、昨日高い買物をしたけど、今日安くいいものを買ったら差し引き0でしょ?」
とうま~く言われて、かなり強烈にプッシュされました。
私が学生だって言うと、極限まで安くしてくれたけど…(本当に極限なのか…)

特に全く買う気が無かったシルクのパンジャービドレス。
サリーがあるから要らないって言ったけれど、私が買う素振りを見せないので、
向こうの言い値がUS$635545(儲け0) へと下がりました。
さらに、いろいろなパンジャービドレスを試着させまくる
それでも、「もう金の使いすぎだから買う気が無い」と言うと、
「この品質だったらいくらなら買ってくれる?」と聞かれたら、
私はここまでは値下げできないだろうと思って「US$40」と振ってみました。
そしてら、「US$45と40の間をとってUS$43でどう?これ以上はムリだよ。」
と言われ、その商人魂に完敗しました。結局US$43で購入(日本でどうしよう?)
この店では最終的に布製品US$130くらい買ってしまいました。
そんなに買って「それだけ?もういらないの?」って言われたときには…
もう勘弁してくれ
『もう紅茶以外何も買わないぞ』と心に決めたのでした。
私が買ったパンジャービドレス


インド3日目~ジャイプールは建造物の宝庫

2006-12-13 14:45:47 | 2006.11.北インド+韓国

シティパレスを出たら、昔天文台として使われていたジャンタルマンタルへ。
外国人からは立派にRs50を取るけれど、
中上流階級のインド人の子供がいっぱで公園のよう(社会科見学?)
そこは色々なアスレチック(?)があり、その階段があまりにも急であるため、筋肉痛になってしまいました
ジャンタルマンタルお勧め度(特に行く必要はないかと思います)
そこで、インド人の子供が私に群がって来て、写真を一緒に撮ってくれと…
アンベール城と同様にここでも写真撮影会(笑)よっぽど外国人がお好き
インドの子供たちは貧困層でも中上流階級でも外国人に群がるみたい
ジャンタルマンタル
次は丘の上にあって見晴らし最高のナルガール要塞へ。ムガール皇帝の要塞。
下の写真のように同じ形の建物が7つ繋がって出来ています。
これらは内装まで全て一緒。だから小さいけど混乱しがち
窓からはジャイプールの町が一望できます。眺めはまあまあ…
個人的には、眺めよりも崖にあるゴミの山の方が気になりました。
決して綺麗ではありません。夜ならゴミが気にならないんだろうけど。
ナルガール要塞お勧め度(夜来て夜景なら綺麗かもしれません)
ちょっと休憩に、ここのカフェに行きました。夜だと夜景が見れるとのこと。
飲むのはチャーイRs8でちょっと高め。Rs10出したら、びた一文も戻ってこない
チップってことね…ムカつくのはインド人にはちゃんとおつりを返すところ!
しかも、最初Rs20札を出したらお釣りが無いと突っ返されました。どんなカフェなん
チャーイが出来るまでの間、店員が中を案内してくれるのはいいんだけど…
インド人って顔が近いしかも話している間にどんどん接近してくるので逃げ腰に。
しかもいちいち私の体の向きを変えるなどして、体に触る。
最初不信感を抱いたけれど、インド人は人同士の距離が非常に近いみたい。
男性同士ても手をつないで歩いてたりしてました
ナルガール要塞
ナルガール要塞内部
次に歴代マハラジャの要塞ジャイガール要塞へ。
要塞が残っているし、マハラジャにまつわる展示物が多いです。
こちらは野生のサルが生息しまくっているので、近づかないように要注意
ここはサル以上にガイドには注意しなければなりません。
まずジャイガール城の入り口、かなりしつこい勧誘があります。
そこを越えても、展示品があるエリアではガイドが獲物を待ち構えています。
そこに入ったら、何もなく"Come on!No problem!"と言いいながら勝手に私に近づき、
さっさとガイドをし始め、一通り終わったら"Chipp"と言われるパターン。
その際"No"と言うタイミングは全くありません。流されてガイドされてチップって感じ。
『やられた~』と思って、しょうがないのでRs10あげると
『あんた日本人でしょ?たったのそれだけ?』って顔を露骨にされました、
『もうやらん』って顔してソソクサと去ると、追っ手は来なかったけど。
ジャイガール要塞お勧め度(余裕があったらでいいと思います)
ジャイガール要塞
ラクダ
このラクダの写真もやっぱりチップが必要でした。
何でも金金金インドって疲れます


インド3日目~ピンクシティ

2006-12-12 19:12:20 | 2006.11.北インド+韓国

インド旅行も3日目ですが、ここまで下痢も無くまさに奇跡でした
この日もジャイプール泊なので、ゆっくりとジャイプールの観光。
ジャイプールはピンクシティと呼ばれるだけあって、旧市街の建物は全てピンク
とてもかわいらしい感じです。

まず、正面から見たらとても立派で奥行きが驚くほど無い風の宮殿へ。
ここには入っていないけれど、正面でいい写真が撮れました
風の宮殿の写真を撮っていたら、貧しい親子が近づいてきて何やら写真を撮ってくれと言うのです。(下の写真)
そこで撮ってあげたら、何かをくれというジェスチャーをしてきて、
分からなくて手を差し出すと、子供達が私の手の中の何かを必死に探している。
そこを見るに見かねたPromodが助けてくれました。
彼らはこうやって旅行者に写真を撮らせてチップをせびるのです。(もし撮ってしまったら5Rsくらい?)
だからインドで写真を撮るときは注意が必要です。
風の宮殿お勧め度(1枚写真を撮って帰りましょう)


それから、現在でもマハラジャが住むシティパレスへ。
中には数百年前からのマハラジャの衣装・武器・日用品などが展示されていて見ごたえがあります。
これらは撮影禁止で、誤って撮ってしまってもRs500の罰金です。
いまもマハラジャが住んでいるだけあって、赤い壁がとても綺麗
中を歩いていると、おみやげ物屋がありその店員に
"Japanese? Korean?アニョンハセヨ"と呼ばれ…彼の中で私はKoreanみたいです

シティパレスの中には、髭を生やしてターバンを巻いた警備員がたくさんいます。
その中の1人にカメラを向けると、彼がとてもいい位置に移動してくれ、
『やけに親切だな』と思って"Thank you"と言ってその場を去ろうとすると、
その警備員が私の方にズカズカ近づいて来て、
"Where are you from?""Japan""Good country,good picture....chipp"
とチップを求めてきました。『やっぱりね~インドだわっ』と思いRs10をあげました。
別にチップをあげるのはいいんだけど…なんかムカつくんだよな~
チップをもらうのを当たり前だと思ってるし、もらって"Thank you"の一言も無いし。
「いいの?ありがとう~」くらいならいくらでもチップあげるのにな…

シティパレスの中で月の宮殿はマハラジャが住んでいるので、中には入れません。
すごく中、豪華なんだろうな~
シティパレスお勧め度(ジャイプールの建造物では一番好きです)
シティパレスの内側
髭を生やした警備員シティパレス(月の宮殿)
インドでは建造物の入場料などは全て外国人料金が適用されています。
しかも、チケット売り場の前の看板に堂々と
看板はインド人と外国人って感じで料金表示してあり、外国人料金は最低インド人料金の3倍くらいから。
特に世界遺産などの誰しもが訪れるところではそのギャップが激しくなり、
あのタージマハルにいたっては…なんと15倍の料金を払わないと入れません
観光目的の外国人から金を巻き上げれば良いという、インド政府の思惑が見て取れます。


インド2日目~インド料理…

2006-12-11 15:48:20 | 2006.11.北インド+韓国

夜も更けて、ようやく一息。インドでの買物でドッと疲れました
そこでホテルに行く前にチョロっとネット屋さんへ。
さすがITの国インド。街中ではいたるところにインターネットの看板が
しかも、大抵が30分Rs15~と激安
しかし、インドのパソコンでは日本語が打てないのは当たり前で、たまに日本語が読むことすらできないパソコンがあります
日本語が読めないパソコンでは、日本語のメールはこんな感じ…
□□□□今日□ □楽□…
なので全く何が何なのか…思わずインド人と苦笑いしてしまいました。
英語で送ればいいんだけど、親に韓国いるってメールを送る必要が会った私は、ローマ字でメールを送りました。
英語は読めないからダメだって言われたものなので…

それからこの日のホテルCity Inn(だったよね?)に到着。
今回泊まったホテルの中では一番清潔で居心地もよかったです。毛布もフカフカ
でも、ルームサービスがちょっと高いのが難点。(食事がRs100くらいかかる)
お勧め度(全体的に○。このホテルランクにしてはルームサービスが高い)
City Inn
まだインドに来て2日目だけど、もうインド料理に飽き始めてきました
インド食って言ったら、カレー・タンドリーチキン・ナン・チャパティかな?
他にも色々な名前のものがあるけど、基本はカレーとパンに分けられます。
カレーの具材は色々あるけれど、基本的に味付けは一緒
だから、下の肥えた日本人にはとてもじゃないけど耐えられません。
でも最初のうちはカレーとかとてもおいしいし、
チーズカレーは濃厚なクリームシチューみたいでとてもおいしいです
それに、ミルクティのチャーイは甘くて濃厚でおいしい。
私は平均1日5杯くらい飲んでいました(これだけは飽きませんでした)。
タンドリーチキン
サモサ(手前)、パロータ(奥)
じゃあ、インド料理以外を食べればいいじゃないかって思うかもしれないけど、
インドでは日本みたいに、外国料理専門の店がありません。
ちょっと高級なインド料理店がイタリアンや中華に手を伸ばしているって感じ。
だから、正直味は微妙としか
このことが原因の一つとなり、私はインドで食欲が極端に減退したのでした。
たったの1週間で3~4キロくらい落ちてました
インドダイエット、恐るべし


インド2日目~インドでの買物

2006-12-10 00:00:00 | 2006.11.北インド+韓国

アンベール城を出たらすでに夕方17時近く。
そろそろホテルかな?と思っていたら、Promodが頼んでもいないのに私を土産屋に
まぁ、私を連れて行くコミッションが目的なんだろうなと思い、渋々店に入りました。
このコミッションは彼らの重要な収入源なのである程度は目を瞑らないと

店は"Rajasthan small cottage industries"という名で、インド政府公認の土産屋。
政府公認ってことで結構値は張るけど、変なものを売りつけられるよりマシ
もっと安くって言うならバザールなどで出来るけど、値段交渉が面倒だったり、目が肥えてないとかなり危険

そこではインド製って物は宝石・布製品・絵・大理石製品・木製品・金属製品・革製品などなんでもあるって感じ。
どれも、(本物だとしたら)日本の価値基準からしたら有得ない値段
しかも、ラジャスタン州は免税の州だからどこよりも安いとのこと。
(本当かどうかは不明。インド人は嘘つきが多いので)
当然、私はアホのように色々なものを物色して回りました

まず、宝石エリアから絵・布製などなど順に回され、結局店を出たのは20時近くに。
その間、スタッフが私にずっとベッタリ勘弁して欲しかった(泣)
どこのエリアに行っても、店員が私にベッタリして熱心に商品の説明。英語だけど…
さらにUS$100くらいする商品を「これは日本なら50000円はしますよ!安いでしょ?」
などと言って強烈にプッシュ。
『そりゃ日本に比べたら何でも安いよでもオメーらにとってUS$100は安いわけ
とちょっとムッと来ることも。
そして、"No!"と言うと明らかに『チェッなんでだよ!』て顔をしたり、
大理石の製品を「マダム、お子様の積み木(誰がそんな高価なものを)として」や、
「何で買ってくれないんです?興味ない?高い?」などとすごくシツコイ。

私は日本ででも店員にベッタリされるのが苦手で直ぐに逃げてしまうタイプなので、
インドで、しかも日本よりも強烈な接客に、しかも逃げ道が無い状態(私が買うほどコミッションが入るのでPromodは助けてくれない)だったので餌食になりました。
この状態から逃げる方法は、破産するまで買うか、ひたすら"No"と言い続けるだけ。
それを覚えるまで私はインドのみやげ物屋で60000円以上のお金を落としました。
店員は「これは義務じゃないですよ、ここはだれも押し売りしない」などと言うけど、
『義務にしてるのオメーらだろ!言ってることとやってること違うじゃん
とツッコミ出したらキリが無い。結局ここだけで40000円近く買っちゃたんだけど。
これは、ちゃんとした政府公認の店での出来事です。かなりマシなほう。
酷い店では四方をヤクザみたいなのに囲まれて強制的に買わせるとこもあるとのこと。

それに、インドでは働いている女性はボディチェックする女性警察官以外に見ません。
要するに、宝石店・布製品の店もエリアも男ばっかり
私がサリーを作ったとき、私の体を採寸したのも、着付けをしたのも男性。
しょうがないけど、少なからず着付けのときに手が体に当たったのでちょっと嫌でした。
アユールヴェーダを男性がするってのもかなり抵抗が。
緊張してリラックスどころじゃな~い


インド2日目~アンベール城にて

2006-12-09 22:24:51 | 2006.11.北インド+韓国

ようやくジャイプールに到着。
ジャイプールはラジャスタン州の州都で、人口約250万人くらい、通称ピンクシティ
ジャイプールのマハラジャ(藩王)はとてもリッチらしく、いたるところに宮殿が。
さらに、ムガール朝の宮殿なども残されている。
ラジャスタン州はラクダが、その中でもジャイプールでは象が有名。
街中で象がやっぱり道路を歩いています。インド象ってかわいい
ジャイプールの象
そして、ジャイプールの有名な観光名所の1つ、アンベール城へ。
イスラム建築が美しく、復元作業が続いています。ムガール朝の宮殿。
本当は象のタクシーにRs550で乗ってアンベール城に行けるらしいけど、
去年、象からの転落事故があったらしいので私は乗りませんでした。
一回屋上に出ると、明らかに中上流階級と呼ばれる金持ちインド人家族が、
私の周りに群がって来ました。
何事と思っていたら、向こうが持っていたカメラを構えて、写真を撮ってくれと。
『まぁいいよね?』と思っていたら何人も来て、写真撮影会みたいなことに(笑)
象や馬で移動するってほどの宮殿なので、かなり敷地は広大
当然ながら方向音痴の私は迷いました
アンベール城の中で階段を上ったり降りたりを汗を流しながら繰り返し…
なんとか脱出できたときはホッ。そのとき閉館時間が近づいていたので。
お勧め度(綺麗です。象に乗りたい人は象にもチャレンジ!)

アンベール城


私、実はここで初めてのインドの洗礼を言うものを受けました。
それはインドの観光地のどこにでもいる、しつこい物売りガイド
物売りは、"Madam,Rs10!Rs5!"などと言いながらポストカードを売りつけ、
ガイドは、ライセンスを見せながら"Madam!Only Rs100. It makes you happy!"と、
どちれも軽く100mは付いてきます。
どちらも外国人旅行者をゲットしようと本当に必死
もっとずる賢いタイプには、「ガイドじゃなくて、ここの労働者です。だからタダですよ」と言って私に近づいたり、
こちらに"No!"と言うタイミングを与えずに勝手にガイドをして、
その後でチップや日本円をせびるなどのタイプもいました。
だから私が歩いていると、必ず2.3人は取り巻き(?)が。
ゆっくりと観光が出来ない。頼むから付きまとわないでくれ

ここで出てきたMadam。なぜ私にMadamを使うのかは不明でした。
Madamは既婚女性に使う敬称であって、独身の私には使わない言葉。
最初、『私ってそんなに老けてる?』と凹んだけど、(日本でもあるし…)
(マダムと言ったら、うちの剣道部師範の奥様のことを指すんだけど…)
インド人の英語って高等教育を受けている中上流階級以外はメチャクチャ。
だからとにかく女性を見たらMadamと呼ぶとのこと(へぇ~~)
インド人の女の子が教えてくれました。


インド2日目~インドの道路事情

2006-12-06 17:02:08 | 2006.11.北インド+韓国

この日はRajと別れてPromodと2人でジャイプールに向かいます。車で5時間ほど。
インドにはトイレが大都市以外無い(あっても汚い)。
立ちションするわけにはいかないので、水分補給は最低限にしていました。
結局ホテルに着くまで12時間近くトイレ行かなかったけど
ホテルでチャーイ(ミルクティ)・チャパティ・ヨーグルト(食中毒要注意)を食べ出発。

初めて見たインドの町並みは汚いの一言。
辺りには野良犬・野良猫・野良羊・野良山羊・野良豚がウロウロしており、
ゴミをいたるところでポンポン捨てるので道はゴミの山。
(インドではNo Problemらしい。絶対No Problemじゃないと思うんだけど…)
街中でも好き勝手に立ちションしているので道はオシッコ臭い(100mに1人はいる)
おまけに、大都市ではスモッグが立ち込めていてなんとなく空気が黄色い
日本の衛生状態からしたら有得ないレベル。マレーシアと比べても全然って感じ。
殆どの日本人が最初にこれを見たら絶句するのではないかと。
インドを旅行するには、まず東南アジアなどで抗体を付けて行くべきかと。
そうしないと、精神的におかしくなるかもしれないです刺激強すぎ。ニューデリーの裏通り野良犬と野良牛
車に乗ってデリーを出てジャイプールへ。
やっぱりインド、車の運転も強烈!よくこんなんで事故起きないなって。
インドには道路交通法らしきものは存在しないのではないかと思うほど…
進路変更みだり・ウインカーを上げないなんて序の口。
道路の中央線は基本無視で、2車線でもその真ん中を走ってる。
歩行者も横断歩道が無いので好き勝手に横断。道路の中央を歩いていることも!
前の車を抜きたい時は、クラクションを鳴らしまくって自分の存在を主張。
その理由は、気付かれずに急に進路変更されたら事故になるのは明らかだから。
だからインドの都市でクラクションの音が鳴り止むことは決して無い。
そのため大都市の道路はとてもうるさいです。朝っぱらから
信号待ちしていると、貧しい子供達が花束や新聞を窓越しに売ってまわっている。
私が少し車の窓を開けていると、明らかに皮膚病で着る服も無い子供が、
「買ってぇ~」と窓の内側に手と花束を突っ込んで放そうとしませんでした。
正直、ちょっと怖かった…それ以来車の窓の開いていないほうに座りました。

さらに、道路ではラクダや馬が荷物を引いて歩いていたり、象が歩いてたり、
場合によってはトラックが逆走してきたり(なんで?)、
思いっきり積載重量制限無視のトラックや(積めるだけ積んで、はみ出している)
人数制限無視の車など(5人乗りの車に10人以上はみ出して乗っている)
インドの道路事情には無秩序という言葉が良く似合います。
ニューデリーのリクシャー
積載重量制限無視?
道中、Promodがトイレに行くと車から出て、向かったのは道端の茂み。
『やっぱりあなたも立ちションですか…手どうするんだろ?』と思っていたら、
ずっと彼が持っていたかなり黒ずんで汚れたタオルで拭いていました。
暫くして、食事の時間。彼が手を洗って拭いたのはもちろんそのタオル
しかもそれを、私が手を洗った後に貸してくれようとしました
『あなた、さっきそれで自分のブツを拭いたよねそれを貸すの?』
と思いつつ、自分のタオルを出して"No Thank you."と丁重にお断り(笑)
って感じでインド人はかなりテキトーです

デリーを出て5時間弱後にジャイプールに到着。
この後、私は初めてインドの洗礼を受けたのでした。


インド1日目~細かいことは気にするな!

2006-12-05 17:37:09 | 2006.11.北インド+韓国

飛行機から降りた空港は大勢の人でごったがえしており、
入国審査を通るまで1時間近くかかりました。すでに日付が変わっている
それから、無事スーツケースをピックアップし、両替を。
レート表が100円=Rs.36.40と出ていたので、2000円を両替したらRs.728もらえるだろうと思っていたら、(1Rs.≒2.8円)
なんと正規の銀行で両替したにも関わらずRs.720だけしかも小額紙幣くれないし。
なんで実際に外国人へはよほどのことが無い限り10Rs未満のおつりは戻りません。
しかも両替なんて絶対にしてくれないし…
チップで使うRs.10が絶対に足りなくなるから、そのときは本当に大変でした。
これもインドってことで。インドでは細かいことは気にしてられない。

税関を通り抜けるとそこはもうインドの喧騒・混沌が渦巻いてる。
多くのインド人が通路の傍らでツアー客の出迎えをしていました。
税関を通り抜けた後
ここで無事私は旅行会社のRAJに拾われて、ドライバーのPromodと共に外へ。
Rajはすごくいい人でした。しかも、日本語・英語がペラペラ
彼のモットーは外国人でもインド人でも質のいい旅行を同料金で
なんにでも外国人料金を取るインドとしては珍しい考え方。
彼は私の旅行を(デリー・ジャイプール・アグラ・ヴァラナシ8日間。バジェットクラスホテル、プライベートカー・ドライバー付き、夜行列車2回分込み)
たったのUS$355でアレンジしてくれました。ほとんど儲け無いんじゃないかな??
他の会社は同じ内容でUS$600~なので、この料金の違いは何??
(ちなみにバジェットクラスホテルは1泊シングルRs700≒2000円前後のホテル)
こんなんだからお金が無くて、結婚できないって嘆いてたけど

話を戻して、インドの夜は暗い...まさに闇。
しかも、そこには獲物(外国人旅行者)を狙うタクシーやリクシャーのドライバーが。
インドのデリーに着く場合は、必ずと空港への出迎えが必要です。
それを怠ると、これらに捕まり誘拐などのトラブルが起こる原因に
実際に、現在日本人1人が行方不明になってます。

空港から40分ほど車をとばしたら、この日の宿Next Innへ。
結構清潔で広い。この価格帯のホテルにしては本当に清潔でちゃんとお湯が出る
室内湯沸かし器でお湯を沸かし、このお湯を使うので使いすぎに注意だけど。
それに謎のバケツ。これにお湯をためてインド人は浴びるのだとか...
トイレには手動ウォシュレット用のバケツと水道も完備(笑)(バリ島と同じ)
でもトイレの便座は埃被ってる(笑)まぁ、拭けばいいじゃん
あと、室内スリッパ持参しないと足が汚れてしまいます。
このくらいでヘコタレていたらインドなんて旅行できません
Next Inn

私は大丈夫だったけれど、このホテルは海外のホテルを知らない人には辛いかも。
そうじゃなくても綺麗好きの日本人には我慢を強いられるレベルかも?
私はダニやノミがいなければOK。蚊はファンを回してればあまり近づいて来ない。
これが嫌ならUS$80くらい出して高級ホテルに泊まってください。
インドでは安宿か高級ホテルしか存在しないとのことです。中級は微妙な感じ。
お勧め度(安く清潔にって考えるならこのレベル)

この日はRajと今後の旅行の打ち合わせとして、
インドのイロハ(チップなど)を教えてもらい就寝。


インド1日目~タイ国際航空

2006-12-04 15:13:19 | 2006.11.北インド+韓国

お待たせしました。今日からインド編をします。
完結するまで時間がかかると思うけど、気長に付き合ってあげてください

11/14日12時、福岡初のタイ国際航空の便でバンコク経由でインドの首都デリーへ。
フライト時間は、福岡-バンコクで6時間弱。バンコク-デリーで4時間半。
バンコクでの待ち時間は4時間。結局、福岡~デリーで、約14時間半
個人的に、これが1人旅で我慢できる最長移動時間だと感じました。
行くだけでかなりしんどかった

タイ国際航空の感想は、サービスは普通、座席スクリーン無し、飯がマズい
今まで経験した機内食の中で最低でした。
福岡-バンコク、バンコク-デリー間の両方で機内食が出たけど、お腹はペコペコなのに食が進まないってほどのマズさ!
お勧め度(私はもう使いたくありません)
タイ国際航空機内食(マズい)
バンコクの空港は今年の9月に開港したばかりの新しくて大きい空港。
中には免税店がズラリ。Kings power duty free shop と言った名の免税店もあり、タイの王様がどれだけ権威があるものかがわかります。
様々なタイらしいデコレーション、催し物などがあり、見て回ると面白い
だけど、それで4時間潰すのは結構辛いものがありました。
タイBを持ちたくないから、うかつに買物も出来ないし。
4時間ものあいだ、ただウロウロするだけで過ごしました。
今考えたら、クレジットカードで買物すればよかったんだけど
スワンナプーム国際空港空港での催し物
そしてようやく、タイ時間20時半にデリーへ向けての飛行機が離陸。
デリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着したのはインド時間の23時半ごろ。
デリーに到着したのは予定時間を50分ほど遅れてでした。
ようやくインドに到着。ここからどんなインドが私を受け入れてくれたのでしょう?