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遙かなるインドへ…マハトマの旅行記と日常

茨城県在住の会社員(♀)。旅行とお金が大好きな変わり者。
旅行記や日常、そして不妊治療の日々を綴る自己満日記。

明洞ゲストハウス

2009-03-01 23:12:22 | 2006.11.北インド+韓国

最近はどうもネタが無い…と悩んで(?)いたところ、
「近々ソウルに行き、明洞ゲストハウスに泊まるので感想を聞かせてください」とのコメントを頂きました。
なので、今日は2年半前の旅行での明洞ゲストハウスについて書きます。
(2年半前のことを書きますので、現在とは変わっている可能性があるけれど…)

明洞ゲストハウスは私がインド+韓国旅行をしたときにソウルで3泊したゲストハウスです。
値段は当時一泊一部屋W35000です。

明洞ゲストハウスの長所

  • 明洞のど真ん中まで徒歩3分程度。立地が抜群にいい
  • オーナーは日本語と英語が堪能でとっても親切
  • ネットが無料で使える
  • ティーサーバーらしきものがある

明洞ゲストハウスの短所

  • バスタブが無く、シャワーの水圧が弱い。冬場はかなり辛い
  • トイレが詰り易い(トイレットペーパーは流してはダメ)
  • ドライヤーは無かったと思う…

ちなみに、衛生面だけど、安宿に泊まったことが無くて潔癖な人を除けば違和感無く泊まれるレベルだと

ただ、冬場にシャワーの水圧が弱いのはとても辛いので、近くのチムジルバンに行った方がいいかも。
明洞のホコ天にヒュレストスパと言うチムジルバン(W6000)があります。
客層はそれなりだけど、寒い思いをするよりはいいのではないかと…

ソウル旅行が楽しいものになればいいですね


インド人のしつこさ

2007-01-18 23:59:59 | 2006.11.北インド+韓国
インドから帰ってきて、既に2ヶ月近くたったのだけれども、
未だにインド旅行会社のRAJからのメールが週に2通は来ます。
まあ、殆ど無視しているんだけれど。

最初、私はRAJの旅行会社をRAJに頼まれたこともあって、
地球の歩き方に推薦しようと考えてました。
実際にいい仕事をしてくれたと思うので。
でも、あまりにRAJがメールで頻繁に催促してきたことと、
"I love you .Do you love me?"と最近メールが送られてきたことがあって、
推薦するのを辞めようかと思ってます。
さらに、"Don't you want to talk with me?"などともメールがくるので、
どんどんウザく感じています。
ていうか、しつこい
私は客であって、RAJの友達や彼女じゃない

とくに、私がRAJの最初の彼女にソックリだったらしく(誰にでも言ってるのかも?)
毎日"Do you love me?"と聞かれてたし、隙あらば触りたがるし、
密着して座ろうとするなど、(インド人の男ってみんなこんな感じです)
いわゆるタラシってやつかな?

要するに、RAJの会社は女性のみでの利用はあまりお勧めできません。
上記のことが気にならない人は別にいいと思うけど…
もっと値が張っても、紳士的な対応をしてくれるインド現地旅行会社があるらしいので、
今度はそこにしようと思ってます。

日本人女性はインドではありえないくらいモテます。
なぜかというと…ここで書かなくてもわかりますよね?
だから、"Do you love me?""Could you marry with me?"などと聞かれても、
その気が無ければ、絶対に"Yes yes"としつこくても言ってはいけません。
一度そう言ってしまったら最後。
「僕のこと愛してるって言ったよね?」「結婚してくれるって約束したよね?」
などと言って、地の果てまでも食いついて来ます。
インド人は一度噛み付いたら、スッポンのように離れません。
気をつけてくださいね



北インド旅行感想

2007-01-07 00:35:44 | 2006.11.北インド+韓国

北インドは、インドの中でも最も観光客が多い場所で、
それを狙う悪い人間が多いため、決して旅行し易い場所ではありません。
綺麗好きで短気な日本人には我慢できない状況も多々あります。
それを目を瞑ってでも、見るべき・経験すべきものがインドでは沢山待ってます。
決して日本ではお目にかかれない何かが。
また、インド人にはいろいろなことを教えてもらいました。
イライラしたり、頭に来たりしても、それを楽しむことができるようになりました。
確かに、インドに行くと人生観変わるかもしれません。

北インド長所

  • 生ぬるい日本と違い、常に刺激が溢れていて飽きることが無い
  • いい店を見つけると、安くいい物を手に入れることができる。特に、紅茶、シルク、カシミア、宝石はお勧め!
  • 様々な人がいるので、本来の人間の姿を見ることができる
  • 自分が恵まれすぎていることに気付くので、子供の教育にいいかも
  • 細かいことを気にしないでいい
  • 悠久なる時の流れ、様々な文化を味わう建造物などの見物が多い
  • とにかくいろいろなことが面白い、楽しい(なぜかは不明だが)

北インド短所

  • 何にでもチップ(金)が必要 "Nothing is free in India"
  • あの手この手の罠があるので、絶対にボラれる
  • 街はオシッコ臭い、ゴミの山、牛の糞だらけで、クラクションがうるさい
  • 食事が不味い(すぐに飽きる)
  • インドの男はすぐに体を触る、親切に下心がある
  • 貧富の差が酷く、必ず物乞いに囲まれてバクシーシを求められる
  • 観光名所は必ず外国人料金だから、かなり出費がかさむ
  • とにかくテキトー(時間・英語のスペルその他諸々)
  • お腹を壊し易い環境のクセに、トイレが少なすぎる
  • "English"ではなく"Inglish"ではないか?ってほど言葉が訛っている

5段階評価(北インド)

  • 治安:        (夜は男性でも一人歩きは危険です)
  • 衛生:         (汚すぎる、第一トイレは殆ど無い)
  • 食事:              (3日で飽きます)
  • 物価:    (物価安いです。でも、外国人料金適用の場所は高い)
  • 見所: (インドほど見所がある国は少ないのでは?)
  • 気候:            (1年の半分以上は最悪な気候。冬はいいのだが)
  • 一人:       (宿代は2人1部屋だが、単価が大したことない)
  • 交通:           (バスも列車も初めてのインドでは使いにくい)
  • 言葉:       (英語が通じるが、訛りすぎて聞き取るのが大変)
  • 癒し :              (北インドで癒されようと思うこと自体まちがっています)
  • 出費:               (何にでもチップがいります、普通タダなことでも)


ようやくインド旅行に関する全てのが終りました
修士論文の〆切が来週の金曜までと多忙につき、
金曜までプログの更新をお休みさせていただきます。
まず大学院を修了しないと

 


インド8日目~インド最後の夜

2007-01-06 00:23:28 | 2006.11.北インド+韓国

ホテルに戻った私は、シャワーを浴びるなどインドを発つ身支度を整えていました。
このとき、初めてゆっくりとTVを見る時間ができたので、
インド映画やインドの音楽番組などをボ~っと見ていました。
TVに出ているインド人は男女とも美形ばっかりでビックリ
いわるゆ私達がイメージするインド人ではありません。
ヨーロピアンか、アラブ系な感じ

でも、ちょっと待って英語のスペル間違ってない?
こんなTVの番組で、堂々と、しかもそれって曲名じゃない??って有得ないよ
正"Coffee break"誤"Koffee break" さすがインド人
更にもう一つ間違いを発見 正"Music"誤"Musik"
そいういう適当なところが結構好きだったりします。
インドの音楽番組(ネットから拝借)

朝も昼もまともに食べていなかった私、さすがにお腹が空きました。
ホテルの従業員に何がいいか聞いたら、お勧めが右のチャパティとのこと。
普通の厚さ1~2mmのチャパティです。それと、トマトスープ。
このときには既にこれだけでもお腹いっぱいになるほど食欲が減退していました。最後の晩餐

このとき泊まったのは、初日のデリーで泊まったNext inn。
ここは従業員が親切であれやこれや言ってこないので好きです。
インドの安宿のドアは鍵がかかりにくく、また空けにくいので、
私がガチャガチャドカ~ンッとドアを開けたところを見て、
苦笑いをされてしまったという、ちょっと恥ずかしいエピソードがあります

午後10時になり、Jagiに拾われて空港へ。
インドの空港のセキュリティーチェックは厳しいので、2時間半前には行くべきです。
私がセキュリティーチェック、出国審査を終わらせたのはまだ11時過ぎで、
出発時間の午前2時までかなり時間がありました。
しかも、出発が45分遅れるのでさらに待ち時間が
ひたすら待ちに待って、2時15分ごろようやく搭乗時間に。

そこでちょっとした事件が起きました。
警備員が、私の手荷物にタグが付いていないのを見て、難癖をつけてきたのです。
「セキュリティーチェックしていないだろ
「したよ」と私が返すと、「していないから言っているんだ
といいながら、私にタグを渡して、
「もう一回セキュリィティチェックを受けて来い
と列から私を放り出したのです。
『なに?あの警備員、私これでも客よあの態度何
と、私の怒りは爆発寸前
このとき、初めてインドでは手荷物にタグを付け、
それにセキュリィティチェックの印鑑が押されないと
荷物を機内持ち込みが出来ないことを知らされたのでした。

でも、そんな説明書きどこにも無かったし、私のバックにタグが付いてないなら、
セキュリィティチェックする係員が教えてくれてもいいはず
私は怒りをこらえ、係員に"Please check this again"とバッグを差し出しました。

私は、空港はその国の縮図だと思っています。
この空港の状況はインドの状況と酷似しており、
一部の権力を持った人間が、何の説明もされてない一般人に権力を振るっている。
インドってそんな国です。
インドは観光するにはいいけど、決して住みたいと思う国ではありませんでした。

そのあと、無事に飛行機に乗れて、インドを発つことができました。

1ヶ月以上続いたインド旅行記は、今日で最後です。
長々とした旅行記に付き合っていただき、ありがとうございました。

北インド旅行記~完~


インド8日目~ニューデリー観光の続き

2007-01-05 00:02:25 | 2006.11.北インド+韓国

フマユーン廟の観光を終わらせ、またまたニューデリー観光。
ニューデリーはやはり他のインドの街とちがって整然としていて、
また、インドらしくない観光名所も多いです。

ロータス・テンプルはババイ教の礼拝堂で、どのような宗教の人間でも入れ、
祈りをささげることができます。
白大理石でできた美しい建物に、池がついており、インドらしくありません。
中は静かで、ひんやりしていて、ゆっくりとくつろげます
ちなみに、入場は無料。でも、特別なことは何もありません。
ロータス・テンプルお勧め度(ゆっくりしたかったらどうぞ)
ロータス・テンプル


そして、知っている人が多いであろう、ニューデリーの名所、インド門
イギリスの植民地だったインドは、第一次世界大戦にイギリス軍として兵を派遣。
その犠牲になった兵士の名前が刻まれている門です。
言ってしまえばただの門だけど、なんとなく哀愁が漂っています
インド門
有名な観光名所ってことで観光客がとても多いけれど、
そういう場所に多いのが、物売りなど
ここにはニューデリーで珍しく(唯一か?)物売りがいます。
そして悪質なのは、勝手に近づいてきて私のTシャツの肩に紙製の旗をくっ付け、
チャリティーだってチップを求める輩
『勝手に旗くっつけたのはそっちだろ?』
と怒りがこみ上げてきたけど、さっさと何処かに行って欲しかったので、
US$1をあげると、「US$5は無いのか?」と、
『チップに足りねーもクソもね~だろと思いつつ「無い」と返す。
「じゃあUS$2でいい」と、吐き捨てるように言ったので、
私はもうUS$1を投げつけるように渡し、彼らを追い返しました。

イライラしながら車戻った私は、Jagiに「疲れたからホテルに戻る」と伝えました。
Jagiは私を土産物屋に本当は連れて行きたかったんだと思うけれど、
文句の1つも無くホテルにつれて帰ってくれました。
PromodにもRaveiにも、私の意に反して土産物屋に連れて行かれたので、
ちょっとJagはいいドライバーかもと思っちゃいました
そのかわり、ひたすらRajに自分のことを推薦してくれとうるさかったけど

ホテルに戻ったのは午後4時。空港へ向かう午後10時までゆっくり過ごすのでした。


インド8日目~デリーの世界遺産

2007-01-04 15:56:39 | 2006.11.北インド+韓国
デリー到着の予定時刻は午前4時のはずが、実際は正午近く。
列車は8時間も遅れたのですう~んさすがインド。

デリー駅でドライバーのJagiが拾いに来てくれ、
私の重いスーツケースを車まで運んでくれました。
一度ホテルで荷物を置いて、時間が無いので急いでニューデリーだけ観光。

首都デリーは、旧市街のオールドデリーと新市街のニューデリーに分かれます。
オールドデリーは他の街同様、ゴミ山・オシッコの匂い・牛糞・喧騒がすごい。
ニューデリーには、世界各国の大使館や大統領官邸などが密集しており、
道にゴミ1つなく、誰も立ちションせず、バイクに乗るときはヘルメットをかぶり、
高級住宅街や綺麗なオフィスビルが立ち並んでいて、
国の予算をつぎ込んで、世界遺産級の遺跡の中のように美しく整備されています。
同じインド国内でもここまで違うのかと驚き、
これだからインドのトップは庶民の貧しさを知らずに、
2016年のオリンピックを招致しようとしているのかと、妙に納得してしまいました
このままなら、インドは30年はオリンピックを招致できないでしょう。
他にやるべきことが山ほどあるはずインドの政治は腐っている。

デリーには2つの世界遺産があります。どちらもニューデリー。
一つはイスラム勢力が北インドに到着した記念で建てられた塔、クトゥブ・ミナール。
あいにく、私が行ったときは閉まっていたので、中に入れなくて残念
クトゥブ・ミナール(ネットから拝借)

もう一つは、ムガール帝国2代皇帝フマユーンの墓、フマユーン廟。
タージ・マハルはこれを参考に作られたとのこと。
外側はなかなか綺麗だけど、なかは微妙かもしれません。
どちらにしろ、タージ・マハルに比べたらしょうがないけど、落ちるなぁ
ここは本当に芝生まで綺麗に整備されていて、
一瞬自分がインドに居ることを忘れてしまいました。
ここには珍しく、五月蝿いガイドや物売りも居なかったので、ゆっくり観光できました
フマユーン廟お勧め度(タージには劣るが、ゆっくり観光したいときに)
フマユーン廟の入り口
フマユーン廟

この日はインド最終日かつ、デリー観光唯一の日。頑張って観光しないと

インド7日目~ヴァラナシ出発まで

2007-01-03 15:09:55 | 2006.11.北インド+韓国

一通り観光が終わったあと、ホテルをチェックアウトし、
前日Rs1000にディスカウントされたダンスを見に出発。
なぜ半額以下にまで割り引きしてくれたのか、あとで分かることになります。

Raveiに連れて行かれたのは、カーペット屋
このとき既に嫌な予感が過ぎってました。
そして、その店の中央にあるステージ?に登場したダンサーが踊る。
カーペット屋で踊るダンサー
このダンサーは世界各国を講演しているダンサーらしく、腕前はさすがでした
ド迫力って感じ
かなりハードなダンスなので、ダイエットにいいとのこと。
インド舞踊お勧め度(もっと安く見る方法がいくらでもあります)

ダンサーは20分程度で引き上げ、そのあとはやはりというか、
カーペットの営業になってしまいました。
それは、カシミールカーペットというインドカーペットの最高級品で、
玄関マットサイズで、シルクならUS$220、ウールならUS$95というかなりのお値段。
しかも、カーペットの販売がダンスよりも本業って感じでガンガンプッシュして来る
このとき、なぜダンスをRs1000までディスカウントしたのかが分かりました。
Rs3000→Rs1000のディスカウントで損益が出たとしても、
大きなシルクのカーペットを1枚でも買ってもらえればそれ以上の儲けが出るから

『なるほどね』と思い、「私は何も買わない」と店員に言うと、
「これは売りつけているんじゃなくて、見せているのです」
『嘘付け、このやろ~~と思いつつ、話を聞いてみる。
すると、「もし買うとしたら、大小、シルクかウールどれがいいですか?」
私が「シルクの小さいのが良い」と言うと、
「なんでです?大きい方が美しいですよ?日本に持ち帰るのも簡単
と私に買わせようと必死だけれども、
私がその素振りを見せないのでさすがにあきらめたもよう。

私がRaveiに出るように言うと、店員が、
「ギャラリーがあるから見ていきませんか?見るだけでいいので。」
絶対に見るだけでは済まないので、"No"と言うと、
「まだ電車まで時間があるでしょう?早く行き過ぎると待ち長いですよ。」
などと言って来るので、『余計なお世話だ』と思って、Raveiに出るように急かす。
やっと外に出ることができました。

その後、Raveiと遅い昼食(殆ど食べれなかったけど…)を採っているとき、
Raveiが「あなたのためだけに日本に来ていい?」などと聞いてくる。
どうせインド人特有の挨拶でしょう。どうせ口だけなんだから。
今度は、「インド人の男と日本人の男はどっちがいい?」と
私は日本人の男は嫌いです。その理由は、

  • 他の国の同世代と比べて明らかにガキ
  • 個性を認めない(みんなエビちゃんみないな女の子が好き、流行だけを追う)
  • カワイイ女の子だけチヤホヤして、残りは生ゴミ扱い                 (外国人は女性全体をチヤホヤするので平等)
  • 自分の立場が悪くなったら言葉を濁して逃げる
  • 口では立派なことを言うけれど、実際は口だけ
  • 女性に(子供好き・料理上手・男に尽くす)などの幻想を持っている

などなど挙げ出したらキリが無いけど。(もちろんそうじゃない人もいる)
インド人の男もドッコイドッコイかな

  • 親切に下心が見える
  • ちょっと仲良くなったら体をベタベタさわる
  • 客として仕事を頼んだだけなのに「友達友達」と妙に慣れ慣れしい
  • 正直、顔がタイプではない(イケメンはテレビの中だけ)

上記の質問の答えは、「日本人はいっぱい知ってるけど、インド人は殆ど知らないから分からない」と言って逃げました。

午後3時ごろヴァラナシ駅へ向かい、列車でデリーへ。
なんと、出発まで3時間遅れの18時ヴァラナシ駅発。
予想はしていたけど、もうどうでもいいです
デリーまで殆ど寝てすごしました。


インド7日目~ヴァラナシ観光

2007-01-02 12:54:41 | 2006.11.北インド+韓国

インド編もいよいよ終盤、ここからは脱線せずに一気にしていきます。

ヴァラナシはガンガー以外にこれっと言った観光名所は特にありません。
ヒンドゥーの聖地だから大きい寺院があり、
アジア一の敷地を持つ、ヴァラナス・ヒンドゥー大学があるってことでしょうか。
あとは、この町はシルクの手工業が有名で、インド中からサリーを買い付けにやってくるのだとか
そういうところを観光していきます。

その前にRaveiが朝食のレストランに連れて行ってくれました。
そこのレストランのオーナーはなんと、日本人。
ってことは、久しぶりの日本食にありつける
ご飯・味噌汁・和え物・梅干・緑茶と何の変哲も無い日本食だったけど、
あっさりとした食事がいただけて嬉しかった
今回ほど日本食が恋しくて、日本に早く帰りたいと思った旅行はありませんでした。
むしろ、早く韓国に行きたかった。
このままインドに居たら衰弱するのは明らかでした。

朝食の後、Raveiのバイクに乗せてもらい、ヴァラナス・ヒンドゥー大学(左下)へ。
綺麗で整然としすぎていて、インドらしくありません(笑)
だだっ広い大学って感じかな?
ヴァラナス・ヒンドゥー大学お勧め度(ただの大学です)

大学の敷地を通り過ぎると、ヒンドゥーの聖地らしく、シヴァ神の寺院(右下)へ。
ここはヒンドゥー教徒ばかりで、中は撮影禁止です。結構豪華なつくりでした。
驚きは、なんとシヴァ神は毎週月曜(?)はお休みだってこと。
ここにいたバラモン(僧侶)は、異教徒の私に神の祝福を与えてくれました。
インド人の額についている、あの有名なメイクをされるだけなんだけど。
シヴァ寺院お勧め度(せっかくヴァラナシに来たなら寺院へ行きましょう)


ヴァラナシはシルクで有名な町
そのシルク産業を支えているのは、政府に雇われている貧しい人たち。
と言っても、家と仕事が与えられているだけずっとマシなわけだけれども。
約2000人もの職人がシルク製品を手作りしています。
居住区はヒンドゥーとイスラム圏でくっきりと分かれています。
シルク製品を作る貧しい人々彼らの居住区
ここに連れてこられたとき、嫌な予感がしたので、
Raveiに「買物はしないよ。」と言ったら、「これはショッピングじゃなくて工場だから」
と返事が返ってきたけど、どうも信用できない

そのあと、やはり嫌な予感は的中するのでした
シルクやカシミア製品で埋めつくされた小部屋に連れて行かれ、
店員3.4人に囲まれて、いつも通り熱心な商品の説明。

ここまでくるとこの接客に慣れていたので、
いきなり"What's your name"と聞いてくる失礼な質問にも、
"I have no name"と言ってからかってみたりもしました。
もうちょっと頭を使って"My name is Gonbei"とでも言ったら面白かったんだけど(笑)

このときまで、私はインド人にビックリさせられっぱなしだったので、
インド人のビックリした顔やドン退きした顔を見ることが、快感になってました
ここでは、ひたすら"No!"といい続けました。
「何で買ってくれないの?」って質問は相変わらずあったけど、
さらに、Raveiにも同じこと聞かれたけど(私が買わないとコミッションが入らない)
なんとか無事に買物(?)を済ませることができました。



インド7日目~ガンガーの夜明け

2006-12-31 02:09:49 | 2006.11.北インド+韓国

せっかくヴァラナシに来たのだから、ガンガーの夜明けと沐浴は見なきゃ
ガンガーの水は道頓堀よりも汚いので(水の色は茶色を通り越して)、
沐浴をしたいって人はしてもいいんだけど、私はしていません。
だって、病気したくないんだもの
ガンガーで沐浴した日本人は殆どダウンするそうです。
インド人はガンガーの水を飲みます。なぜ病気にならないのか不思議

5時半にRaveiに迎えに来てもらい、ガンガーのボート乗り場へ。
11月のインドは日中30度近いが、朝方は15度以下まで下がるのでバイクでは寒い。
しかも、ガンガーをボートで下ると薄着の私のお腹は冷えて、それと疲れかな?
とうとう下痢をしてしまいました

6時過ぎにガンガーをボートで出発。
夜明け前で気温も低いのに、すでに大勢のヒンドゥー教徒が沐浴を始めてました。
すごい光景です絶対水温低いよ
夜明け前から沐浴
ガンガーはやはり大きい!

ヴァラナシにはマハラジャの遺跡も残っていて、それはとても高いところにあります。
なぜなら、ガンガーは雨季には非常に氾濫するから。
雨季と乾季ではガンガーの水位は10M以上変わります
ヴァラナシはガンガー沿いに多くの建物や寺がひしめき合っており、
ガンガーあっての都市であることがわかります。
ヴァラナシにある遺跡

ついに、6時半ごろ夜明けう~ん幻想的ですな~なかなか綺麗
ガンガーの夜明けお勧め度
(これを見なければ、ヴァラナシに来る意味がありません)
サンライズ

やはり、聖なる川ガンガー、洗濯もここでしちゃいます。
私がいるときは、食事の仕度をしているところが見られませんでした。
そして、ガンガー沿いにいたるところにあるのが火葬場。
といっても、ただの薪の山が燃えているだけだけれども…
ガンガー沿いで燃やした死骸をガンガーに流して、それが地に帰りってことかな?
やはり洗濯はします

私が周りの見物に夢中になっていたとき、私のボート漕ぎの後ろに他のボートが!
私は気づかないままいたら、お互いのボートはガツーンッと激突
進行方向に向かって後ろ向きに漕いでいる漕ぎ手はとても驚いていました。
私が、「気づかなくてごめんね。大丈夫?」って聞くと、
漕ぎ手が、「あなたが気づいたら、ぶつからなかったけど大丈夫。No problem」と。
「何でインド人は、いつでもNo problem って言うの?」と聞くと、
漕ぎ手が、「仕事がキツイからね、No problem って言いながら頑張るんだよ」と。

なるほど"No problem"が口癖のインド人の謎がちょっと解けた気がしました。
彼らの殆どが肉体的にキツイ仕事に就いているため(割りに合っていない給料)、
No problem と言いながら、細かいことは目を瞑るくらいじゃないと
やっていけないのだと思います。

でも、インド人の"No problem"は本当に「問題無い」ときにももちろん使うけど、
「問題あり」でも"No problem"と言って言いくるめようとするので注意が必要です


インド6日目~インド人は商売上手

2006-12-29 18:37:36 | 2006.11.北インド+韓国

ホテルに戻ってRaveiと話していると、彼から驚くべきことを聞きました。
「インド舞踊だけど、向こうがRs1500でいいって言ってきたから、予約しといたよ」と。
『えっ?なんで勝手に予約してるのRs1500ってメッチャ高いし』と思い、
それ以前に、割高のプライベートダンスなんて見る気なかったので、
「Rs1500は高いよキャンセルして」と言うと、(値段関係なくキャンセルしたい)
「じゃあ、いくらなら言いわけ」と聞いてきたので、
私はさすがにこれは無理だろうと思い、「どんなに高くてもRs1000」と回答。
その条件でRaveiがインド舞踊の団員に交渉すると、
なんと、あっさりと「Rs1000でいい」と回答が
『嘘でしょこれもうキャンセルできんやん』と泣く泣く承諾
インドには適正価格ってものが存在しないんでしょうか?
普通半額以下に割引って有得ないんだけどね。。。
そんあに値切るなら、「じゃあ見るな」ってことになるんだけど
向こうも割高のダンスを見てくれる客が久しぶりに見つかったので必死なのでしょう。
このダンスグループの必死さは次の日に分かることになります

翌朝はサンライズと沐浴を見るために5時半にRaveiが迎えにくるとのこと。
11時前くらいにすやすやと休みました
気持ち良く寝付いたころ、なぜか部屋の電話が
『なに?こんな時間に?』と思って受話器を取ると…
向こうから男性の声で、(英語が微妙だったから、多分ホテルのインド人従業員)
"Hello, who are you?"
"Oh my god ! I've met you before ."
"You are a sexy girl"
などと言ってきたので、『なんだ、イタ電?明日早いのに~
と問答無用でガチャンと切りました。
普通だったら怖くてどうしようも無いんだろうけれども、
他のことが強烈すぎて、このくらいのことはなんとも思わなくなってました(笑)

今考えると、このホテルは従業員がウザかった
本当にちょっとしたことで私の部屋のドア叩くし、
「何か用?」と聞いても大した用を言って来ないし。
要するに私の部屋に入りたいだけなのか?この男どもは

インドのホテルは大抵はこんな感じだそうです。
ちょっとしたことで構いたがり、隙あらば部屋に入ろうとする。
今まで私が泊まったホテルが良すぎたのかもしれません。
こう考えてみると、インド人の男ってよっぽど欲求不満みたいです
何を考えているか分かりにくい日本人男性よりも正直な感じがするのだけれども…
私はインド人の男性が苦手です