株式会社 渡辺住研 賃貸管理部

東武東上線を中心に約6,000室の賃貸物件を管理しております。
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住宅市場の動向

2005-08-05 08:01:17 | Weblog
こんにちは。渡辺住研管理部です
このたび国土交通省から住宅市場の動向調査の結果が発表されました
注文住宅・分譲住宅・中古住宅・民間賃貸住宅・リフォーム住宅の実態を明らかに

賃貸住宅の入居者は「30代未満・単身または2人世帯」が多くを占めています。
賃貸住居人数は「1人」が26%・「2人」が28.1%と半数近くを占めています。
一方、注文住宅、分譲住宅、中古住宅は「4人」世帯が多く、それぞれ30.5%、40.8%、30.4%でした。

同様の傾向は世帯主の年齢にも表れています。民間賃貸住宅は「30代未満」が40.9%と圧倒的に高い割合です
注文住宅では20代~60代がすべて20%台、分譲住宅は30代が48.8%、中古住宅は30代が30.9%。

賃貸住宅の入居者層は比較的若年層が多いことがわかります

この影響は世帯年収にも表れており、賃貸住宅は450.9万円で最も低くなっています。

賃貸住宅にはマイホーム購入前の若い時代に住むという傾向は依然として強いのですが、不動産を所有するよりも賃貸する方を好む層が増加してきているのも事実です

今後は入居者の年齢層は高齢化し、より所得の高い人々が積極的に入居することが考えられます。

今後の高齢者向けの住宅は注目されていますが、分譲住宅や注文住宅に比べて、賃貸住宅は設備面で遅れをとっているようです。
手すりの設置・バリアフリー化・通路の幅の検討が要求されています。

新しいニーズの取り込みと動向を把握していきたいものです