先週末は、F1アゼルバイジャンGPでした。
前戦のオーストラリアGPから1ヵ月ぶりです。
F1は8月に3週間のサマーブレイクがあるのですが、それ以外で3週も間が空くのは珍しいです。
実は4月に中国の上海GPが予定されていたのですが、中止になってしまいました。
理由は新型コロナ。
中止が発表されたのは昨年の12月初めなので、その頃はまだ入国緩和の見通しが立たなかったんでしょうね。
さて、1ヵ月ぶりのレースは今シーズン初のスプリントレースがありました。
F1は通常、金曜日にフリー走行1回目と2回目、土曜日にフリー走行3回目と予選、日曜日が決勝というスケジュールです。
2年前に初めて導入されたのですが、観客に3日間を通じて楽しんでもらいたいというのが狙いのようです。
去年までは、金曜日にフリー走行1回目と予選、土曜日にフリー走行2回目とスプリント予選、日曜日が決勝でした。
予選の順位がスプリント予選のスタート順、スプリント予選の順位が決勝のスタート順。
今年は、金曜日にフリー走行と予選、金曜日にスプリントの予選とスプリント、日曜日が決勝になりました。
金曜日の予選の順位が日曜日の決勝のスタート順となり、土曜日のスプリントが完全に独立しました。
しかもこのフォーマットが決まったのがレースの週の火曜日。
バタバタしますねぇ。
私も実のところよくわかっていませんでしたよ。
結果は、土曜日のスプリントも日曜日の決勝もレッドブルのペレスが勝ちました。
ペレスは市街地サーキットに強いんですよね。
決勝ではフェルスタッペンがセーフティカーが出る直前にピットインしてしまい、タイミング的にアンラッキーで、ペレスの後ろになってしまいました。
マシンのバランスがイマイチだったのか、その後もペレスを抜けず結局フェルスタッペンは2位でした。
レッドブルがワンツーなのでいいんですけどね。
スプリントもポイントが付与されるので、ペレスが大量ポイントを獲得して、ドライバーズランキングトップのフェルスタッペンと6点差まで迫ってきました。
私は、日本製のホンダ製パワーユニットを搭載しているチーム(レッドブルとアルファタウリ)を応援しているので、フェルスタッペンとペレスのどちらが勝ってもいいのですが、個人的にはなんとなくですがフェルスタッペンが勝つ方がうれしいです。
ペレスも好きですよ。
性格いいし。
フェルスタッペンの方がチャンピオン気質だなと感じます。
性格はあまりいいとは言えない面もあるかも。
ペレスはフェルスタッペンのアシストをするけど、フェルスタッペンはペレスのアシストをしません。
昨年も最終戦で、年間ランキング2位がかかったペレスのために順位を譲れというチームの指示を無視しました。
イヤなやつですね。
でもそれぐらいでないとチャンピオンて獲れないと思うんですよ。
嫌われてもいいからこれからもガツガツ行ってほしいと思います。
そしてそんなフェルスタッペンよりも推しているのはやっぱり角田裕毅です。
唯一の日本人ドライバーですからね。
昨年の日本グランプリで、角田ファンとして全世界に生中継されてしまって以来、すっかり角田推しの私です。
→「F1日本グランプリ観戦記 3(事件です!)」
今シーズンのアルファタウリは空力バランスが悪いのかなんなのかとにかくマシンが遅いんですよ。
そんな最低のマシンながら、初戦11位、2戦目11位、そして3戦目には10位で初ポイント獲得と、角田はがんばっています。
4戦目のアゼルバイジャンGPも10位で見事1ポイントゲットしました。
すごいと思います。
角田もすぐに熱くなるタイプで、F1デビューからの2年間はすぐにスピンやクラッシュしてマシンを壊すことも多かったけど、今シーズンは落ち着きが出てきたように思います。
メディアのインタビューを聞いていても、コメントが大人になったなぁと。
川井ちゃん(フジテレビNEXT解説者の川井一仁氏)も言っていたけど、このまま11位、10位と少しずつ上げていけば、日本グランプリでは表彰台上がれるんじゃないの、と期待しちゃいます。
さらには来シーズンにはレッドブル昇格もあるかもという噂もチラホラ聞きます。
ペレスの契約が2023年までなので。
とにかく今は自分ができる最大限のパファーマンスを見せることですね。
引き続き、角田裕毅を応援します。
ところでF1会はみんなの都合が合わず集まりませんでした。
ゴールデンウィーク中ですからね。
ヒマなのは私だけか…
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