夜中に何度、目が覚めただろう。
いや、寒くていくらも眠れなかったはずだ。
それでも無事、朝を迎えることができた。
いよいよ日中線の最終日。
撮影地だけは事前に調べて、
上三宮の鉄橋を予定していた。
でも、そこまで何で行くんだ?
タクシー使うほどの金はない。
ならば、二本の足で歩くしかない。
喜多方、会津村松、上三宮。
たった2駅じゃないか!
気合を入れて出発したものの、
足もとは普通のスニーカー。
道路は、湿りきった春の雪が積もり、
グチャグチャ(ToT)。
あの時、なぜ長靴を履いていかなかったのだろう。
そして、上三宮は信じられないほど遠かった。
靴もズボンもずぶ濡れで、心が折れそうだった。
何度も何度も「最後に日中線を撮るんだ!」と
自分を鼓舞し続けた。
どれだけの時間、歩いたかなど忘れてしまった。
そして除雪もされていない鉄橋のたもとにたどり着き、
念願のカットを撮ったのだ。
1984.3.31
日中線 上三宮付近
我ながら、1カットに賭けるその根性に感心する。
若いって、なんて素晴らしい!
そんな状況下で、返しの上り列車も撮ってる。
1984.3.31
日中線 上三宮付近
スゴいぞ、俺っ!
いや、寒くていくらも眠れなかったはずだ。
それでも無事、朝を迎えることができた。
いよいよ日中線の最終日。
撮影地だけは事前に調べて、
上三宮の鉄橋を予定していた。
でも、そこまで何で行くんだ?
タクシー使うほどの金はない。
ならば、二本の足で歩くしかない。
喜多方、会津村松、上三宮。
たった2駅じゃないか!
気合を入れて出発したものの、
足もとは普通のスニーカー。
道路は、湿りきった春の雪が積もり、
グチャグチャ(ToT)。
あの時、なぜ長靴を履いていかなかったのだろう。
そして、上三宮は信じられないほど遠かった。
靴もズボンもずぶ濡れで、心が折れそうだった。
何度も何度も「最後に日中線を撮るんだ!」と
自分を鼓舞し続けた。
どれだけの時間、歩いたかなど忘れてしまった。
そして除雪もされていない鉄橋のたもとにたどり着き、
念願のカットを撮ったのだ。
1984.3.31
日中線 上三宮付近
我ながら、1カットに賭けるその根性に感心する。
若いって、なんて素晴らしい!
そんな状況下で、返しの上り列車も撮ってる。
1984.3.31
日中線 上三宮付近
スゴいぞ、俺っ!