2022年の暮れに一度チャレンジした
フラワー長井線での夜の流し撮り。
その時は、鉄道むすめのYR-887で、
室内灯が白色灯だったため、
どこか寒々しい感じがした。
それ以来、YR-882でリベンジしたいと
ずっと思っていた。
しかしこの冬は暖冬で積雪が少なく、
休日に出かけるチャンスもなかったのだが、
ようやく一面の雪景色になり、
土曜日、夕方まで仕事をした後、
フラワー長井線まで出かけてきた。
どの車両が運用に入っているか分からず、
YR-882が来るかどうかは運次第。
前回撮影した時庭の踏切近くで、
三脚にカメラをセットし、
赤湯行きの通過を待っていると、
やがて遠くから警報機の音が聞こえてくる。
近づいてくる車両に目を凝らすと、
オレンジ色の暖かな光が、
窓の外の雪面を照らしている。
2024年1月27日
山形鉄道フラワー長井線
南長井ー時庭
YR-882
わざわざ仕事帰りに
ここまで来た甲斐があった。
このチャンスを逃す手はない。
撮影後はすぐに機材を片付け、
次の西大塚駅へ向かった。
今年最初のカシオペア紀行は
仙台行きの昼行。
昨年2月に運転された際には
わずかだが前日に雪が降り、
白い景色の中を行くカシオペアを撮影できた。
※2023年2月13日のブログ記事
今回は日差しもなく、
小雪だけが舞う殺風景な中を
通過して行った。
天気ばかりはどうにもならないが、
今年も週末の楽しみとして、
運転されることを願う。
2024年1月7日
東北本線 安達ー松川
9011レ(カシオペア紀行 仙台行き)
元旦に起きた能登半島地震。
被災地の映像を見ていると、
12年前のことを思い出す。
とても他人事とは思えない。
家の中がめちゃくちゃになり、
片付ける気持ちも失せて、茫然としたこと。
停電し、水道が使えず、
復旧まで何日も要したこと。
ガソリンスタンドに何日も、何時間も並び、
ようやく20リッターだけ給油できたこと。
ただ、家族がみな無事であったことが、
何よりの救いだった。
今回の能登半島地震では、
震度7の揺れに加え津波、そして火災も発生し、
まちは壊滅状態にあるという。
もう、かける言葉もない。
あの時、CMで流れていた、
『日本の力を信じてる』。
きっと、立ち上がれるはず。
心から応援しています。
カマ鉄オモシー組合
写真さえ撮っていれば幸せ