不思議 6

2021-07-19 07:32:43 | 日記
うとうとしている間に自分以外の乗客がいなくなった。

車窓の景色は真っ暗で何も見えない。

まぁ、自分が降りる駅は、まだ先だし…、貸し切りの車両を満喫しよう!

…そして、また、睡魔…。

どうしたんだろう…やたらと眠い…。

プシュー…。

扉が開く音…。

うつらうつらと聞いていた。

「…この間の…」

「…山の中に…」

何人か乗って来たようだ…。

ゴトン…。

動き出した。

睡魔と闘いながら目を開けると…あれ?誰もいない…。

隣の車両の声かな…。

それにしても、眠い…。

この異常な眠さは、まるで睡眠薬でも飲まされたようだ💦

「わたしの…」

「そうそう…」

話し声は聞こえる…。

隣の車両からの声がこんなに近くに聞こえるはずがない💦

プシュー…。

え?また?

走り出して1~2分しか経ってないのに…。



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