隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

例の指輪

2005-08-23 | いろいろ
塾なので録画してあげてた「本当にあった恐い話」を私以外で3人で見てる。
私は恐いのは見たくないから1人食卓で別の番組を見ていた。
時々「ひぃぃー!!」と娘の雄叫びが聞こえる。その声が恐い。

大声出そうと思ってら出るやん、バスケのゲーム中にもそんな声を出したらいいのに。

私は恐がりだし霊感とかまるでないけど、昔とても不思議な体験をしたことがある。

私の婚約指輪は、何もしてないのに3回傷がついた。
買ったはいいが私は指輪なんてめったにしない。一番最初にしたのは結婚式の日で
その次に出したのは「虎の穴」の畑やんの結婚披露宴に出席する日だった。

着飾ってさあ最後に指輪でも、と箪笥から出したそれはガツンガツンとえぐったような
傷がつきおまけにぐにゃりと曲がっていた。私は貴金属は詳しくないので一生懸命に
もとの形にもどそうとしたけど、曲がったままでビクともしなかった。

指輪は今では珍しいⅤ字と、芸能人が記者会見で見せるような普通のダイヤモンドが
ついてるセット物で、同じように2個とも傷がつき曲がっていた。

買った店に持って行ったら「力仕事でもしたんですか?」と聞かれたが、それくらいで
こんなに曲がったり傷ついたりしないよね。一応18金だし。

店の人も首を傾げながらも数日間預けてたら元通りに直してくれた。

その次につけたのは、やはり「虎の穴」の、その指輪を買った店に前勤めてて私達に
紹介してくれた女の子の結婚式だ。

最初に傷がついた時一緒に店についてきてもらってたので、新婚旅行のおみやげを
持ってきてくれた時「あの指輪綺麗に直してもらったよー」と箪笥から出して見せたら
・・・・又傷がついて曲がってた。

さすがに私はその時指輪を放り投げてしまった。

つい最近だから今度は記憶は確かだった。あの日たった3.4時間しかつけてない
他に何もしてない・・・・ものすっごく恐かった。
私達は又買った店に持っていき、直してもらった後ずーっと店に保管してもらっていた。

3回目につけたのは旦那の弟の結婚式だ。店に引き取りに行ったら「その後どこも
どうもならないですよ」と渡された。

大阪での結婚披露宴の席で、隣の義母に「これが例の指輪ですぅ」と見せたりして、
宴の途中で指輪を見たら・・・どうもなかった指輪に・・傷がつき始めていた。

私は気味が悪くて、そのまま義母に日田に持って帰ってもらいお祓いをしてもらった後
日田在住の旦那の歯科技工士の友達に根元から切ってもらい分厚いリングにした。

そしてやっと指輪は傷がつかなくなった。おしまい。


今も家にその指輪はある。時々箱を開けて見るけど今のとこ大丈夫だ。だってあれから
その指輪してないもん。

今思うと、指輪は結婚式につけてた後おかしくなっていたようだ。でも、と言うことは
私がつけた後ってことにもなる。

とにかく、指輪は私達の何かの犠牲になってくれてたと信じる。信じようとした。
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