隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

隣の「ほ-」

2005-06-03 | ばいの国
私の年間休日は親会社のカレンダ-通りらしいと言うのが判明した。昨日本社からの電話で、
連休中に福岡に合わせて出勤した日は、実は休日だったので振替をとって下さいと言われ、
急遽今日お休みもらった。

「いつにしますか?」と急に聞かれても2ヵ月の間にしか使えない振替は、娘の中体連には
使えないし、今のとこ休みたい用事もないし「じゃ明日取ります、あ、ちょっと待って下さい
I井さん(上司)明日休んでいいですか~?」「いいよ~」と、いつでも休める仕事なのが
嬉しいような寂しいような。

と言うので今日は山川へ、米、野菜を仕入れに帰る。

途中、瀬高の「卑弥呼の里」って最近できた道の駅みたいなとこで、母の畑、いや、菜園には
なさそうな野菜を買い出す。さすが209号線沿いでも回りは田んぼの道の駅、野菜が安い。

山川に着いて昼食後、母方の伯母さんとこに梅の実を頂きに行く。
10人兄弟の中で、一番母と似ている伯母さんは隣の隣の町に住んでいるが住所は熊本県。
20分くらいで着くが、信号が殆どない道なのでけっこうな距離ではある。

車中「今年の梅は小さからしかったいね~」とあまり乗り気そうでない母の様子が窺えるが
いつでも何でもあげると言われたら結局もらってしまう、そう言うとこはよく私と似てる。

伯母さんとこに着くと、あらかた梅はちぎってもらっていたが、せっかくだから梅ちぎりを
体験する。みかんも梅も「ちぎる」って言うけど標準語ではなんて言うんだろう?

梅はまだまだ木にびっしり生っていた。実が青くかたい梅はしばらく置いておくと桃に似た
美味しそうな匂いがしてくる。数個あるだけでも芳香剤の代わりになるくらいだ。
でもこんなたくさんの梅をそこまで置いたままにしてたら梅酒も梅ジュ-スも作れなくなる。

先週の絵手紙教室の時描いた小梅も片面が少し赤みがかってきてて美味しそうだったな。
でも食べると腹壊すんよね、食べたことはないけど。
そう言えば、銀杏の実も生で食べると腹壊すから絶対食べるなって昔から母は言っていたな。

銀杏の実が落ちる時期になると、毎年恒例で言う母の例え話はとても変わっていた。
「生で食べたら腹を壊すぞ、腹壊すとうんこをお茶碗3杯食べても治らんぞ」

聞く度に、痛みで油汗垂らしながら4杯目のうんこを食べるとこを想像する。4杯目で治るわけ
ではないだろうが。この変な例え話は母が誰かから聞いたんだろうか?オリジナルなんだろうか?

いつもいつも思い出す度に、この変な話のル-ツを聞こうと思いながら今回も忘れていた。
マンションの前の通りにも銀杏の木があるので、実は私も子供達に言ったことがある。

支離滅裂な話で子供達に突っ込まれると「とにかくうんち3杯食べてもその痛みは治らんのよ」
とやはり母と同じことしか言えない。痛いのにうんちまで食べるってやっぱりおかしい。


梅の木を背伸びしてちぎっていると、おじさんがひょいひょいと木に登りナタでがつんがつんと
枝を切ってくれた。おじさんは80近い、田舎のお年寄りは元気だ。伯母さんも腰が悪くて
曲がってるけど私より動きがすばやい。

籠とコンテナに一杯づつ梅の実をもらい、おじさん伯母さんの元気な姿も見れてよかった。
「さよなら~ありがとうございました~(長生きしてね~)」

山川が「ばいの国」だったら伯母さんとこは「ほ-の国」だな、話の頭に「ほ-」って必ず
つくもんな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気になる2人 | トップ | 今日の子供達 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ばいの国」カテゴリの最新記事