隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

我が家の理不尽王

2005-03-01 | 家族+さくら(猫)
いつものように腹筋にて治療後、受付に戻ったら待合室の椅子にぎっしり
人々が座っていてびっくり!
ぎっしりっちゅうても小さい医院だから7人くらいだけど。

通い始めて7ヶ月目、この医院で一度に2名以上の人を見たことはない。
その2名の時も1人は付き添いだ。

座る場所もないし、なによりみんなすごく具合悪そうで押し黙って暗い。
まるで病院だ・・病院だった。

受付の背中側の薄い壁隔てたいつものベットで、さっきまで私はナ-ス相手に
ものすごくくだらない話をダラダラしていた。
この具合の悪い人々はどんな思いで聞いていたんだろう。ヒ-

元気のいい患者なんて私達くらいのもんだから静かなのは当たり前なんだけど
狭い医院では誰かが来院した気配はすぐわかる、なのに・・。

私は幽霊を見たみたいに一瞬ゾッとしたのだ。


息子は今日、卒業する先輩達を送り出しに行った後そのまま天神へ行ったようだ。
またまた薄汚い古着を2着650円で買ってきていた。
今度こそ、廃品回収から流れてきたんじゃないか?と思われるような服だったが
息子が満足してるので何も言わなかった。

まだ若いから古着きても大丈夫やろ。
私とかが古着きたら本当にしょぼいの全開になるもんね。


息子は帰ってまず一番先に冷蔵庫を開け、その次にサクラを探す。
サクラに抱擁しながら、私に一方的なラブラブぶりを見せにくる。

私や娘と違い、力が強い息子にサクラはあきらめの境地でなすがままにされている。
無理やり頬擦りされるサクラの目は虚ろだ。

「ちっ、帰ってきちゃったよろん介・・わかったから早く下ろしてくれんかな・・」と
物言わぬサクラの為に私はいつもアフレコをしてやる。

サクラはそろそろ避妊手術をしなければいけない。
先日、糸井重里の「ほぼ日」でじゃっくにこらうすてりあ??(名前うろ覚え)の
赤ちゃんを見て、私は切実に、サクラにも赤ちゃんを産ませてあげたくなった。
いや、私がサクラの赤ちゃんを見てみたいのだけれど。

しかし、それは息子が赤点とらない事より難しい。
お父さんは相変わらずサクラを目の敵みたいにしている、サクラが人間だったら
絶対にぐれてると思うほどだ。

この件について「拾ってきたのはお父さんやろ」と言う不条理は我が家では通用しない。
子供達には、こういう人もいるけんね、と教えるしかないのが現実だ。
サクラがぐれないように私達だけは可愛がってあげるのだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トルネ-ドステッパ-その後 | トップ | 胸やけランチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家族+さくら(猫)」カテゴリの最新記事