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信越線北長岡駅 半分化されていた!

2014-06-24 22:19:39 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 先週末に群馬の115系電車を見に行ったところ、北長岡駅の一部が重機の餌食になっているのを目撃しました。てっきり半分化だと思いましたが、翌日に訪問したところ、まるまる改築されることがわかりました。昭和21年3月築の立派な木造駅舎でしたが、無人化されて久しく、ここにきて改築と相成ったようです。
 そもそも、北長岡駅はどんなシチュエーションの駅なのか。長岡市の蔵王地域にあり、長岡駅から新潟方面に向かって1駅目です。駅前は工業地帯ですが、中越高校のお膝元ということもあり、高校生の利用が目立ちます。
 それでは、北長岡駅の改築工事の模様を見てみましょう。



まずは現在の駅舎から。三角屋根の木造駅舎で、立派なファサードが付いています。右手には「城岡停車場」の碑が。



この駅は単なる三角屋根の駅舎ではありません。以前は「丸」の部分も駅舎の一部でした。旧駅事務室でしたけど、私の学生時代は陶芸の工房となっており、陶芸体験したことがあります。



「丸」の部分を拡大。単に取り壊されたのではなく、基礎の部分まで掘られています。そう、この部分に新駅舎がつくられることになっています。



現駅舎の内部。右手の壁の部分にベンチが数列置かれており、自動券売機もあります。よく見ると、左側の部分が一部削られています。以前は、エントランスの左手にベンチが3列並んでいました。尚、トイレはエントランスの右手奥にあります。



駅舎からホームに進む時は左手に進みますが、「仮通路」で一旦右に迂回させられます。その後、もとの通路に復帰して階段を上がって右折すると、長い跨線橋で上越新幹線をくぐります。



ようやくホームに下りました。島式ホーム1面2線の構内です。上越新幹線の西側には保線基地が。



最後に工事のお知らせを。今年の5月中旬から始まりました。元工房の部分が重機の餌食になったのは、つい先週のことと思われます。8月下旬には新駅舎供用開始の予定ですが…。


 北長岡駅の改築レポートは以上です。地上駅舎を改築する場合、一般的に「仮駅舎建設→旧駅舎解体→新駅舎供用開始→仮駅舎解体」という手順を踏みますが、今回のケースでは仮駅舎を建設せずに新駅舎をつくっているのです。北長岡駅の新駅舎は、旧駅舎に比べて小ぶりになるのは確実です。新駅舎完成後、現駅舎が解体されるでしょう。8月の終わりになったら再訪するつもりです。


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