山田線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本高崎支社は9日、211系電車をリニューアルし、来たる8月22日より上越線、信越線(高崎~横川)、吾妻線に順次投入していくことを発表しました。ドアを押しボタン式に変更し、ドア下にはノンスリップを設置するということです。これに伴い、現在運用中の115系、107系は順次淘汰されます。「一村一山 上越線」もいよいよロングシート時代の到来です。
さて、本題に。15時25分発の「106急行」(岩手200か19-89)で腹帯を出発。先ほどの道路工事のせいか、12分ほど遅れていました。
15時43分に茂市バス停に到着。鞭牛和尚生誕の地ということで、同氏の銅像が設置されてました。
陸橋から茂市駅の構内を。嘗て岩泉線が分岐していたということで、2面3線+保線用側線1本の構内です。
交差点を左折して坂を下りると新里郵便局が。合併される前は新里村でした。
数分ほど進むと茂市駅に到着。昭和9年築の木造駅舎です。平成26年3月にちょっと形式美を損なうような庇が設けられていますが、それにはちゃんとした理由があるのです。
それは、岩泉線の後継である東日本交通のバス停です。ほぼ岩泉線時代のダイヤを踏襲しています。
で、跨線橋の袂には仮設タイプのトイレが。平成26年3月に設置されました。
では駅舎の中へ。委託ながらも窓口があり、営業時間は5:10~21:20です。ホーローの駅名板が残され、駅内文庫も設けられています。
天井には在りし日の岩泉線の写真集が。岩泉線は、平成22年7月31日の土砂崩落で事実上廃線となってしまいました。
時刻表を。所定では下り8本、上り6本です。当駅折り返しは2往復です。
駅ノートに書き込みしてホームへ。跨線橋は開業当時からと思われる木造です。
2、3番線の島に行くと、1番線には「キハ110-137」が止まっていました641Dで到着し、640Dで折り返すに違いありません。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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