今日から9月30日まで東北一円でディスティネーションキャンペーンが行われ、東北各地の「のってたのしい列車」には東北DCのヘッドマークが付けられることになっています。しかし、宮城県や山形県では新型コロナの感染拡大が甚だしく、独自の緊急事態宣言が出される事態になっています。そのため、団体臨時列車「巡るたび、出会う旅。東北号」は運転中止を余儀なくされています。
さて、これからお伝えするのは、2020年7月23日(木)〜26日(日)の「真夏の津軽線駅巡り」です。津軽線の全駅下車を達成し、青森県内の改築駅舎を数駅巡ったものでした。しかし、当初は「山陰本線全駅下車への道・第10回」にする予定でした。しかし、6月の時点でも東京都や大阪府などで感染拡大が酷くなっており、確保していた航空券をキャンセルしました。その代わりにフェリーの船室や青森駅前の東横インの客室を確保したので、今回のプランに至りました。奇しくも、これは秋田の国鉄形気動車の乗り納めとなりました。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2020年7月23日(木)。自転車で新津駅に行き、信越線3375M(E129系B7編成)で新潟駅へ。この日が休日ダイヤであることを忘れていて、臨港病院ゆきの最終バス(新潟200か830)は21時32分に。
21時50分に末広橋バス停に到着。速足で「らいらっく」の所に行くと、ちょうど乗船開始の時間。
ツーリストBで秋田までひと眠り。ショパンのピアノ協奏曲第2番を聞くと、新日本海フェリーに乗っているという感慨を覚えます。
5時35分に秋田港に到着。フェリーターミナルを出て一般道路に出ると、うず高く積まれたコンテナに目を奪われました。
程なくして、秋田港駅の看板クルーズ列車の乗り場なので、拙ブログでは踏破可能な駅としては扱いません。
広場を進むと、平屋の駅舎が新型コロナウイルス感染症拡大で海外渡航が大きく制限されている今、秋田港駅が本来の機能を果たすのは一体いつになるのやら。
で、秋田港駅の構内には、輸出を待つ24系客車が何両も待機してました尚、秋田臨海鉄道は、昨日限りで鉄道事業を廃止しました。
国道7号に出ると、土崎みなと歴史伝承館を通過。昨年の「港曳山祭りのしおり」には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で曳山祭りが開催出来ない悔しい思いが記されてました。
6時10分頃に土崎駅に到着。待合室は何だかバージョンアップされたような。
6時22分発の奥羽本線1635M(701系N11編成)でまずは大館へ。席に座ると、持参のパンで朝食タイム。
下川沿駅ではしばらく停車。EF510-502の牽引するカモレと交換。
8時2分に大館駅2番線に到着。2面3線+側線数本の構内です。
1番線に行くと、ホーム上にハチ公神社が流石は秋田犬の里。
話が変わりますが、北陸鉄道は今日、ダイヤ改正を実施しました。浅野川線では、9時、15時、19時台を3往復→2往復に減少し、6本削減しています。また、内灘発の終電を8分早めています。一方、石川線は、17時台を3往復→2往復に、10、12時台をそれぞれ2往復→1往復に減少し、平日で10本、土休日で4本削減します。また、始発については上下とも20分繰り下がり、終電については下りで55分、上りで68分繰り上がります。これは、このコロナ禍で香林坊などで飲む方が激減しているからではないでしょうか。
そしてもう1つ。JR九州は昨日、鹿児島〜竜ヶ水間の磯地区に新駅をつくる覚書を「磯新駅設置協議会」と締結したと発表しました。2024年春の開業を予定しています。仙巌園や集成館などが近いということです。
つづく