10時55分に溝口駅に到着。
駅舎撮影を終え、踏切を渡って商店街へ。坂を上がって広場を通ると廃寺跡に到着。そこは本堂と見まがうほどの聖徳太子太子堂でした。本堂は広場の部分まであったに違いなく、さぞかし大きな寺院だったのでしょう。
その代わりといっては何ですが、聖徳山円覚寺が建っていました。
寺から下りると出発まであと5分。何とか、定刻にやってきた11時17分発の5627M(103系H5編成)に乗車し、播但線最後の未踏破駅を目指しました。
11時21分に福崎駅2番乗り場に到着。普通列車の半数近くが折り返す駅で、2面3線の構内を有します。
改札を抜けて駅舎の中へ。左手には「みどりの窓口」があります。右手には待合室があります。そこにはKIOSKがありましたが、現在は閉店しているようです。
それでは駅舎撮影といきたいところですが、日本コカコーラの方が仕事しており全貌が撮れなかったです。とにもかくにも、播但線全駅下車達成。
折角なので、駅前をざっと見てきます。駅舎の向かいは、モミの木の聳え立つ「えきまえ夢ひろば」となっています。平成14年11月に整備されました。
駅前はちょっとした商店街になっています。中小の町の主要駅の前に多いパターンです。
バス停まで進むと、柳田國男の歌碑がありました。「をさな名を 人に呼ばるる ふるさとは 昔にかえる ここちこそすれ」。『遠野物語』などの著書が有名で、日本民俗学の父といわれた人ですが、生家はここから東方2kmです。
駅舎の近くまでくると、何か道標がありました。達筆すぎて読めませんが。
11時40分にコカコーラの方が帰られたので、改めて駅舎撮影。昭和11年4月築の、切妻屋根の木造駅舎です。トイレは右隣にあります。
ファサードの部分を拡大。地面より一段高いです。右隣にミニ庭園があります。
福崎駅は近畿医療福祉大学への最寄り駅ですが、3kmくらい離れておりシャトルバスも出ています。平日の夕方ともなれば華やかになるでしょう。
播但線全駅下車達成の余韻に浸る間もなく、11時48分発の5634M(103系H8編成)に乗車して姫路に戻ります。103系電車とはしばしお別れです。
続きはこちら
<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>