
網代から5分ほどで宇佐美に到着。交換可能な対面式ホームをもち、熱海方に跨線橋があります。

昭和14年9月築の木造駅舎が現役で駅員も居ますが、窓口業務は行なっていないようです。この駅も近くに温泉街があります。

スケジュールの都合上、名残惜しいまま20分後の521Mにて伊東へ進みます。185系B2編成で、鉄道雑誌にしばしば取り上げられる「乗り得列車」の1つです。その途中に、超有名ホテル・ハトヤが見えました。

9時48分に終点・伊東に到着。2面3線+電留線3本を有する構内をもち、1番線には立ち売り店がいくつも見られます。

改札を抜けて南国風の駅舎に出ました。伊豆観光の拠点駅ということもあって、左手にみどりの窓口が複数ブースあります(営業時間は6:30~20:00)。右手に転じれば、ドトールコーヒーという喫茶店があり、その中にニッポンレンタカーの扱所があります。周辺は喧騒に満ちていて、土産物屋だらけです。
そんな私もホーム内の売店で315円の草団子を購入し、10時15分発の5638M(8000系TA4編成+TB5編成)にて熱海方面に戻ります。ボックスが空いていないので、海外旅行の女性(多分、中国人)と相席させてもらい、海を見ながら戻ります。

10時36分に来宮に到着。伊東線は島式ホームの1面2線ですが、傍らを東海道線が通じています。発メロは、1番線が「Verde Rayo」、2番線が「Water Crown」です。

改札をくぐって駅舎に出れば、伊東線全駅下車達成です


駅から右手に歩いてガードをくぐったところにある来宮神社を訪問し、遅ればせながら初詣を果たします。この神社には禁酒の神様が祀られており、禁煙・禁酒を目指す方の参詣が多いようです。

参拝を終えた後は、この神社を有名にしている樹齢2000年の大楠へGO!

半周以上して根元の部分を写し取ってみました。樹齢相応の風格を感じます。1周すると、寿命が1年延びるといわれています。

第2大楠を眺めて来宮駅に戻りました。尚、残りの5本は、残念ながら120年前に伐採されています。
つづく