思い出(家族)

2014-01-01 00:56:23 | 日記・エッセイ・コラム
僕の家は、ばあちゃん(ツイ)、父母、姉兄、僕の六人家族であった。
僕の家は、農家であり1丁2反の水田と畑が有った。
父は、近くの農業高校へ実習助手として勤め、温室の管理を行っていた。
農業高校では、牛を飼っており、毎日牛乳を家に持ち帰っていた。
よって、家族は牛乳好きで、毎朝沸かして飲んでいた。
農高は歩いて行ける距離であり、父は毎日9時に出かけ、午後5時には牛乳が入った一升瓶をぶら下げて帰宅していた。
父が帰宅時に一升瓶を持って、少し内股で歩く姿が懐かしい。「父さんが帰って来た。」とよく見ていたことを思い出す。
父がサラリーマンで有った為、水田の作業は母の負荷となり、母の病気につながることに成る。
僕が中学に入る時には、ばあちゃんはすでに亡く、姉は就職(小学校教員)で家を出、兄は大学で千葉へ行ってしまった。
なお、姉の初任地は、留萌の北の遠別町歌越小学校であった。(現在歌越駅は廃駅と成っている。)
よって、僕の中学、高校時代は父母との三人家族であった。