真剣交際中の女性会員さんが、結婚を覚悟する際に
「そこまで大好きというわけじゃないけど、
一緒にいて楽しいし、それでいいんですよね？」
と相談してきました。
「も、も、もちろん！
これからの人生を2人で末永く過ごしていくんだから
一緒にいて居心地の良い相手と結婚するのが1番よ～
ま、ま、まじで！」と自信を持って回答したら、
すぐに納得して成婚退会していきました
大そういい年齢になってきたら、
大恋愛というのはなかなか難しくなるんで、
やはり心と心の結びつきを重視したほうがいいです。
でも、多くの女性が望む、幸せな結婚というのは、
大恋愛の末に結ばれる結婚だと思います。
恋愛結婚への憧れもあるんでしょう。
というか、若いうちは「結婚って、そういうもんだ」
と考えてますもんね
だから、交際の浅いうちから、
「凄くいい人だとは思うけど、恋愛対象にはちょっと」
と早々に考え始め、
そのうち、あるゆる場面を想像し、あらぬことを妄想し、
ありえない展開までも予測し、「あ～やっぱ無理だわ」
となることが多いのかもしれません
もちろんその恋愛結婚願望は、よくわかります。
しかし、
誠に残念なことでありますが、
交際中のときほどの恋愛のトキメキは、
結婚したその日からなくなります・・・
ほとんどの独身女性が
この事実を知らないまま結婚していきます。
結婚してもラブラブの恋人同士のままでいられる
と思い込んでいるわけですね。
ところがですよ、
結婚というのは、現実の生活そのものです
夫は素敵な恋人から生活する上のパートナーとなり
サタデーナイトデートの淡いトキメキやワクワク、
玄関にある電話で親に隠れてするウキウキのコール、
会えない時間にメソメソしながらの寂しい1人晩酌、
薄目を開けて甘い口づけを交わすときのドキドキ、
このような彼を思う熱い気持ちはなくなります。
ときどき会ってホテルラウンジのカウンターに座り
2人で目を見つめ合いながら愛を語っていたのに、
これからは毎日ちゃぶ台を挟んで新聞読みながら
親戚のじいさんの香典の金額の話をするんです
早く会いたくて会いたくて仕方なかった人が、
朝も晩も土日の昼間もパンツ一丁で尻を掻きながら
台所を食いもの探してウロウロしているんです。
そのまま軒先に出て行ってしまうこともあります
話す話題も、近所付き合いのこと、町内の噂のこと、
年老いた親の介護のこと、スーパーの肉の値段のこと、
マンションのローンのこと、ふとんの干し方のこと、
電気代の節約方法のこと、枕元に出るゴキブリのこと、
ロマンティックな雰囲気など1つもありません
あっ、夢を壊しちゃいますね～
つい実体験に基づいてすらすら書いちゃいました。
もちろん例外中の例外もありますから凹まないでね
要するに、大恋愛結婚が成功したとしても
すぐにシビアな現実に直面して恋愛感情から生活感情
に移ってしまうことが多いんで、
そこまでガムシャラに恋愛関係を求めなくてもいい
と思ってしまうわけです
やはり、いつもお互い安心して自然体でいられる相手
と信頼関係で結婚したほうがいいような気がします
さっ、明日も楽しく婚活がんばっていきましょうね～
ではでは
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