ヨナの福音こばなし帳

オリジナルのショート・ストーリー。一週間で一話完結。週末には、そのストーリーから人生の知恵をまじめにウンチクります。

王子と靴磨き少年(7)ウンチク後編

2008-12-07 | 王子と靴磨き少年/ ウサギの国の危機
私たちは、ちょうど、ストーリ-のピーターみたいなものです。

生活の中で問題があります。そして、心のどこかで、神様に解決を求めています。でも、どうやって神様に会い、自分の問題を聞いてもらい、解決を得ることができるか、よくわからないのです。

自分が神様の前に出るのに相応しくないことを、どこかで気がついています。神様は完全に聖なる方であり、自分は完全に罪の性質を持っていることを、理性で否定しようとしても、心は知っているからです。

イエス・キリストは、そんな私たちを父なる神様と引き合わせてくれる「道」のような存在です。ちょうど、ジョージがピーターを連れてお城に入り、お父さんである王様に紹介したようなものです。

わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。
わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
(ヨハネの福音書 14章6節)

あなたが、どのような存在、どんな立場、どのような生活をしてきたかは、問題ではありません。あなたが、イエス・キリストを自分の生活の導き手とするなら、あなたは、神様の前に安心して立つことができます。神様の権威あるわざを期待できます。日常生活的に、神様と会い、親しく時間を過ごすことができます。


クリスマス。それは、ピーターの前にジョージが現れたように、イエス・キリストがあなたのところに来てくださった出来事です。


マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。
この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。
(マタイの福音書 1章21節)


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