けっきょくのところ、問題は、使い方にあるようです。本当に、見るべきものを見ることに時間を使っているか、聞くべきものを聞くために労を注いでいるか、ということです。
「パパラギ」(立風書房)という本があります。私たち、「文明人」が、どれほど「どうしても必要なこと」以外のことに心を占められて、実際は「貧しく」ありながら、「富んでいる」と勘違いしているかが、物語られています。とても読みやすく、堅苦しくない、それでいてインパクトのある本です。超オススメです。
聖書に、ある姉と妹のことが記されています。あるとき、イエス様が彼らの家に来られました。姉のマルタは、もてなしのために、あれこれと気を使い、動き回っていました。ところが、妹のマリヤは、イエス様の話に聞き入っていました。
イライラしたマルタは、イエス様に、ちょっと小言を言いました。「主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください。」
イエス様は答えました。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
何を見、何を聞くか、それを選ぶのはあなたです。どのように時間を使うか、何のために労を注ぐか、それを決めるのはあなたです。どうしても必要なことはわずかです。本当は、もっとゆったりと落ち着いたゆとりのある生活ができるはずなのです。
主は私の羊飼い。
私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、
いこいの水のほとりに伴われます。
(詩篇 23篇1―2節)
次回からは、新しいストーリーです。アクセスしてくださいね。
(マルタとマリヤのことは、聖書の「ルカによる福音書」10章38から42節に詳しく書いてあります。)
「パパラギ」(立風書房)という本があります。私たち、「文明人」が、どれほど「どうしても必要なこと」以外のことに心を占められて、実際は「貧しく」ありながら、「富んでいる」と勘違いしているかが、物語られています。とても読みやすく、堅苦しくない、それでいてインパクトのある本です。超オススメです。
聖書に、ある姉と妹のことが記されています。あるとき、イエス様が彼らの家に来られました。姉のマルタは、もてなしのために、あれこれと気を使い、動き回っていました。ところが、妹のマリヤは、イエス様の話に聞き入っていました。
イライラしたマルタは、イエス様に、ちょっと小言を言いました。「主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください。」
イエス様は答えました。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
何を見、何を聞くか、それを選ぶのはあなたです。どのように時間を使うか、何のために労を注ぐか、それを決めるのはあなたです。どうしても必要なことはわずかです。本当は、もっとゆったりと落ち着いたゆとりのある生活ができるはずなのです。
主は私の羊飼い。
私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、
いこいの水のほとりに伴われます。
(詩篇 23篇1―2節)
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(マルタとマリヤのことは、聖書の「ルカによる福音書」10章38から42節に詳しく書いてあります。)