真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

USSR(ソ連邦)6B4Gって?

2016-12-19 11:38:11 | 6B4G PP アン...
先日の手直しで、完成したと思われた6B4G PPアンプですが、どうもうまくいきません。
その経過を追って、ことの成り行きを報告いたしますと、
完成後の段取りとして、測定を始めました。
だいたいの場合は、入出力特性と入力ショートでの残留雑音を最初にチェックするのですが、ここでつまずきました。
残留雑音の値が、よろしくないのです。
作りっぱなしで、最初にハムバランサーを合わせるときに測定した残留雑音は、両チャンネルとも0.5mVぐらいに収まることを確認していたので、
直熱管交流点火のアンプとすれば、なかなかの出来だなぁ!なんて安心して、測定に臨んだのですが、これが見事に覆りました。
アンプの電源を投入して、ひと段落して残留雑音を測ると、多少のドリフトはあるものの0.5mVぐらいの残留雑音で、正常値を示すのですが、
そのまま通電して数十分後に測定すると、散発的に数mVの雑音が発生することが分かりました。
この現象は、必ず発生するわけではなく、再現性のとぼしい現象のようで、厄介な感じです。
原因究明をするべくなにかやろうにも、再現性に乏しいことが災いして、今一つよくわかりません。
ただ、あーでもない、こーでもないと、いろいろいじくりまわした結果、USSR(ソ連邦)6B4Gに原因があるように感じました。
であれば、球の不良だということで、不良球を特定しそれを良品に交換すれば、良いわけですが、ことはそう簡単には、済みません。
再現性に乏しい現象なので、不良球、正常球を特定するのが大変なのです。
8本ある手持ちの中から、正常球と思われるものを選別して、アンプに挿してこれでどうにか行けるかと思っても、忘れたころに、散発的な雑音が・・・
正直、いやになりました。
ということで、このUSSR(ソ連邦)6B4Gですが、交流点火で使うのは無理ということで、不本意ながら、お蔵入りとすることに。
で、明日以降、米国製の6B4Gを試してみようと考えています。

参りました・・・・。

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