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真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

プリアンプ 部品集め1

2017-06-04 13:21:43 | プリアンプ
昨日おおよそのケースデザインまで決めましたので、本日は、使えそうな手持ち部品を集めてみました。
だいぶ古いものも混ざりますが、まぁ使えると思います。



今回は、フィルムコンで電源を構成しようと思います。
以前に、ヤフーオークションで、目的もないのに入手していたものです。


ナショナルセミコンダクター LM317TとサンケンRBV-406B(60V、4A SBD ブリッジ)
どちらも捺印から判断すると'88年製造品。 古い! 


東京光音電波 CV21GロータリーSWとALPS RK40 50KΩ
RK40は、今や貴重品らしい。


SWとスパークキラー


使えそうな小物類

ここまで、手持ちがありますので、あとケースと数点の部品を購入すれば、製作にかかれそうです。

時間が空いたら秋葉原に買い出しに行ってくるか。



プリアンプ ケース検討

2017-06-02 23:08:14 | プリアンプ
本日は、CADを使って、プリアンプケースを検討しました。
使用するケースは、タカチのOS133-32-43を使います。
これは、組み合わせる予定の6B4G PPと外観的な統一をはかるために選定しました。
部品点数の少ないプリなので、ちょっと大きすぎるケースサイズなのですが、大きい分には、製作が楽ですし、メンテナンスもやりやすくなる
利点もありますので、良い選定ではないかと思っています。
以下は、CADにて書いた部品レイアウトとパネルデザインです。
いかがでしょうか。



細かい詰めはしていないので、もしかしたら不具合があるかもしれないのですが、細かいところは所詮現物合わせになるので、
これ以上机上で検討してもたいした成果は無いように思います。
ということで、これで見切り発車します。

次回は、部品集めかなぁ・・・・

プリアンプ構想 6

2017-05-31 22:52:51 | プリアンプ
前回報告のバラック組のプリアンプですが、実際に音出ししてみた感じは、イケてると思いました。
自分としては、作ってみる価値あり!と感じたわけです。
ということで、もう少しだけまじめに検討してみるべく、以下作図してみました。


回路は、ラインアウトトランス出力の差動一段構成のアンプですから、あまり検討するところはないので、
せめて6SN7の動作をざっと見てみることに。
動作起点は、バラックで探ったあたりのEp=230V、Ip=6.8mAとして、ロードラインをひいてみました。
使用するラインアウトトランス(NP-8)の巻き線比(全1次:全2次)は、1:0.245です。
これより、2次側に1KΩをぶら下げた場合、全1次のインピーダンスは、16.66KΩ、2次側に2KΩをぶら下げた場合、全1次のインピーダンスは、33.32KΩとなります。
6SN7は、当然A級動作ですから、片ユニットあたりはその1/2の値のロードラインとなりますので、上図は、これを書き込んでものです。
この図より、感覚的ですが、直線性も良く、いわゆる”オイシイところ”を使っている感じです。
しかもカソード電位は7~8Vになるはずですから、マイナス電源を作らなくても、LM317と抵抗一本で定電流回路できるので、合理的です。
シンプル回路大好きですから、気に入りました。
で、回路図書いてみました。先日組んだバラックアンプを基本に、多少の変更を加え、思いつくままに書いた回路図です。


いくつか、決められないところもありますが、これについては、現物合わせ的なところもありますので、製作の過程で決めていけばOKということで
・・・・・回路検討了!としました。

あとは、シャーシをどうするかだなぁ・・・・

プリアンプ構想 5

2017-05-30 15:53:14 | プリアンプ
前回の報告から、ちょっと間があいてしまいましたが、バラック組のプリアンプの音出しをしましたので、報告いたします。


とてもシンプルな回路なので、部品点数少ない!
実験アンプなんで、手持ちのCRを使って、テキトー配線です。
面倒なので6SN7も交流点火で済ませました。


とりあえず音出ししてみた感じは、<結構いいかも>と思いました。
交流点火ですし、シールド線も使っていないので、SNがダメですが、音自体は、のびやかで良い音と感じました。

次回、もうちょっといじって、最終回路を決めようかと思います。


プリアンプ構想 4

2017-04-27 12:02:25 | プリアンプ
早速、昨日の構想に従い、バラックを組み始めました。
手元にあるありあわせのものですから、粗末な作りですが、
実験には十分かと思います。




シャーシではなく、2mmのアルミ板を穴あけ加工しただけのもので済ませた。
ただ、そのままだと自立できないので、四隅にM5の長いネジをつけて足としました。
入力のセレクターは、実験には必要ないので省略

計画当初、真空管は、12AU7を使うつもりだったのですが、6SN7が手元にかなりの量あったのでこれを使ってみようかと考えています。
プリなんでMT管のほうが明らかに有利だと思うけど・・・・趣味の世界なんで・・・まぁやってみましょう。


手元にあった6SN7系の球。 これだけあれば、差し替えて楽しめるかも?
右端は、今回使用する予定の整流管WE412A