ふくらく通信

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2013年4月3日の記録:仙台荒浜近辺

2018-06-11 18:15:39 | 東北被災地の歩み:仙台

若林区六郷から、さらに東の荒浜や井土方面へと進む。

仙台市の東は、農地として市街地調整されている。広大な田畑があり、堀が通り、合間に住宅地が点在していた。


そんな景色も、津波で大きく変わった。

多くの建物を失い、豊かで整っていた農地は荒れてしまう。


だが、震災からずっと、この地は再生へと手入れがなされてきた。

様々な人々が協力しあい、今も再生への努力は続いている。


散乱した物は片付けられ、水や塩分を排出し、水路を整備する工事が行われていた。




少しずつ取り戻していく農地。

震災後の生産再開には、加工も含めた新たな生産方法も考えられている。

 

復旧作業中の農地の奥には、所々で盛土が見える。


海側では堤防工事が進められている。

今後、盛土はもっと増えていき、県道の脇も変化する予定。

かさ上げ道路にして、二重堤防の役割を持たせるためだ。

 

海岸堤防と海外防災林の内陸側に、かさ上げ道路を設置して津波を弱める。

さらに内陸の市街地側には、避難ビルも設ける。

再生とともに、今後の災害への対策も同時進行している。


参考:仙台市震災復興計画/仙台市経済局「仙台市農業の復旧・復興の取り組みについて」



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