ふくらく通信

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涌谷太鼓 :2008年03月15日の食べ歩記

2013-10-16 19:55:47 | 食べ歩記
奈良東大寺で大仏を建立する時、朝廷に献じた黄金が、宮城県涌谷町の金であると言われている。涌谷は、日本最初の金の産地だという。

江戸時代になると、涌谷町は伊達藩の重臣、伊達安芸宗重の領地であった。
涌谷殿の御城下で、涌谷特産品振興会が推奨しているお菓子がある。
それが、この『涌谷太鼓』だ。              

先日、涌谷町に行き、通りがかりに立ち寄った「天平ろまん館」で買った。
表面に焼き色がつき、太鼓みたいな形をした、大福のような菓子である。
中は、たっぷりのずんだ餡。

涌谷産の「みやこがね」で作ったもちで、ずんだを包んでいる。
ずんだの芳ばしさとコクがいっぱいで、餅の食感の良さ、米の旨味もいっぱいだ。

金箔は美しいけれど、美味しいこがね「みやこがね」のお菓子も魅力的である。
「涌谷太鼓」で検索すると、通信販売もされているようだ。

※追記:涌谷太鼓は、今も涌谷天平ろまん館で販売されています。通販も行われています。


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