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ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
他所で見る東北の足跡や繋がり、町の今昔や輝きを発信。

今年の写真帳 5頁目

2018-12-20 14:32:51 | ゆるゆる歩き:旧跡

睦月十日

故郷と東京を行き来する人々を、守ってくれている場所へ。


赤羽八幡神社である。

小高い赤羽台にあり、昔は赤羽山八幡宮と呼ばれていたという。

 

言い伝えでは、坂上田村麻呂が奥州鎮圧に向かう際、武運長久を祈願したことから創建された。

御神徳は勝ち運だが、古より交通の要所であり、往来の安全を守る神としても慕われている。


なんと、ここは、境内の下が鉄道のトンネルだ。

境内の下を列車が通っていく。

よって、境内へ上がる道は二つあるが、一つは線路高架下をくぐってから境内へ上がる。


 

新幹線に乗っていると、知らず知らずのうちに神社にお参りしているのだった。

鉄道は、本殿脇の社務所の下を通過する。

上の境内からは、行き来する新幹線も見送ることができる。


故郷とこちらを行き来するのに、いつも守られていたとは心強い限りだ。