goo blog サービス終了のお知らせ 

ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
他所で見る東北の足跡や繋がり、町の今昔や輝きを発信。

連坊の「ごまチョリ」(仙台市) :2008年04月04日の食べ歩記

2013-10-14 16:08:35 | 食べ歩記
ゆるゆる歩いて、広瀬川を通り、荒町の毘沙門さんの前へ出た。
鳥居をくぐり、万福寺の門前を左に曲がって、路地に入る。
常念寺前の道を、筆屋さんや石屋さん、こんにゃく工場を眺めながら進むと、五橋のむにゃむにゃ通りに出る。

さて、どっちへ行こうか。
この日は、右へと進んだ。陸橋を渡って、連坊へと向かう。
「連坊には、あれがあるんだよなぁ。」

連坊小路小学校の近くに来た。商店が点在し、土地と土地の間に、ぽつんと建つ小さなお店がある。そこに、目当ての物があるのだ。

「ごまチョリかりんとう」
昔、おばあちゃんが作ったお菓子を復活させたという。

黒ゴマ、金ゴマ、抹茶などがある。
ゴマたっぷりで、すごく芳ばしい。厚みがあって、がりっとした歯ごたえだ。
でも、口の中で少し置くと柔らかくなり、噛むと“ちょりちょり”っと音を立てて溶けていく。                 
さらに、開店当初は無かった「極薄かりんとう」も販売されていた。

程よい甘さで、ゴマの味が豊かなかりんとうは、「また食べたい」と、時々思い出すような味である。

※追記:ごまちょりの店、「甜菓堂」さんは、今も若林区連坊にて営業中です。