ゆるゆる歩いて、広瀬川を通り、荒町の毘沙門さんの前へ出た。
鳥居をくぐり、万福寺の門前を左に曲がって、路地に入る。
常念寺前の道を、筆屋さんや石屋さん、こんにゃく工場を眺めながら進むと、五橋のむにゃむにゃ通りに出る。
さて、どっちへ行こうか。
この日は、右へと進んだ。陸橋を渡って、連坊へと向かう。
「連坊には、あれがあるんだよなぁ。」
連坊小路小学校の近くに来た。商店が点在し、土地と土地の間に、ぽつんと建つ小さなお店がある。そこに、目当ての物があるのだ。
「ごまチョリかりんとう」
昔、おばあちゃんが作ったお菓子を復活させたという。

黒ゴマ、金ゴマ、抹茶などがある。
ゴマたっぷりで、すごく芳ばしい。厚みがあって、がりっとした歯ごたえだ。
でも、口の中で少し置くと柔らかくなり、噛むと“ちょりちょり”っと音を立てて溶けていく。
さらに、開店当初は無かった「極薄かりんとう」も販売されていた。
程よい甘さで、ゴマの味が豊かなかりんとうは、「また食べたい」と、時々思い出すような味である。

※追記:ごまちょりの店、「甜菓堂」さんは、今も若林区連坊にて営業中です。
鳥居をくぐり、万福寺の門前を左に曲がって、路地に入る。
常念寺前の道を、筆屋さんや石屋さん、こんにゃく工場を眺めながら進むと、五橋のむにゃむにゃ通りに出る。
さて、どっちへ行こうか。
この日は、右へと進んだ。陸橋を渡って、連坊へと向かう。
「連坊には、あれがあるんだよなぁ。」
連坊小路小学校の近くに来た。商店が点在し、土地と土地の間に、ぽつんと建つ小さなお店がある。そこに、目当ての物があるのだ。
「ごまチョリかりんとう」
昔、おばあちゃんが作ったお菓子を復活させたという。

黒ゴマ、金ゴマ、抹茶などがある。
ゴマたっぷりで、すごく芳ばしい。厚みがあって、がりっとした歯ごたえだ。
でも、口の中で少し置くと柔らかくなり、噛むと“ちょりちょり”っと音を立てて溶けていく。
さらに、開店当初は無かった「極薄かりんとう」も販売されていた。
程よい甘さで、ゴマの味が豊かなかりんとうは、「また食べたい」と、時々思い出すような味である。

※追記:ごまちょりの店、「甜菓堂」さんは、今も若林区連坊にて営業中です。