国会質疑を通じて国民の不安や疑問の声に耳を傾け、その解消を図ろうとする真摯な姿勢が
うかがえない岸田が誇示していた【聞く力】は失われてしまったのか❔
独善的な【1強】政治への逆戻りか❔自民が大勝した参議院選後初めてのなる臨時国会が3日に
召集する会期は5日までと短いため、参院の正副議長選出などにとどめ実質審議は行わない。
衆知を集めて緊急に対処する課題がなく、国民生活も安定している時ならば、そうした判断もあろう。
だが、今の国内はどうか❔新型コロナの1日当たりの感染者数は過去最多の更新が続く・・・
現在では20万人を超えた、診療が行き渡らず多くの感染者が自宅待機と入院ができづに
死亡者も、日々増加だ・・世界経済の深刻な影響で日本では記録的な円安が重なり、
物価高騰に歯止めがかからない状態で、追い打ちをかけるように夏の猛暑が電力不足の恐れを
生じさせ、電力の逼迫する可能性もある・・いずれ【国民の命と暮らし】に直結する問題である。
岸田政権の取り組みに改善すべき点はあるのではないのか国会で徹底した議論が欠かせないはずだ。
故安部晋三氏国葬実施を巡っては、国民異論が根強い!!・・・首相政権時代の反発に加え、
異論が根強い状況で費用の全額を国費がら拠出する法的根拠のあいまいさが要因で弔意の
強制につながる危惧もある・・・・・(SNSでは、コロナに使うべしが多数の声だ)
安部氏の事件で明るみに出た旧統一教会の閣僚はじめ自民議員との関係を問う声も出ているが、
【政治の立場から説明していくことが大事だ】と述べたが、政府、自民党よりも、個人の責任に
押しこもうとしている・・・・
野党は、臨時国会を3日間で閉会せずに十分な会期確保を要請したものの与党は応じていない
議論がつくせず時間切れで終わる事態もあり、山積みする課題での追及する回避のためと
勘ぐりたくなる・・・・・
岸田政権発足時記者会見で、【私の特技は人の話をよく聞くことだ】訴えていた、
国会の質疑に向けてこそ意味ありで、自民党が参院選のキャッチフレ-ズにした
【決断と実行】もそのうえでの話だ・・・安部・菅政権は自民【1強】を背景に、
野党の臨時国会要求を放置したり、会期の延長を拒否したりした国会軽視と批判された、
岸田政権までも国会審議をないがしろにするとすれば、それこそ首相の言う、
【民主主義の危機】を招来することになる。【聞く力】とは、少数意見も表明される。</spa