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菊の開花時期について

2021-12-05 16:05:19 | 日記

今回のブログ内容(私が知りたい、言いたい事)は、
2月から4月、特に春の彼岸頃に自然開花する、
切り花用キク(の苗)の市販流通の有無である。
以下は自分のための覚書で、
私の勝手な思い込みや妄想が多い。
例によって、
怪しく不正確な略役に立たない情報!!

キクを開花時期で区別すると概ね5月、6月咲の夏菊、
7月から11月末ころまでの秋菊、年末の寒菊に分けられる。
キクに限らず植物の開花環境条件の中でも、
日照時間と温度の影響が大きいことは周知のとおりである。

夏菊は10度以上の温度で花芽分化が行われ、
日長特性が中性なので、開花は日照時間の影響を受けない。
そこで園芸店等で「5月(6月)10月の二度咲き」として、
市販されている品種もある。

秋菊は日長が短日性で比較的高温でも開花抑制はないので、
育苗、定植、摘心等の時期をスケジュール調整することで、
開花時期を8月から11月程度に変えることが出来そうだ。
しかし最近、園芸店やホームセンター等では、
7月咲き、8月咲き、9月咲き、10月咲き、11月咲きと、
開花時期を細かく表示した苗を見掛ける。
これらの苗は秋菊の早生や晩生の品種を、
細かく仕訳けて販売しているのではないかと思う。

(文献によると7月咲き、8月咲き、9月咲きは、
開花時期を決定する日長や温度条件が微妙に異なる。
したがってこの時期に開花する品種は、
夏ギク晩生だったり夏秋ギクと呼ぶべきかもしれない)

10月、11月頃は「秋菊」と「二度咲き」の花が見られ、
11月下旬から12月には、秋菊の晩生と寒菊の花が入れ替わる。

寒菊は日長が秋菊と同じ短日性だが高温で、
花芽分化、蕾の成長が抑制され開花時期は12月以降になる。
寒菊の蕾は1月末頃まで見ることがあるが、
この時期の蕾が上手く開花するのは稀なようだ。
1月から4月頃も、生花店に菊の花が並ぶが、
これは自然開花によるものではなく、
栽培管理で開花時期を調整したものと思う。

1月から4月にキクの花が必要な場合、
秋菊や寒菊を選ぶと温度管理の他に、
遮光処理(短日処理)或いは電照処理(長日処理)による、
日照時間の調整が必要にる。
そこで早生夏菊を選べば、
保温或いは加温の温度管理だけで済みそうだ。
このことは、栽培農家に聞けば教えて貰えるだろう。
しかし簡単に分かりそうなので試してみた。
今年、春の彼岸用の仏花として購入した菊を活ける際、
切り落とした余分な茎を挿し木にしてみた。
予想では多分10月、上手くいけば来年5月に花が咲く??
取り合えず中間?結果は↓↓

 
↑↑11月13日  白色中輪開花

1月から5月の間に自然開花の、
キク(切り花用栽培品種)はあるのだろうか??
園芸店を時々覘いたり種苗会社のカタログを見たり、
ネット検索したりするが見つけることが出来ない。


↑↑同じ頃11月28日、
花が終わった後、茎を短く切った9月咲きが再び花を付けた。
茎丈が短いので切り花としては使えない。

・・・・・
追記
秋ギク(10~11月咲き)、寒ギク(12~2月咲き)、春ギク(3~4月咲き)、夏ギク(5~7月咲き)、
8月咲きギク、9月咲きギクなどがある。
電照ギク、遮光栽培などの生産法は、開花時期をずらし、出荷を通年化させる方策
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参考文献
   ☆sensyu-k
        「菊の季節っていつ?」自然のチカラ~昆虫や野生動物、植物の不思議
    https://animalbattles.wealthyblogs.com/?p=11468
    2017年10月22日
   ☆岡田正順
    「夏菊及び8月険菊の開花に対する日照時間及び温度の影響」
    2007年3月31日
   ☆201op
   「輪ギク」(Taro-0010\227\326\203M\203N.jtd) 167_1_3003.pdf
    2010年3月4日

コメント (2)
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