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本物の人骨標本、小学校にもあったような?

2019-02-04 15:30:33 | 日記

年明けのTVニュースで、
「各地の学校で、
本物の人骨標本が相次いで見つかっている」
と報じているのを聞いて、
「おや?」と、思った。
それは、子供の頃通っていた小学校には、
本物だという人骨標本が有ったからで、
「そういう事がニュースになるほどの事なのか」
と、思ったりしたからだ。

それは生徒たちの間で、
「人体骨格標本の模型を収めた理科準備室の戸棚の、
一番下の木箱の中のは模型ではなくて本物だ」
と、都市伝説のように噂されていた。
そして、その噂を私は入学した頃から耳にしていた。
何でも、
何処かの誰かからか寄贈されたという話だった。

高学年になって(たぶん五年生だったと思う)
理科の先生が戸棚から模型の骨格標本を持ち出して、
授業を始めようとした時に何人かの生徒が、

「先生、木箱の中の骨は本物ですか」

と、尋ねた。

先生は、

「えっ、木箱。バカな事を。本物な訳が無い」

続けて、

「木箱の中に骨があるのか。どれどれ」

と、
理科室と準備室の間のドアを開けて向こうに行った。
そして木箱を抱えて直ぐに戻って来ると、
木箱の中から頭蓋骨を取り出して授業を続けた。

結局その日、
理科の先生は「木箱の中の骨が本物」説を、
否定したけれど次の理科の時間、

「あの骨を使って他のクラスの授業もやったけど、
どうもあれは本物の骨の様だ」

と、先生が言い出した。

「模型の骨格標本と材質が全く違うようだし、
特有のにおいがするからだ」

と言った。

こうして、
木箱の中の骨は本物の人骨だと認定されたが、
先生は、
それが殊更大事であるという様な素振りでもなく、
本物だからといって、
特別なことではないといった感じだった。
その後、あの標本はどうなったのだろうか??
もう50年以上前のことである。

そういえば小学生の頃の夢もよく見る。
考えてみると小学生の頃の時間が、
1時間も、1日も、1週間も、ひと月も、1年間も、
一番物凄く長かったような気がする↓↓


↑↑感覚的な私の一生は大体上のグラフの様な感じで、
小学生の頃が、
人生の六割か七割程を占めていた様な気がする。

去年、同窓会の案内状が届いた。

この機会に是非出席したいと考えた。
しかし、生憎都合が付かなかった。
何か一言付け加えて返事を出したいと、
文例等を探したものの
気の聞いた言葉の一つも思いつかず、
結局、
「欠席」に丸を付けただけで返信した。

コメント (8)
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