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三菱重工サイバー攻撃、ウイルスに中国語簡体字
読売新聞 9月20日(火)14時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000665-yom-soci
総合機械メーカー「三菱重工業」(東京都)が外部からサイバー攻撃を受け、サーバーやパソコン計83台がコンピューターウイルスに感染した問題で、感染したコンピューターを攻撃者が遠隔操作する画面で中国語が使われていたことが20日、関係者の話でわかった。
中国語に堪能な人物が攻撃に関与した可能性が浮上したことから、警視庁は国際的なスパイ事件の疑いがあるとみて不正アクセス禁止法違反容疑などで捜査を進める方針。
今回、感染が確認されたウイルスの中には、外部からコンピューターを操作できる「トロイの木馬」と呼ばれるタイプが含まれていたことが分かっている。
関係者によると、情報セキュリティー会社が今回のウイルスをコピーして解析したところ、このウイルスを使って攻撃者が外部のパソコンなどから操作する画面には、中国の大陸で使われる簡体字が使用されていたことが判明。 最終更新:9月20日(火)14時36分
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IHIにもサイバー攻撃 日本の防衛・原発産業に狙いか
産経新聞 9月20日(火)16時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000540-san-bus_all
IHIは20日、同社のサーバーやコンピューターがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。現時点ではウイルスには感染しておらず、情報流出はないとしている。同社は、すでにサイバー攻撃によるウイルス感染が明らかになっている三菱重工業と同様に、防衛関連や原発関連を手がけており、日本の防衛・原発産業が大規模なサイバー攻撃のターゲットになっている可能性もある。
IHIでは、詳細な社内調査に乗り出すとともに、警視庁に情報提供した。同業の川崎重工業も調査に乗り出した。
IHIは、防衛省向けの戦闘機のエンジンを製造しているほか、造船部門で護衛艦を建造。原発の圧力容器や格納容器も製造している。
同社の関係者によると、今春以降、ウイルスが添付された不信なメールが外部から大量に送りつけられたという。メールを開封すると、ウイルスに感染し、外部に情報が漏出する恐れがあるが、現時点では、漏出は確認されていないという。
IHIの釜和明社長は20日開いた業界団体の記者会見で、「昨春に経済産業省から同種のサイバー攻撃についての報告書を受け取ったのを機に、社内調査を行ったところ、攻撃の痕跡を発見した」と説明した。
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