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助産師が結核発症、乳児349人を検査へ
読売新聞 9月13日(火)20時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110913-00000853-yom-soci
大阪府泉佐野市のりんくう総合医療センター(348床)は13日、産科病棟に勤務する40歳代の女性助産師が結核を発症していたと発表した。
同センターで出産した新生児や乳児計349人と接触した可能性があるという。乳幼児は結核菌に感染すると発病しやすく、髄膜炎になる恐れがあることから、全乳児を対象に感染の有無を検査する。
同センターによると、助産師は6月から勤務。7月13日に健康診断を受け、8月中旬に検査が必要と診断されたが、9月5日まで受診せず、同日に結核と判明し、入院した。
接触した可能性のある乳児は大阪府内は321人、近畿各府県や東京都、埼玉県などに各3~1人いる。実家に帰って出産する人がいることから、14都府県にまたがったという。同センターは感染を調べるツベルクリン反応検査を実施するとしており、各家庭に文書で受診を呼びかけた。ほかの職員らに今のところ発症者はいないとしている。
助産師は5月まで府内の別の医療機関に勤務しており、府がこの医療機関についても感染の有無を調べている。
記者会見した伊豆蔵正明院長は「職員が肺結核を発症し、誠に申し訳ない」と謝罪。検査のための受診が遅れた点については「医療従事者としての自覚をしっかりと持つよう指導したい」と話した。
問い合わせや相談は、りんくう総合医療センター(072・469・7909)、府泉佐野保健所(072・462・7704)。 .最終更新:9月13日(火)20時16分
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