平成24年6月24日 日曜日
「和の力、個の力…2012」
以前の記事で「チームの和」が同じ方向に向かったときに、「チーム力」がいかんなく発揮されると書きました。
ただし「チームの和」にこだわりすぎても、チームの基本となっている「個」の力が発揮できないこともあります。
チームも個人も人間ですから、日々成長し、体験することにより価値観も変化し、
昨日、体験した「チームの和」が今日も同じように発揮できるとは限らないのです。
「チームの和」を大切に考えすぎても、チーム力の基礎となる「個の力」が不完全燃焼するのです。
個々のプレーヤーが、「チームの和」に気を遣い過ぎると、
チームとして息苦しい時間がストレスとなり、個々が何をすべきか、わからなくなってしまう。
本当の個々が、やりたいプレー、やるべきプレーとは違ったことをしてしまうのです。
そこのバランスが「チームの和」としてのチーム力を作る上で難しいのでしょう。
個々のプレーヤーが、まったく気を遣わないというのもおかしなことになるでしょう。
そのためには、個々のプレーヤーが…
個々を活かしつつ、チーム力を作り上げる意識を自分達で持つことです。
コーチは、個々の能力を引き出しながら、「チームの和」というチーム力の発揮に知恵を出し、
プレーヤー個々が本心で、チームを作り上げるということを真剣に考える。
そうでなければ、見せかけの気持ちほど、愚かなものはありません。
ですから、個々のプレーヤーは、気遣い過ぎると…疲れるばかりであり、地に足をつけた本当の自分のプレーが出来ないのです。
…であれば、本当の自分の気持ちを仲間に伝えるべきだと思います。
そこに、衝突が生じるのは明らかです。
しかし、目的とするところを見失うことなく衝突すべきです。
共有すべき目的は、「チームの和」とは何か?
チームとして何を目標にしているのか?
それを成すために個々のプレーヤーは何を考え、何をするべきなのか?
「以心伝心」という言葉があります。
何も言わなくとも、お互いに理解し合える状態ですが、
これは、最初からそのような状態になれるわけがないのです。
お互いに衝突することで、お互いが激論し、反発し…
そして目的を共有することに気付き、歩み寄り、ひとつになっていくのです。
それでも、個々のプレーヤーは自分の中で葛藤するでしょう。
それこそが、「チームの和」を作り、それをチーム力にするために、欠かすことが出来ない乗り越えるべき壁だと思います。
すべてを、個々のプレーヤーがさらけ出し、言葉で互いに伝えることで…、
コーチが見い出した方向にチームが向かっていくとき、「チームの和」は成長していくのでしょう。
形ばかりの「和」ではなく、「個」の力を基礎とした、チーム力が発揮される。
その場で表現せずに、陰口をたたく者には、プレーヤーの資格はないのです。
わだかまりを残さず、すべての心のうちを話すことが…本当のチーム力を作るために必要なのです。
それを「虚心坦懐(キョシンタンカイ)」のチームと言います。
「心に何のわだかまりもなく、さっぱりして、すべてを受け入れることが出来る」…という心の状態です。
このようなチームを造ることを考えて、そのようなチームを造るのが、コーチの務めだと思います。
「和の力、個の力…2012」
以前の記事で「チームの和」が同じ方向に向かったときに、「チーム力」がいかんなく発揮されると書きました。
ただし「チームの和」にこだわりすぎても、チームの基本となっている「個」の力が発揮できないこともあります。
チームも個人も人間ですから、日々成長し、体験することにより価値観も変化し、
昨日、体験した「チームの和」が今日も同じように発揮できるとは限らないのです。
「チームの和」を大切に考えすぎても、チーム力の基礎となる「個の力」が不完全燃焼するのです。
個々のプレーヤーが、「チームの和」に気を遣い過ぎると、
チームとして息苦しい時間がストレスとなり、個々が何をすべきか、わからなくなってしまう。
本当の個々が、やりたいプレー、やるべきプレーとは違ったことをしてしまうのです。
そこのバランスが「チームの和」としてのチーム力を作る上で難しいのでしょう。
個々のプレーヤーが、まったく気を遣わないというのもおかしなことになるでしょう。
そのためには、個々のプレーヤーが…
個々を活かしつつ、チーム力を作り上げる意識を自分達で持つことです。
コーチは、個々の能力を引き出しながら、「チームの和」というチーム力の発揮に知恵を出し、
プレーヤー個々が本心で、チームを作り上げるということを真剣に考える。
そうでなければ、見せかけの気持ちほど、愚かなものはありません。
ですから、個々のプレーヤーは、気遣い過ぎると…疲れるばかりであり、地に足をつけた本当の自分のプレーが出来ないのです。
…であれば、本当の自分の気持ちを仲間に伝えるべきだと思います。
そこに、衝突が生じるのは明らかです。
しかし、目的とするところを見失うことなく衝突すべきです。
共有すべき目的は、「チームの和」とは何か?
チームとして何を目標にしているのか?
それを成すために個々のプレーヤーは何を考え、何をするべきなのか?
「以心伝心」という言葉があります。
何も言わなくとも、お互いに理解し合える状態ですが、
これは、最初からそのような状態になれるわけがないのです。
お互いに衝突することで、お互いが激論し、反発し…
そして目的を共有することに気付き、歩み寄り、ひとつになっていくのです。
それでも、個々のプレーヤーは自分の中で葛藤するでしょう。
それこそが、「チームの和」を作り、それをチーム力にするために、欠かすことが出来ない乗り越えるべき壁だと思います。
すべてを、個々のプレーヤーがさらけ出し、言葉で互いに伝えることで…、
コーチが見い出した方向にチームが向かっていくとき、「チームの和」は成長していくのでしょう。
形ばかりの「和」ではなく、「個」の力を基礎とした、チーム力が発揮される。
その場で表現せずに、陰口をたたく者には、プレーヤーの資格はないのです。
わだかまりを残さず、すべての心のうちを話すことが…本当のチーム力を作るために必要なのです。
それを「虚心坦懐(キョシンタンカイ)」のチームと言います。
「心に何のわだかまりもなく、さっぱりして、すべてを受け入れることが出来る」…という心の状態です。
このようなチームを造ることを考えて、そのようなチームを造るのが、コーチの務めだと思います。