バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

攻めるからパスが通る…2012

2012-11-15 05:59:51 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 15日 木曜日
 
「攻めるからパスが通る…2012」


パスをミスしたときは…、パスを出したパサーのミスなのか、パスを受けたレシーバーのミスなのか?

それはパスの出し方と、受け方の両方にあると思います。

レシーバーをあからさまにねらったパスは容易にカットされて、ターンオーバーからカウンターブレイクでやられます。

これは、レシーバーとしては、パサーにそういうパスを出させることにも原因があるでしょう。

要するに、両方のタイミングです。

レシーバーはディフェンスをカットしてスペースでもらうようにムービィングしてミートするか、

あるいは、ディフェンスをロックして、ディフェンスの動きを止めてレシーブする態勢をしっかり作って…パスを受けるようにすることでしょう。

パスを出す方の、パサーはフェイクでディフェンスを揺さぶり、

パサーとレシーバーの両方のタイミングが合って、パスを通すことができる一瞬の“間”が出来るのです。

それは、ゴールを攻める気持ちがチームでひとつになることで通るパスだと思います。

相手のディフェンスに圧されてゴールをねらうことのない、安易に上に戻すパスはディフェンスにねらわれてカットされます。

最もカットされ易い危険なパスです。

ゴールをねらいながら…味方も相手もいないスペースにパスを出す、またそこにパスを出させる。

実にパサーとレシーバーのあうんの呼吸…両者のタイミングです。

パスの基本練習では、そんなパスはありません。

基本練習では、相手のいるところに強く速いビームパスで…キャッチハンドをしっかり作り、キャッチボイスを出しボールにミートして受けて、同じ要領で相手に返します。

ゴールを攻める意識のいらないパス練習です。このパスは試合では使えません。

パサーはレシーバーのいるところを見て、そこに正確なパスを出す。

試合の相手からしてみれば、パサーの目線やかまえ、体とボールの動きからパスコースは手にとるようにわかります。

その瞬間にインターセプトです。

試合においてパスを通すには、ボールを持っていない選手が、バスケットを攻めるために、動いていること

動くことで、スペースが出来てスペースィングが続けられて…パスが通るのです。

パス&ランのカッティングだけではパスは通りません…全員でバスケットを攻めているからパスが通るのです。

オフボールの者がその場に突っ立っているだけでは…パサーはディフェンスにカットされるパスを出すだけです。

オンボール…ボールを持っている選手が、ボールを持ったら…レシーバーを探すのではなく、

セットプレーにしても、まずバスケットを攻める!

バスケットを攻めるから、ディフェンスが迷い、その視野とポジションが乱れ…ディフェンスの態勢が崩されて、得点に繋がるパスコースが生まれるのです。

このことを、コーチは選手に、くどいほどに言って聴かせ、繰り返し、徹底してやらせて…身に染み込ませることです。

ボールを取られないための逃げたパスでなく、オンコートのプレーヤー全員がバスケットを攻めることを忘れないこと

そうすれば、チームとして攻撃的なパスが身に付くのだと思います。

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