平成23年10月29日 土曜日
「ミニバスの使命」
これは2年前の12月に
「ミニバス…一考」と題して書いたものを、
ミニバスの使命として編修したものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミニバスは小学生の
子供達が遊びではなく、
初めて興味を抱き
「やってみようかな」
と思うスポーツです。
私達大人は、子供達が抱いたバスケに対する興味を伸ばし、
「バスケって楽しいぞ!
バスケって面白いぞ!」
という動機付けをすることが大事だと思います。
そのために考えなくてはいけないのは、
「誰が、誰のために、
それを行うのか?」
ということだと思うのです。
まず「誰が」とは…
子供達であり、
保護者であり、
指導者であると思います。
「誰のために」とは…
子供達が自分自身のために、
あるいは、
保護者が我が子の活躍を見たいがために、
あるいは、
指導者が自分の欲求を満足させるために、
あるいは、
指導者が子供達の成長が見たいがために、
などでしょうか?
「それをおこなう」
とは当然…
バスケットボールを行うのでしょう。
つまり「誰が」とは、この三者です。
ただし、バスケを行う主役は子供達です。
保護者や指導者が欲するもののために行うのではないと思います。
「誰のために」とは、
「子供達が自分達の求めるもののために…」でしょう。
子供達はミニバスを通じて何を求めたいのでしょうか?
試合に勝つことでしょうか?
ミニバスに関わる大人達…
特に、その指導者が考えるべきは、
試合に勝つことが最終的な目的ではないということだと思います。
現実には、
これは綺麗ごとの考えかもしれません。
しかし小学生が始めた
バスケを将来に繋げていくための考え方だと思います。
バスケはスポーツです。
スポーツの本来の意味は
「楽しむ」ことです。
「遊ぶ」のではなく、
真剣になって全力を出すことで「楽しむ」ということです。
私はミニバスのコーチをしていますが、
子供達にはこう言っています。
「バスケを楽しもう!
楽しむためには、
勝つことをねらうな、
しかし、
勝つことをあきらめるな!
負けることを怖れるな!
今まで苦しい練習で
やってきたことを全力で出しきれ!
試合が終わったとき、
自分達は悔いなく、
全力を出しきったと思えたら…
それがスポーツを楽しんだ…ということだよ」
私は試合後に必ず
子供達に聞きます。
「君達は全力を出しきったか?」と…
要は、主人公は子供達であり
子供達自身が、
またその仲間が…
目標をどこに置くのか
を共有することが大事
だと思います。
全国レベルの強豪チームでスターティングになることは、
並たいていのことではないと思います。
ミニバスの場合は、スターティング10ですが、
ミニバスにおいては、すべての子供達がバスケを好きになることが一番大事なことだと思うのです。
「自分は上手くならないし…
上手い仲間しか試合に出られない。」
子供達に、そう思わせることは…
将来性ある子供達の
バスケへの想いの芽を摘み取っていると思います。
まず子供達自身に自分の可能性を信じさせることが大事でしょう。
そして自分が頑張ることが、
チームが強くなり、
チームのためになるという…
バスケを好きになるために
子供達にチームに対する所属意識を持たせることが、
指導者の務めだと思います。
また仲間は、
チームのために存在するのです。
仲間はスターティングになるために足を引っ張る相手ではなく…
チームを向上させる同士です。
チーム力を強くするために、自分という個人が…
自分を向上させるために頑張るという意識を持たせることです。
それは指導者の責任です。
保護者や指導者の欲求を満たすために
子供達はミニバスをしているのではないのです。
子供達が全国レベルでバスケがしたいという目標を持ち…
あるいは市内大会で
上位を目指すチームであれ、
それは仲間で成し遂げるものだという心を育てるのです。
そのためには、
子供達、保護者、指導者が…
子供達を中心にした
三位一体のチーム一丸になること
大事なのは、
大人の欲求ではなく…
子供達自身が持つべき
、仲間とともに目標に向かう意欲なのだと思います。
その根本を見失うと…
誰が、誰のためにやっているかがわからなくなり
チーム一丸にならないのでしょう。
それは全国を目指す
チームから、市内大会で頑張るチームまで…
すべてのレベルにあるミニバスクラブの共通したあり方だと思います。
マイナーなバスケを
メジャーなスポーツにしていくために…
大人の想いで、
子供達をミニバスで
燃え尽きさせることなく…
ミニバスでは、
バスケが好きな子供達を多く育て、
将来のバスケージャーに繋げることが使命だと思うのです。
「ミニバスの使命」
これは2年前の12月に
「ミニバス…一考」と題して書いたものを、
ミニバスの使命として編修したものです。
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ミニバスは小学生の
子供達が遊びではなく、
初めて興味を抱き
「やってみようかな」
と思うスポーツです。
私達大人は、子供達が抱いたバスケに対する興味を伸ばし、
「バスケって楽しいぞ!
バスケって面白いぞ!」
という動機付けをすることが大事だと思います。
そのために考えなくてはいけないのは、
「誰が、誰のために、
それを行うのか?」
ということだと思うのです。
まず「誰が」とは…
子供達であり、
保護者であり、
指導者であると思います。
「誰のために」とは…
子供達が自分自身のために、
あるいは、
保護者が我が子の活躍を見たいがために、
あるいは、
指導者が自分の欲求を満足させるために、
あるいは、
指導者が子供達の成長が見たいがために、
などでしょうか?
「それをおこなう」
とは当然…
バスケットボールを行うのでしょう。
つまり「誰が」とは、この三者です。
ただし、バスケを行う主役は子供達です。
保護者や指導者が欲するもののために行うのではないと思います。
「誰のために」とは、
「子供達が自分達の求めるもののために…」でしょう。
子供達はミニバスを通じて何を求めたいのでしょうか?
試合に勝つことでしょうか?
ミニバスに関わる大人達…
特に、その指導者が考えるべきは、
試合に勝つことが最終的な目的ではないということだと思います。
現実には、
これは綺麗ごとの考えかもしれません。
しかし小学生が始めた
バスケを将来に繋げていくための考え方だと思います。
バスケはスポーツです。
スポーツの本来の意味は
「楽しむ」ことです。
「遊ぶ」のではなく、
真剣になって全力を出すことで「楽しむ」ということです。
私はミニバスのコーチをしていますが、
子供達にはこう言っています。
「バスケを楽しもう!
楽しむためには、
勝つことをねらうな、
しかし、
勝つことをあきらめるな!
負けることを怖れるな!
今まで苦しい練習で
やってきたことを全力で出しきれ!
試合が終わったとき、
自分達は悔いなく、
全力を出しきったと思えたら…
それがスポーツを楽しんだ…ということだよ」
私は試合後に必ず
子供達に聞きます。
「君達は全力を出しきったか?」と…
要は、主人公は子供達であり
子供達自身が、
またその仲間が…
目標をどこに置くのか
を共有することが大事
だと思います。
全国レベルの強豪チームでスターティングになることは、
並たいていのことではないと思います。
ミニバスの場合は、スターティング10ですが、
ミニバスにおいては、すべての子供達がバスケを好きになることが一番大事なことだと思うのです。
「自分は上手くならないし…
上手い仲間しか試合に出られない。」
子供達に、そう思わせることは…
将来性ある子供達の
バスケへの想いの芽を摘み取っていると思います。
まず子供達自身に自分の可能性を信じさせることが大事でしょう。
そして自分が頑張ることが、
チームが強くなり、
チームのためになるという…
バスケを好きになるために
子供達にチームに対する所属意識を持たせることが、
指導者の務めだと思います。
また仲間は、
チームのために存在するのです。
仲間はスターティングになるために足を引っ張る相手ではなく…
チームを向上させる同士です。
チーム力を強くするために、自分という個人が…
自分を向上させるために頑張るという意識を持たせることです。
それは指導者の責任です。
保護者や指導者の欲求を満たすために
子供達はミニバスをしているのではないのです。
子供達が全国レベルでバスケがしたいという目標を持ち…
あるいは市内大会で
上位を目指すチームであれ、
それは仲間で成し遂げるものだという心を育てるのです。
そのためには、
子供達、保護者、指導者が…
子供達を中心にした
三位一体のチーム一丸になること
大事なのは、
大人の欲求ではなく…
子供達自身が持つべき
、仲間とともに目標に向かう意欲なのだと思います。
その根本を見失うと…
誰が、誰のためにやっているかがわからなくなり
チーム一丸にならないのでしょう。
それは全国を目指す
チームから、市内大会で頑張るチームまで…
すべてのレベルにあるミニバスクラブの共通したあり方だと思います。
マイナーなバスケを
メジャーなスポーツにしていくために…
大人の想いで、
子供達をミニバスで
燃え尽きさせることなく…
ミニバスでは、
バスケが好きな子供達を多く育て、
将来のバスケージャーに繋げることが使命だと思うのです。