北朝鮮の弾道ミサイル発射に対応するため、海上自衛隊はアメリカ海軍と韓国海軍の3カ国による共同訓練を日本海で行いました。
防衛省によりますと、共同訓練には、弾道ミサイルを迎撃する能力を持つ海上自衛隊の護衛艦「まや」やアメリカ海軍の駆逐艦「ジョン・フィン」、韓国海軍の駆逐艦「ユルゴク・イ・イ」が参加しました。
テレ朝news
１５日午後１時４５分ごろ、福岡市東区八田の住宅で、「家の中で夫が倒れている」と妻から１１０番があった。駆け付けた警察官が、血を流して倒れている住人の蓮山明弘さん（６５）を発見、搬送先の病院で死亡が確認された。その後、蓮山さんの長男が事件への関与を認めたことから、福岡県警捜査１課は１６日未明、殺人容疑で、派遣社員の茂容疑者（２９）＝同区塩浜＝を逮捕した。
逮捕容疑は１５日午前９時から午後１時１５分にかけ、蓮山さんの胸などを刃物で複数回刺し、殺害した疑い。死因は出血性ショックだった。
同課によると、家族として同容疑者から話を聴いていたところ、自分が関与したと明かしたという。
時事通信
各地で相次いだ「闇バイト」に絡む強盗事件に関与したとして、陸上自衛隊久居駐屯地（津市）は１３日、第３３普通科連隊の３等陸曹、中桐海知被告（２４）（強盗致傷罪などで起訴）を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 発表によると、中桐被告は今年１月に千葉県大網白里市のリサイクル店で起きた強盗致傷事件で、逃走用車両の運転手役を務めた。中桐被告は昨年１１月２５日に駐屯地から外出してから所在不明となっていたといい、陸自の聴取に「深く反省している」と話したという。
読売新聞
大阪市北区天満の路上で高齢女性が襲われて現金などが奪われた事件で、府警は１５日、住所不定、無職の男（６８）を強盗傷害容疑で逮捕した。「所持金が尽き、空腹に耐えられずにやった」と容疑を認めているという。
発表では、男は１３日午前５時４０分頃、同区天満の路上で、散歩をしていた７０歳代女性の頭部をコンクリート片で殴り、押し倒して女性に腰の骨を折る重傷を負わせ、現金６０００円とスマートフォンを奪った疑い。現場周辺の防犯カメラの映像から男が浮上。捜査員が１４日夜に神戸市兵庫区の公園にいるところを発見し、身柄を確保した。
読売新聞
男子中学生に犬の放し飼いを注意されて暴力を振るったとして、兵庫県警兵庫署は１５日、暴行容疑で神戸市兵庫区の無職男（６８）を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は１５日午後９時５０分ごろ、同市兵庫区の公園にいた近くの男子中学生（１４）に体当たりした疑い。「注意されて頭に来た」と容疑を認めているという。
同署によると、男子中学生は同日、同区内であった祇園まつりからの帰り道、同級生２人と公園に立ち寄った際、リードを外された柴犬が公園内を走り回っているのを見つけた。近くにいた飼い主の無職男に注意したところ、男が激高し、暴行されたという。
神戸新聞
トー横の一斉補導の様子。未成年とみられる若者（左中央）に捜査員が身分証の提示を求めた=2023年7月15日午後11時58分、東京都新宿区歌舞伎町、御船紗子撮影
「トー横」であった一斉補導の様子。未成年とみられる若者から捜査員たちが話を聞いた=2023年7月15日午後11時11分、東京都新宿区歌舞伎町、御船紗子撮影
警視庁は15日深夜から16日未明にかけて、東京都新宿区歌舞伎町の「トー横」と呼ばれるエリアを対象に一斉補導を実施し、18歳未満の男女計26人を補導した。この周辺に集まる少女らが性犯罪に巻き込まれるケースもあり、同庁は夏休みを前に、未成年が深夜に同エリアに近づかないよう注意を呼びかける。 15日午後11時すぎ、「トー横」でたむろしていた若者を私服警察官数人が囲み、女性警察官が話しかけた。聞くと、黒いミニワンピースの少女らは18歳未満という。事情を詳しく確認する必要があると判断し、警察署に連れていった。 「トー横」は新宿東宝ビルに隣接する広場などの一帯で、若者が集まることで知られる。少年育成課によると、一斉補導には警察官約120人が参加。中学生を含む13～18歳の男女26人を、深夜徘徊（はいかい）などで補導した。中には行方不明者届が出されていた少女もいたほか、飲酒と服薬が疑われる状態で救急搬送された少女もいたという。 26人のうち9人は東京都在住。残る17人は群馬県や静岡県、宮城県などから来ていた。同課は「『トー横』に集まる未成年を犯罪に巻き込もうとする大人もいる。リスクがあることを認識してほしい」と注意を呼びかけた。（御船紗子）
朝日新聞
右松隆央元宮崎県議からセクハラ行為を受けたとして、元県議の事務所に勤めていた女性が損害賠償を求めた訴訟の控訴審第１回口頭弁論が１４日、福岡高裁宮崎支部（西森政一裁判長）であった。女性側は「判決後に嫌がらせを受けた」などとして賠償請求額を８８万円増して総額３０８万円とする申立書などを提出。元県議側は、セクハラ行為を一部認めて元県議に７７万円の支払いを命じた１審・宮崎地裁判決の取り消しを求めた。 １審判決は、元県議が現職だった２０１９年、選挙活動への慰労として女性と宮崎市のホテル内レストランで食事した後、客室に行くことを提案して客室で抱きついたことや、事務所で女性に自身の肩や腰のマッサージをさせたことなどを違法なセクハラ行為と認定した。判決を受け、被告は控訴。原告も認定が一部だったことから控訴した。 女性側は申立書で、元県議が１審判決後、自身のブログに女性の名字と旧姓をそれぞれアルファベットと漢字を使って掲載したことなどを問題視。女性側が１審で氏名などを第三者に明らかにしないよう求め、同地裁が認めていたことに触れ、「セカンドハラスメントに当たり、精神的苦痛を受けた」と主張している。
読売新聞
住吉会事務所に入る警視庁の捜査員（Ｃ）共同通信社
実在する警察署の番号をスマホの画面に表示させ、摘発を逃れるため、全国を移動──。新たな手口を駆使しながら特殊詐欺を繰り返していた指定暴力団「住吉会」の組員ら2グループ、計28人が一斉に摘発された。 12日、警視庁暴力団対策課に詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、住吉会幸平一家傘下組幹部の表雅人容疑者（28）ら18人。住吉会系組員の日沖幸矢（23）、森川将太郎（22）、小林夢左史（22）の3容疑者を含む10人は詐欺の疑いで逮捕された。警視庁は、表らのグループが詐取した金が資金源になっているとみて、14日、東京都新宿区のマンション内にある住吉会本部を家宅捜索した。 表容疑者は5月19日、仲間と共謀して北海道警の警察官に成り済まし、佐賀県唐津市の女性（当時75）に「あなたのキャッシュカードが詐欺事件に使われました。口座に入っているお金が、犯罪のお金かどうか調べなければならない。現金を都内のマンションに郵送する必要があります」とウソの電話をかけ、現金200万円を東京都目黒区のマンションに郵送させようとした。 数日後、警視庁が別件で表容疑者の自宅をガサ入れしたところ、押収したスマホから事件への関与が浮上。現場で待機していた警察官が、荷物を受け取ろうとした仲間を逮捕して事件が発覚した。表容疑者が指示役で、グループによる被害は少なくとも50件、総額約9400万円に上る。 「最初に『関東総合通信局』を名乗る人物から電話があり、『キャッシュカードが使われ、7億円の被害が出ている』と伝える。その後、すぐに『北海道警のヒライ』という男が電話をしてきて『あなたを詐欺の容疑者とみています』と脅す。その女性の携帯電話に表示された発信元の番号は、なぜか実在する道内の警察署のものでした。どうやったらそんなことができるのか、手口を調べているところです」（捜査事情通） 一方、日沖らは昨年11月、札幌市のビジネスホテルから、東京都港区の女性（当時86）に息子を装って、「電車にお金と携帯電話が入ったカバンを置き忘れ、お金がなくて困っている。至急仕事でお金がいる。すぐに返すから用意して欲しい。部下の親戚が取りに行くから渡して欲しい」と電話し、250万円をダマし取った。このグループによる被害は37件、総額1億円以上とみられる。 「大口の特殊詐欺グループの場合、人手や事務所、通信機器が必要です。人の出入りがあっても怪しまれず、すぐに逃亡できる海外にかけ子の拠点を置くケースがほとんどでした。表のグループはかけ子の管理役や統括役、回収役などが役割分担をし、全国の高速道路を車で移動しながら詐欺電話をかけ続け、被害は16都府県に及びます。日沖のグループもかけ子の拠点が特定されないように、北海道から沖縄まで全国のビジネスホテルを約1週間単位で転々としながら、特殊詐欺を繰り返していた」（捜査事情通） 今や特殊詐欺は暴力団の貴重なシノギのひとつ。
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