「許せない気持ちでいっぱい」 障害者支援施設の野菜を... わずか4秒 直売所で窃盗 - YouTube
防犯カメラが現金窃盗の瞬間をとらえていた。 愛媛・松山市の無人の野菜直売所。 売り物のタマネギなどが並んでいる。 そこに現れた、自転車の男。 野菜には目もくれず男が持ち去ったのは、野菜の売上金が入った料金箱。 犯行時間はわずか4秒だった。 直売所を運営 株式会社Zenkou・大西英之事業所長「もう職員全員怒り心頭で、本当に許せない気持ちでいっぱいです」 1袋100円で売られるこれらの野菜。 実は全て、障害者の就労支援施設で作られたものだった。 施設のウェブサイトには、畑を耕したり、種を植える様子の写真があった。 直売所を運営 株式会社Zenkou・大西事業所長「一般就労が難しい障害者の方々がここに来て、夏の暑い中、冬の寒い中、頑張って作ってもらっているところを僕も見ているので、(施設の)利用者も悲しんでいます」 障害者が丹精込めて作った野菜のこの日の売上金は3,000円。 男はそれを根こそぎ盗んでいったのだ。 料金箱には、鍵などの盗難対策はしていなかった。 防犯カメラを見ると、男はふらりと来たかのようなラフな格好。 しかも、被害に遭った日は、直売所がある飲食店の定休日であることから、店のことをよく知っている人物の可能性があるという。 直売所を運営 株式会社Zenkou・大西事業所長「(午後)4時15分には野菜もだいぶ売れて、お金もたまっている状態で。狙って来たんじゃないかって警察も言っていました」 男性は、警察に被害届を提出。 料金箱には、ねじで止める盗難対策を講じた。