茨城・土浦市のコンビニの駐車場で、女性を強引にトラックに連れ込み、性的な暴行を加えたとして現行犯逮捕されたトラック運転手の男が、18日に送検された。
トラック運転手の和泉礼維容疑者(36)は16日正午ごろ、土浦市内のコンビニエンスストアの駐車場で、コンビニを利用していた20代の女性を、駐車中のトラックに強引に連れ込み、性的な暴行を加えた不同意性交の疑いで18日に送検された。
警察によると、女性から助けを求められたコンビニの店員が通報し、駆けつけた警察官が現行犯で逮捕した。
和泉容疑者は、女性と面識はなく、調べに対し、容疑を否認している。
FNNプライムオンラン
18日に政治家引退を表明した自民党前衆院議員の佐藤ゆかり氏(61)は同日、大阪府枚方市内で開いた会見で「地元で血を見る思いで戦っている同志に対して、頭ごなしに公募を決めた(自民)党本部のやり方と、われわれ現場の思いとは溝がある。公募を機に潔く辞めるのが道筋と考えた」と述べ、次期衆院選に向けた党本部主導の擁立方針に苦言を呈した。 自民は次期衆院選に向け、党本部主導の刷新本部が、大阪府内の計6選挙区の候補予定者となる支部長を事実上、更迭。空白区の4選挙区を含む計10選挙区で18日まで支部長を公募している。佐藤氏が支部長を務める大阪11区(枚方市、交野市)も対象となった。 佐藤氏は「支部長の交代で大阪自民党の刷新ができるものではない」と強調。その上で「党本部には猛省を促す」と話した。 佐藤氏は平成17年に岐阜1区から立候補し、比例復活で初当選。衆院当選3回、参院当選1回で、令和元年からは環境副大臣を務めた。令和3年の前回衆院選で落選した。
産経新聞
ブリンケン米国務長官は17日の記者会見で、台湾の頼清徳副総統が8月に外交関係のあるパラグアイを訪問するのに合わせて米国を経由することを擁護した。「長年の慣例と完全に合致している」と述べ、中国が反発する根拠はないと牽制(けんせい)した。 ブリンケン氏は、パラグアイ大統領の就任式に出席する頼氏が、往路と復路でそれぞれ米国を経由する見通しだと説明。中国が台湾への軍事圧力を強める中、「米国は台湾海峡の平和と安定の維持に向けて取り組む」と強調した。
産経新聞
【台北時事】故安倍晋三元首相の昭恵夫人は17日、台湾を訪問した。台湾外交部(外務省)によると、20日まで滞在し、蔡英文総統や頼清徳副総統と面会する。外交部は「心から歓迎する」とのコメントを発表した。
時事通信
東京の下町を縄張りにしてきた「老舗」の暴力団が警視庁に詐欺容疑で捜査され、組員全体の4分の1が立件された。祭りへの出店を稼業にしてきたがコロナ禍で細り、コロナ対策の支援金を不正に受給していた。しぼむ暴力団の象徴的な姿と受け止められている。 長く続いてきたが、近年は暴力団排除の動きで新規加入者が減り、主な活動場所は都内に狭まっていた。組員も高齢化し、約80人に減っていた。 警視庁暴力団対策課は22年10月、暴力団員であることを隠し、コロナ禍での国の一時支援金など計約500万円を受け取ったとして、幹部の三輪正美容疑者(63)ら8人を詐欺容疑で逮捕した。三輪容疑者はナンバー3にあたる幹事長だった。 同課は23年4月までに8人を含む23人を逮捕、1人を書類送検し、捜査を終えた。20年3月~21年11月に計約5300万円を不正受給したとして、全員が起訴された。組構成員の4分の1以上が立件された形だ。
朝日新聞
安倍元首相の銃撃現場近くに設けられた献花台に列をつくる人たち=7月8日午前、奈良市
仲川氏は昨年10月、「100年、200年先に歴史を振り返るとき、(慰霊碑などを)考えてもらうのは可能。今の時代で決めるものではないのかなと思う」と述べ、判断を後世に委ねる考えを示した。だが、安倍氏がテロによる凶弾に倒れた現場にいた上、市長として議論を牽引(けんいん)する立場にありながら、この姿勢には違和感しかない。
産経新聞
米南部国境から不法入国する中国籍者
【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ国境から米国へ不法入国する中国籍の移民が急増している。今年に入りすでに1万件を超えた。ヒスパニック(中南米系)移民と同様に陸路で国境を越え、亡命を希望する者が大半だ。中国の新型コロナウイルス対策で仕事を失ったり、人権侵害や宗教上の迫害を受けたりしたことなどが理由という。 米税関・国境警備局(CBP)が今年1~5月に確認した南部国境からの中国籍の不法入国は1万728件で昨年同期の件数の約18倍。昨秋から増え始め1月に1千人を超え月間では4月の3205人が最多。中国籍は全体の約1%だが、伸びは際立っている。 ルートは、中国からビザ(査証)なしで入国できる南米エクアドルに空路でまず入る。そこからは陸路を徒歩や車で、コロンビアなどの中南米諸国を経て北上する。米国境へは直線距離で約3700キロもある。 テキサス州のメキシコ国境沿いの街ラレードで移民保護施設を運営する「カトリック・チャリティーズ・ラレード教区」のレベッカ・ソロア事務局長によると、中国人の移民を初めて受け入れたのが今年3月でこれまでに約20人を保護。大半が成人男性だが、親子1組、女性も1人いた。 理由を聴取したところ、一番多いのは中国のゼロコロナ対策、都市封鎖によって失業したり事業が継続できなくなったりしたこと。当局から宗教上の迫害を受けたキリスト教徒も5人いた。
産経新聞