この記事は書いていいものかどうか、随分迷いました。
この写真は、「早稲田学法8月号」に載ったものです。この人平山正剛氏は現在「日本弁護士会会長」で、私の学友です。毎年夏に彼の軽井沢の別荘に宿泊して、ゴルフをしています。
もう一人の友人に「緒方重威」という人がいます。最近テレビや新聞をにぎやかしているあの「朝鮮総連事件」の張本人です。緒方氏は1年先輩ですが刑事法研究会で一緒でした。彼は卒業後検事として活躍し、広島、仙台の高等検察庁で検事長、公安調査長長官等を歴任しましたが、朝鮮総連事件を引き起こし、逮捕される身となりました。
平山氏は5年前に、「旭日中授章」を受けすでに功なり名をなした人物ですが、緒方氏は何故このような事件を引き起こしたのか、残念です。
人生は何処で何時方向が変わるか分かりません
周りの人達の事情も有るのではないでしょうか!!
恥を忘れた人になりたくないと、権力も実力も無い
身だけれど考えます。
欲を出さなければ、今後明るい人生の筈だったのでしょうが
どこかでボタンの掛け違いがあったのでしょうね。
コツコツと真面目に生活することが
幸せに繋がるということでしょう。
おっしゃる通り、どこかでボタンのかけ違いがあったのでしょうね。でもあの正義感に燃えていたころの彼を思うといまだに信じられません。
遠い人の話と思っていました。テレビで放映された時「73歳にもなって悲しいなあ」と思いました。欲を出さなければ立派な人生を歩んでいたのに。テレビや新聞で伝えられていることが事実だとしたら本当に情けない人生ですね。
冒頭にも書きましたとおり、この記事は書くのを迷いました。長い間、検事の仕事をし、社会の裏まで見てきた人が、逆の立場の張本人になろうとは・・・
何が彼を狂わせたのでしょうか? 残念です。