8月20日の日曜日、日本髪が好きな人や日本髪に興味がある人が集まって、オフ会を開催しました。
インターネットを通じて知り合った日本髪フレンドのお二人と、日本髪の魅力を少しでも多くの方に知っていただこうと結成した「もっとい会」。
まだ本格的な活動は始まっていませんが、今回は初めて、「もっとい会」主催のオフ会が行われました。
「もっとい会」メンバーのほかに、日本髪や着物に興味を持つ方々が集まってくださいました。
なかには、日本髪を結って参加してくださった方もいらっしゃいました。みなさんとても素敵で、眼福でした。
「もっとい会」メンバーは勝山を結っての参加でしたが、私が京風の勝山、ほかのお二人が江戸風の勝山を結いました。
京風と江戸風では髷(まげ)の形や飾りが違うので、みなさんとても興味を示してくださっていました。
![京風の勝山](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/18/c89952f9c36c85a5e79e96c95470ff64.jpg)
↑京風の勝山
髷の幅が広く、両脇に梵天(ぼんてん)という飾りがつきます。時代劇でお姫さまが結う「吹輪(ふきわ)」という髪型に似ています。
![江戸風の勝山(後ろ)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3c/58b02940abc500a2d04f30920bb0e62a.jpg)
↑江戸風の勝山
江戸風は、京風に比べると髷の幅がやや狭く、笄(こうがい)を挿します。
江戸風の勝山は、もともと武家の妻女が結っていた髪型なので、大人っぽい印象になります。
![金魚のかんざし](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/7e8d41cafb3d9cfbf9703d291e56c3f6.jpg)
江戸風の勝山を結われたお二人は、おそろいの金魚のつまみかんざしを挿しておられました。とても涼しげでかわいらしいかんざしでした。
![ススキのかんざし](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a2/501908c0f7379344f2fe46a6860912d9.jpg)
私は、ススキのかんざしにしました。京都の舞妓さんが8月に挿す、銀色の花かんざしです。
参加者の方々の髪型は、銀杏返しと布天神でした。
![銀杏返し](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c0/33c13221f5a2571ea5347df6da6506de.jpg)
↑銀杏返し
娘さんから年配の方まで幅広く結われていた、日常用の髪型です。
銀杏返しは、髷の根元に「根かけ」と呼ばれる飾りをつけるのですが、冬場は珊瑚玉、夏場は翡翠玉になります。髷の斜め上に挿されている玉かんざしも翡翠で、とっても粋な感じです。
![布天神](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/14/9c33d1aafe06da4b1d957f662053a379.jpg)
↑布天神
銀杏返しに手絡の布をかけると、布天神になります。手絡の布がかかるだけでもかなり印象が変わります。手絡の布は、年齢によって変わります。ピンクの手絡がとてもかわいらしいです。
約2時間、お茶を飲みながら日本髪のことについて語ったり、写真撮影をしたり、とても和やかで楽しく過ごすことができました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
<本日のキモノ>
![トンボに矢羽根柄の紋駒絽](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1b/d38db9ca7a685ee2fadd40f728f1bc2d.jpg)
先日仕立て上がってきた紋駒絽の着物をおろしました。
わずかに青みがかった白の生地に、薄墨色でトンボと矢羽根が描かれています(トンボが小さいのでこの写真だと見えませんが……)。
かんざしをススキにしたので、着物もそれにあわせてトンボ柄にしてみました。
帯は、浅葱色の紗献上八寸帯です。
インターネットを通じて知り合った日本髪フレンドのお二人と、日本髪の魅力を少しでも多くの方に知っていただこうと結成した「もっとい会」。
まだ本格的な活動は始まっていませんが、今回は初めて、「もっとい会」主催のオフ会が行われました。
「もっとい会」メンバーのほかに、日本髪や着物に興味を持つ方々が集まってくださいました。
なかには、日本髪を結って参加してくださった方もいらっしゃいました。みなさんとても素敵で、眼福でした。
「もっとい会」メンバーは勝山を結っての参加でしたが、私が京風の勝山、ほかのお二人が江戸風の勝山を結いました。
京風と江戸風では髷(まげ)の形や飾りが違うので、みなさんとても興味を示してくださっていました。
![京風の勝山](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/18/c89952f9c36c85a5e79e96c95470ff64.jpg)
↑京風の勝山
髷の幅が広く、両脇に梵天(ぼんてん)という飾りがつきます。時代劇でお姫さまが結う「吹輪(ふきわ)」という髪型に似ています。
![江戸風の勝山](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/59/46910ffbcca366045bfa0e0663eb2864.jpg)
![江戸風の勝山(後ろ)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3c/58b02940abc500a2d04f30920bb0e62a.jpg)
↑江戸風の勝山
江戸風は、京風に比べると髷の幅がやや狭く、笄(こうがい)を挿します。
江戸風の勝山は、もともと武家の妻女が結っていた髪型なので、大人っぽい印象になります。
![金魚のかんざし](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/7e8d41cafb3d9cfbf9703d291e56c3f6.jpg)
江戸風の勝山を結われたお二人は、おそろいの金魚のつまみかんざしを挿しておられました。とても涼しげでかわいらしいかんざしでした。
![ススキのかんざし](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a2/501908c0f7379344f2fe46a6860912d9.jpg)
私は、ススキのかんざしにしました。京都の舞妓さんが8月に挿す、銀色の花かんざしです。
参加者の方々の髪型は、銀杏返しと布天神でした。
![銀杏返し](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c0/33c13221f5a2571ea5347df6da6506de.jpg)
↑銀杏返し
娘さんから年配の方まで幅広く結われていた、日常用の髪型です。
銀杏返しは、髷の根元に「根かけ」と呼ばれる飾りをつけるのですが、冬場は珊瑚玉、夏場は翡翠玉になります。髷の斜め上に挿されている玉かんざしも翡翠で、とっても粋な感じです。
![布天神](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/14/9c33d1aafe06da4b1d957f662053a379.jpg)
↑布天神
銀杏返しに手絡の布をかけると、布天神になります。手絡の布がかかるだけでもかなり印象が変わります。手絡の布は、年齢によって変わります。ピンクの手絡がとてもかわいらしいです。
約2時間、お茶を飲みながら日本髪のことについて語ったり、写真撮影をしたり、とても和やかで楽しく過ごすことができました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
<本日のキモノ>
![トンボに矢羽根柄の紋駒絽](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1b/d38db9ca7a685ee2fadd40f728f1bc2d.jpg)
先日仕立て上がってきた紋駒絽の着物をおろしました。
わずかに青みがかった白の生地に、薄墨色でトンボと矢羽根が描かれています(トンボが小さいのでこの写真だと見えませんが……)。
かんざしをススキにしたので、着物もそれにあわせてトンボ柄にしてみました。
帯は、浅葱色の紗献上八寸帯です。
覚えきれないくらい沢山種類がある日本髪、奥が深いですねー。
同じ髪型でも、飾りが違うだけで名称が変わったり、東京と関西で呼び名や形が違ったりして、おもしろいですよね
日本髪を結っていただいている美容室に、お嬢様とお母様がそろって日本髪を結ってらっしゃる写真があって、とても素敵でした
kazuraさまもぜひぜひ
しかも髪型が何種類も!!しかも、京風と江戸風で違うなんて!
うわ~ん、もっと早くチェックしてたら、現地に見にいけたのに・・・。
#多分、茂みの陰から(笑)
もっとい会、ですか?
なかなか楽しそうな会ですね。
これから、たまにこっちもチェックさせていただきます~。
真夏に、都内で日本髪の一団が歩いていると、さすがに目立ちました(笑)
日本髪は、年齢や身分によっていろんな種類があって、おもしろいですよ!
京風と江戸風では、顔の横の鬢(びん)の形も違うので、雰囲気もずいぶん違うのです。奥が深いなあ……と思います。
「もっとい会」どうぞよろしくお願いいたします。
次回オフ会にはぜひ
日本髪、せめてお正月は結いたいと思ったこともありましたが、残念ながら京都しか美容院を知らないのです。私は静岡在中ですが島田市には島田髷にちなんで日本髪を結った女性が練り歩くお祭りがあります。なのに、静岡市内にはどうも見つけられないのです(泣)
これからも目の保養、それから伝統芸能についてのお話を楽しみにお邪魔させていただきます。
島田髷まつり、一度見たいと思っているのですー!
日本髪を結える美容室、探すのがほんとに難しくなってますよね……。
私が結っていただいているのは、京都の石原先生のお弟子さんがやってらっしゃる東京の美容室なのです。
そのほかの方は、上野や浅草の美容室で結っていただいているそうです。
東京にも以前は日本髪を結ってくれる美容室がたくさんあったようなのですが、すっかり数が少なくなっているうえに後継者も不足しているようなので、行く末が心配です……。
需要が増えれば供給も増えると思うのですけども……(涙)。
rinさまは、日本舞踊をなさっているのですね! 素敵ーー!
日本舞踊などのときにカツラを結う「床山さん」が、地毛結いをやってくださる場合もあるみたいです。
今回のオフ会で江戸風の勝山を結われたお二人が行ってらっしゃる美容院の先生は、もともとカツラ師さんで、地毛結いもやってくださっているのだそうです。
踊りの先生に、地毛結いもやってくださる床山さんの情報を聞いてみるのもよいかもしれませんヨ
とりとめのないブログですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします
はてなアンテナからきました。
日本髪素敵ですね。憧れてしまいます。
皆様、日頃の手入れがよろしいので
しょうか、光沢があり絹のような黒髪
ですね。
やっぱり、着物には日本髪が一番似合い
ますね。
昨今、着物ブームですし、今度は日本髪
がブームになるかもしれませんね。
是非、着物&日本髪で歌舞伎観劇をしたい
です。
着物ブームに続いて日本髪もブームになるとうれしいですねー
私は、日本髪にはまってからというもの、髪を短くせずパーマもかけず、染色もせずがんばっております(笑)。
でも、「かもじ」を使って結い上げるので、肩より少し下でも結えるみたいです。
紅雀さまもぜひ!
とりとめのないブログでございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします