最近、久々に「うまいそば屋」とめぐりあいました。
東京のそば屋といえば神田、並木(浅草)、池之端(上野)の「薮御三家」が有名ですが、神田と並木の薮そばは、かつて常連さんだった人たちの間では「代替わりしてから様子が変わった」ともっぱらの評判だし、唯一頼みの綱だった池之端の薮そばも、最近は心なしか日によって微妙にムラがあるような……。
老舗ののれんに頼らない「うまいそば屋」を探さなくては!と危機感をつのらせていた「そばっ食い」の私の前に現れたのが、西麻布の「蕎麦ダイニング くろさわ」です。
西麻布といっても、限りなく六本木に近い西麻布で、六本木ヒルズの森タワーやグランドハイアット東京のすぐ近くにあります。
会社の先輩に教えていただいて足を運んだのですが、「もりそば」を食べたら、そばの香りが口の中にフワーっと広がって、とにかく美味でした。
それ以来、すっかり気に入って、ランチタイムに一人でも足を運ぶほどです。
このお店の「もりそば」のつゆは、そばちょこの中に少~しだけ入っています。よっ、江戸前!
江戸っ子のそばの食べ方は「そばつゆは、箸でもった麺の下のほうにちょっとだけつけ、ズルズルっと音を立てて手繰る(すする)」と言われています。
これには、粋を気取る江戸っ子の見栄もあるのかもしれません。でもたしかに、そばの香りが生きているそばだと、つゆをほとんどつけなくても十分おいしいのです。
そばつゆがちょっとしかないのは、そばに自信がある証拠なのかもしれません。
ランチタイムには、黒豚のミニ丼も用意されており、単品のそばと組み合わせてオーダーすることができます。
この黒豚丼もウマイ! しょうゆ味、塩味、みそ味の3種類があります。
そばと一緒に頼むと、そばを食べ終わるころを見計らって丼を出してくれるのも、気が利いています。そばを食べ終わった後でそばつゆに「そば湯」を入れ、それをお吸い物がわりにして丼を食べるのもなかなかオツなものです。
もう一つ、このお店のうれしいところは、おかわり用のもりそば(そばつゆナシで、もりそばだけを頼める)が用意されていることです。
こういったおかわり用のもりそばを、このお店では「抜きそば」と呼んでいます(池之端の薮そばでは「汁なし」など、呼び方は店によってさまざまです)。
最近は、こうしたおかわり用のそばを用意しているお店が意外に少なくなっているので、貴重です。
今日は朝からなんとなく「そばが食べたいなあ……」と思っていたので、ランチタイムに一人でそそくさと行ってきました。
1時半を過ぎていたので、店内もだいぶすいていて、いい感じでした。このお店は、店内の雰囲気も落ち着いているのです。
朝ごはんを食べていないうえにお昼の時間が遅くなっておなかがすいていたうえに、おそばがおいしかったので、もりそば+抜きそば+ミニ黒豚丼を、ペロリとたいらげてしまいました。
東京のそば屋といえば神田、並木(浅草)、池之端(上野)の「薮御三家」が有名ですが、神田と並木の薮そばは、かつて常連さんだった人たちの間では「代替わりしてから様子が変わった」ともっぱらの評判だし、唯一頼みの綱だった池之端の薮そばも、最近は心なしか日によって微妙にムラがあるような……。
老舗ののれんに頼らない「うまいそば屋」を探さなくては!と危機感をつのらせていた「そばっ食い」の私の前に現れたのが、西麻布の「蕎麦ダイニング くろさわ」です。
西麻布といっても、限りなく六本木に近い西麻布で、六本木ヒルズの森タワーやグランドハイアット東京のすぐ近くにあります。
会社の先輩に教えていただいて足を運んだのですが、「もりそば」を食べたら、そばの香りが口の中にフワーっと広がって、とにかく美味でした。
それ以来、すっかり気に入って、ランチタイムに一人でも足を運ぶほどです。
このお店の「もりそば」のつゆは、そばちょこの中に少~しだけ入っています。よっ、江戸前!
江戸っ子のそばの食べ方は「そばつゆは、箸でもった麺の下のほうにちょっとだけつけ、ズルズルっと音を立てて手繰る(すする)」と言われています。
これには、粋を気取る江戸っ子の見栄もあるのかもしれません。でもたしかに、そばの香りが生きているそばだと、つゆをほとんどつけなくても十分おいしいのです。
そばつゆがちょっとしかないのは、そばに自信がある証拠なのかもしれません。
ランチタイムには、黒豚のミニ丼も用意されており、単品のそばと組み合わせてオーダーすることができます。
この黒豚丼もウマイ! しょうゆ味、塩味、みそ味の3種類があります。
そばと一緒に頼むと、そばを食べ終わるころを見計らって丼を出してくれるのも、気が利いています。そばを食べ終わった後でそばつゆに「そば湯」を入れ、それをお吸い物がわりにして丼を食べるのもなかなかオツなものです。
もう一つ、このお店のうれしいところは、おかわり用のもりそば(そばつゆナシで、もりそばだけを頼める)が用意されていることです。
こういったおかわり用のもりそばを、このお店では「抜きそば」と呼んでいます(池之端の薮そばでは「汁なし」など、呼び方は店によってさまざまです)。
最近は、こうしたおかわり用のそばを用意しているお店が意外に少なくなっているので、貴重です。
今日は朝からなんとなく「そばが食べたいなあ……」と思っていたので、ランチタイムに一人でそそくさと行ってきました。
1時半を過ぎていたので、店内もだいぶすいていて、いい感じでした。このお店は、店内の雰囲気も落ち着いているのです。
朝ごはんを食べていないうえにお昼の時間が遅くなっておなかがすいていたうえに、おそばがおいしかったので、もりそば+抜きそば+ミニ黒豚丼を、ペロリとたいらげてしまいました。
夜には黒豚のしゃぶしゃぶを食べたのですが本当に美味しかったですよ。
次回は、fuji-musumeさんは是非永田町へ。私は六本木へ
永田町の黒澤、ぜひ一度行ってみたいと思います!
六本木の、おうどん屋さんのほうもそうですが、「黒澤」系列のお店は味はもちろんのこと、店内の雰囲気もとてもすてきですね。
蕎麦ダイニングくろさわは、夜は「お蕎麦も楽しめる小料理屋さん」的な感じになるようなので、夜いらしてもきっと楽しめるのではないかと思います