御園座での坂田藤十郎襲名披露興行を観に名古屋へ行った際、中村区にある「稲本」という料亭へ行ってみました。
名古屋の中村というところは、のちの太閤・豊臣秀吉の出身地であると言われています。
また、歌舞伎役者の初代中村勘三郎にゆかりの地とも言われています。
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御園座で坂田藤十郎襲名披露興行を観た後、帰りの新幹線まで時間があったので、大須へ行きました。
大須を訪れるのは、今から何年も前に「大須演芸場」へ行って以来なので、とても久しぶりです。
大須演芸場へ行った際たまたま見つけて入ったうなぎ屋さん「宮田楼」の「ひつまぶし」(冒頭写真)がとてもおいしかったので、せっかく名古屋へ行ったならぜひ食べてから帰りたいと思い、大須へ寄ったのです。
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名古屋旅行2日目の10月9日、再び御園座へ。
坂田藤十郎襲名披露興行の昼の部を観てきました。
この日ももちろんキモノで行きました(というか、洋服は最初から持って行きませんでした……)。
帯は前日と同じ、坂田藤十郎丈の紋にちなんだ星梅鉢の帯で、着物だけ替えました(キモノの写真は、この記事の末尾にあります)。
昼の部の演目は、尾上松緑さんの「矢の根」、中村時蔵丈の「藤娘」、坂東三津五郎丈の「越後獅子」、そして坂田藤十郎丈の襲名披露狂言「盛綱陣屋(もりつなじんや)」です。
「矢の根」はいわゆる「曽我物」と呼ばれる、曽我兄弟の仇討ちに題材をとった演目で、「歌舞伎十八番」の一つにもなっています。
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