大須・宮田楼の「ひつまぶし」

御園座で坂田藤十郎襲名披露興行を観た後、帰りの新幹線まで時間があったので、大須へ行きました。
大須を訪れるのは、今から何年も前に「大須演芸場」へ行って以来なので、とても久しぶりです。


↑大須演芸場

大須演芸場へ行った際たまたま見つけて入ったうなぎ屋さん「宮田楼」の「ひつまぶし」（冒頭写真）がとてもおいしかったので、せっかく名古屋へ行ったならぜひ食べてから帰りたいと思い、大須へ寄ったのです。


↑宮田楼

宮田楼では、紀州備長炭を使用してうなぎを焼いています。そのため、注文してから出てくるまで時間はかかりますが、うなぎが焼き上がるのを待っている時間もまた楽し、といったところです。
炭火焼なので、焼き上がりがとにかく香ばしく、うなぎの脂が炭火の香ばしさでほどよく中和されています。

中部地方ではうなぎを蒸さずに焼くため、江戸のうなぎに慣れてしまうと蒲焼きはいささか脂が強く感じられます。
でも「ひつまぶし」なら、うなぎが細かく切られているし、最後はお茶漬けにできるので、食べやすいです。
お茶碗に軽く3～4杯ぶんくらいとれるほどボリューム満点でしたが、おいしいのでペロリとたいらげてしまいました。

宮田楼は、大須観音の脇参道にあります。大須観音からすぐのところです。


↑大須観音