
砂丘を散策し、砂丘会館でお土産を買い、砂の彫刻、砂像を見せていただくために、砂の美術館へ。
日本で唯一「砂」を素材にした彫刻作品を展示する野外美術館で、砂像彫刻家兼 プロデューサーとして
国内外で活躍、「世界が尊敬する100人の日本人」に選ばれるなど 、注目を集める茶圓勝彦氏が
総合プロデュースを務めています。
現在は、第7期「砂で世界旅行・ロシア編」の準備のために砂像の展示はお休みですが
会場を特別に見せていただきました。
会場はまだ砂の準備中で、さながら工事現場。
砂像は砂と水だけでできているそうで、基礎に何か芯が入っているわけではないそうです。
砂を水だけで固めて、丁寧に彫刻していく、一度失敗したら、その砂はもう使えず、修正のできない作業なのだそうです。
最初は野外で開催されていたもそうですが、現在は建物の中に会場があります。
入り口にある砂像、こちらももちろんすべて砂。
中へ入ると、砂像を製作する過程が展示されています。
製作に携わっている方々で、オレンジ色のジャンパーがプロデューサーの茶圓勝彦 氏。
1月初めまで前期の作品が展示されていましたが、現在は次期の製作の砂の整備中で、整備は3月中旬まで準備を終え、実際の製作は2週間程度でいっきに完成させるそうです。
見事な繊細な彫刻を2週間程度で完成させるんですね!!
砂像はどれくらい持つものか気になりましたが、実際はかなり長く持つそうです。
札幌雪まつりの大雪像は芯に板組みされているものもあるのですが、砂像は意外と大きいのに、すべて砂だけということにびっくりしました。
砂の美術館は、「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて展示をしているそうです。
会期が終われば、砂像はもとの砂に。
限られた期間しか存在することができない砂像の、その儚くも美しい造形を創り上げる為に、砂像彫刻家は情熱を注ぎ込みます。
永遠に残らない美しさが、砂像のもつ大きな魅力ということだそうです。
全部が砂どは思えない繊細な素晴らしい彫刻。
砂の美術館の全景。
3階建てになっていて、1階部分が砂像のスペース=見学時は砂のお山でした。
砂の美術館の展望テラスからの風景
砂の美術館の2階のテラス部分は砂丘展望台になっていて、こんな風景がのぞめます。
第7期「ロシア編」 http://www.sand-museum.jp/
平成26年4月19日(土)〜平成27年1月4日(日)
期間中は、年末年始含め無休。
9時〜20時(最終入場は19時30分)
※この期間外は砂像制作と会場整備等のため「砂の美術館」休館となります。
※12月の鳥取砂丘イルミネーション期間中は時間延長される場合があります。
美術館のショップにある砂像。
こちらは美術館のスタッフの方が作られたそうです。
麒麟獅子
麒麟獅子(きりんじし)
鳥取県や兵庫県に伝わる民俗芸能の、麒麟がモチーフになっている獅子舞。
色は金色、一本角があり、耳が逆立って顔は面長です。
鳥取藩主池田光仲が、鳥取東照宮を建立した際の、権現祭の神幸行列で行なわれたのが始まり。
徳川氏・池田氏の権威を象徴するものだそうです。
はなまるマーケットが取材に来たときの記念と、鳥取のゆるキャラ、トリピー。
鳥取にはナシータもいましたよね?!私ナシータに会ったことあるもん!
砂丘美術館オリジナルのお菓子も色々あります。砂の美術館限定『FU-MON』
砂丘の風紋をあしらった落雁?のようです。
砂チョコ
がめっちゃ美味しい!
試食させていただいで美味しかったので、自分も買っちゃいました。
表面がまさに黄な粉で表現した砂丘の砂。
石畳のような裏面も可愛い
和風素材を使ったチョコなんですが、味は洋風。砂の表札
白兎のちぎり
これ可愛い~~神話の因幡の白兎の白兎神社は結婚式を挙げる神社としても人気です。
縁結びの神社なのです。
鳥取温泉石鹸なんてのも売ってました。
4月19日から始まる、砂の美術館の7期ロシア編みたいなぁ。鳥取砂丘 砂の美術館
〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
TEL: 0857-20-2231 / FAX: 0857-20-2232
砂の美術館アクセス詳細は こちら
姫路、岡山、鳥取城下町推進協議会 / 黒田官兵衛ゆかりの城をめぐる山陰・山陽の旅
まとめの目次
SPECIAL THANKS
鳥取市経済観光部
観光コンベション推進課 細谷 様