風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

はじめの一歩

2018年11月15日 | 詩吟
須藤先生が、やっと、復帰なさることになりました。
実施は、来月からということで、今日、「初めの一歩」に顔を見せてくださって、来月からの、心づもりを話されました。

来月は、まず、易経から入ります。そして、筮秩iぜいちく)で、占いをやってみますと。
西洋の占いとは違って、奥深いのだそうです。

そして、先生のお話の前か後で、行う吟詠の第は、『苧「館』を所望されました。
病を得て、一人筮窒ノ触っていた時、窒フ音が心慰めてくれて、その詩の深い意味に心揺さぶられ、こんなにも『苧「館』が好きだったのかと、思い至ったそうです。



第三木曜日の「素読を楽しむ会」は、ここ数か月「初めの一歩」が、須藤先生の時間も頂いたので、二講座分の時間を、練習に励みました。

その前3年という月日と練習の積み重ねがありましたから、練習時間が倍になったら、急速に吟力の向上があり、詩吟へとさらに興味が向いてきました。

せっかくのこの育った力を何かの形で、表現する場所があったらなぁという思いから、東京芦孝会の秋の練成会に、出場させていただくこととなりました。

それには、一歩のメンバーのお一人が、もっと練習をしたいとのことで、会員になってくださったことから、実現の一歩が始まりました。
その方の出吟の権利をほかの3人と一緒に使わせていただくという形です。

その一人の女性の会員登録がなかったら、そのようなお願いはできなかったのです。
せっかくのチャンスに、ここぞと幹事会にエントリーのお願いをして、運よく認められました。

そして、練成会後はじめての、今日の練習で、みなさんの様子を拝見すると、とても良い刺激になったことがわかりました。

練習にも、一歩前に気持ちが進んできました。
注意を受けて、繰り返しても、へこたれませんでした。

来月からは、元の「はじめの一歩」に戻ります。
時間も半分になりますから、ちょうど良いクールダウンになることでしょう。
そしてまた、穏やかな進行に戻って、心豊かに再出発です。


この時間短縮について、須藤先生も、この「初めの一歩」にこだわること無く、他の方法を考えてくださっても構わないとおっしゃっていただきました。

これは、須藤先生がいつも気にしていることです。私も、みなさんの気持ちを大事に考えて、一番良い形を模索しています。

かたちに表れるものを、練習し、スキルアップしてくると、目で見える変化向上があります。
そのことで、いろいろと思うことができるのは、仕方のないことですが、その思いをてなづけて、自分のものにするのも、大事なことです。

頭の中にあるだけのものの学びは、知らないふりをすることができます。知らないで済ませることもできます。だから、比べなくて済みます。
「だから、楽しい」と、「だから苦しい」とが、詩吟のお稽古と形に表れないものとは、相反したところに、影響が出てきますね。


須藤先生と入れ替わりに、一人が、体調が悪くお休みになりました。

体調が整ったら、また、お越しいただくことにいたしましょう。待っています。




コメント