風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

左側が力をつけた

2018年11月20日 | 体を整える
左の腰に力が入ってなかったことが、最近自覚し、その前だったか後だったか、定かではないのですが、腰を痛めました。

痛みが無くなって、腰に力はいってないってことはどういうことかと考えていました。

腰の痛みがあるおかげで、重いキャスター付きバッグを引っ張るときに、工夫をしたり、腕や腰の使い方を試行錯誤するうちに、力を入れるってこういうことかなと一瞬だけど、かんじるようになってきました。


今朝いつもの通り靴を履くのに苦労して、電車の揺れに体を任せていたら、アレッ、これってもしかして力が入っているのではと思い当たりました。

力が入っているのは、自覚できるけれど、今まで、力が入っていないことには、気が付きませんでした。
左の腰は、なにも働いていませんから、むしろ、軽いくらいな感覚でした。
それが、膝から右の膝へ、そこから右の股関節へと負担をかけていたのです。

到着するや否や、山田先生にご報告したら、しっかりと、左の腰に力が入っていますと、嬉しい答えが返ってきました。

腰痛にならなかったら、いまだに、無理やりな引っ張り方をし、右手と右腰に負担をかけ続けていたのかと思うと、右側さんたち、「長らく無理をさせたねぇ、ごめんなさい。」です。

今まで、山田先生は、左の腰を如何に助けるかに心砕いて、操法をしていてくださったそうです。
それは、私には、言ってもわからないことだったのだろう、言葉に出したことがあったとしても、私には、受け取れなかったのですねぇ。

何か、不具合があって、やっと、理解に至るわけです。
その、違和感や不便によって、気づきがあり、やっと、いろんなことから改善されました。

帰りに靴を履くときは、楽々でした。
「柔軟になったと言うことですか?」とお尋ねしたら、「下腹に力が入ったからです」とおっしゃいました。

「えっ」では、今までの下腹へ気を入れていたつもりは、つもりだけだったのか!
先生は、「今、詩吟したら、よい声がでますね。」と、笑っていました。

そう!いつも、整体の帰りには、声を出したくなるのです。
すかさず、カラオケ直行とはいかない優柔不断なことよ。


帰りの電車では、左側の意識していなかった違和感を意識しそれがだんだんと、溶けだしていくというような、感じでした。
やがて、左側が暖かくなり、左の方向へ曲げにくかった首をねじることが楽にできました。

そしてもっと不思議なことは、背中まで、ひきしまって、姿勢がよくなったことです。

先生は、この腰を何とかと思い続けて、やっとそれが叶ったことを喜んでくださいました。
どれくらい前からのことだったのでしょう。

私には、ついこの一か月のこととしか思えませんが、長かったのでしょう!

あとは、足首の柔軟性が、戻ってきたら、かなりいい線を行くようです。

足首は、若いころねん挫したのをほっておいて、自然治癒させたのを、今頃後悔していますが、理由はそれだけではないようです。

足首に柔軟性が戻って、足の内側が、意識しなくても引き締めることができるようになったら、すごいことになりそうです。

若い身体は望めませんが、若々しい身体で、居たいものです。

しかるべく所に必要なだけ、力を込められて、あとは、リラックスしてる姿勢を、いつでも取れるようになろう。


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