風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

和歌初挑戦

2014年07月06日 | 詩吟
イメージトレーニングから始まって、喉を詰めない発声を心がけ、喉の調子を見ながらの練習は、なかなか楽しいものではありました。

昨日今日、その気になって、挑戦して、なにがしかの評価を得られるほどの、成果は見込まないのはわかっているのに、何で、コンクールで和歌デビューをしようと思ったのかなぁ、

自分を追い込んで、やらざるを得ないところにもっていこうとしたのだろうけれど、成果は得られなかったね。
残念。そう簡単に望みのものが手に入ったら、おもしろくもないし、、、と意地を張ってみる。

前日の、喉温存のために練習をセーブしたのは、全くの弱腰だったなぁ。

きれいにこじんまりとまとめようという方向に走ってしまったことになる。

辰巳先生の吟詠をつぶさに感じて、声を嗄らしても練習をすれば良かったのだと思う。
それで、点数は美しくない声でさらに減点されるに決まっているけど、自分へのご褒美をあげることはできたのに。


しかも、漢詩にもエントリーしたことで、エネルギーの分散になってしまった。

結果、和歌は選外、そして漢詩は、かろうじて入賞だが、本選へのエントリーは7位までで、発表順が順位の通りなら、12位だったようだ。

それで、何とか和歌の不調を糊塗することのできる順位ではないよねぇ。
潔く、和歌だけで、撃沈したほうがまだかっこよいのに。

なんだかんだと言いながら、「ええかっこしぃ」な私でありました。

それにしても、辰巳先生、かっこいいなぁ。
舞台の上では、あんなに大きく見えたのに、懇親会が終わって、ごきげんようを言おうとして側によったら、なんてちっこいかわいい人なのだろう。

あの、どこから、パワーが出るのだろう。

おなかが大きくても平気だったし、赤ちゃんをだっこしても詩吟をしたというエピソードからうかがえる猛者ぶりは、ちっともない。
このエピソードは、次にお目にかかれたら、もっと詳しくお聞きしたい。
そして、今のお名前ともう一つのお名前もあるというお話も、出来ることなら、じっくりお聞きしたい。

今でこそ、落ち着いていらっしゃるけれど、たくさんの苦労を重ねてこられたようだ。

何より、コンダクターも調子笛もないアカペラの時期からの他からの影響をうけない精進が、「これぞ関吟」の吟詠を少しも衰えることなく熱い吟詠をなさることに、つながっている。
そして、あの迫力のある和歌には、かっこいぃ!!!としか言いようがない。

CDではなく、あの生の詩吟を何度でも聞きたい。

昨日、懇親会の後、小林先生、辰巳先生のお二人は、浜松へと向かわれた。
今日は、浜松でグローバルの浜松地区予選があるとのこと。
コンクールが終わてすぐその後は、入選者向けの講習が行われるそうだ。

私は、思わずそのまま辰巳先生についていきそうになった。先生も「來る?」とおっしゃってくださったのですが、、、、、

今、東京にいて、ブログを書いるってことは、せっかくのチャンスを捕まえなかったということ。

来年は、コンクールの後、懇親会などやらないで、お二人の先生の講習を受けられると良いのに。3回目の今年は、先生の模範吟を聴くことができたことで良しとせねばならないのだろう。

東京が、100人越えをして、公認会になったら、さらなる、スキルアップせねば、会員の満足感は得られなくなるかもしれない。こころして、先を見据えねば。







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