ジャルガランさんに頂いたモンゴル産のネフライトという緑色の石で,アクセサリーの加工が出来ました。
お世話になった、彼女は地質学者ですから、彼女の目で選んだモンゴル産の石は、ネフライトとしては極上のものに違いありません。
彼女と遊び歩いたときに、赤い石のネックレスとピアスのセットを買ったのを知っていますから、次の選択は、彼女の好きな緑色の石を選んでくれたものと思っています。
頂いたのは、2004年に日本へ帰国するときでした。
日本で加工するには、あまりに高額な値段なので、大事に石として持っていましたが、また、モンゴルにくるに当たって、やっと形になりました。
イアリングのパーツはモンゴルにありませんから、日本から持って来ました。
ヘッドを通しているチェーンはすでに持っていたものです。
この3点の、地金と加工賃と両方で、5万トグルクでした。
右側の写真は、石の裏側です。全てを金で覆ってしまうと重くなるし、地金もたくさん必要で高価になりすぎるので、職人さんもはじめから、この型を薦めました。
真ん中の、写真の緑色のネックレスは、その時、彼女を含む数人のお友達とで贈られた同じネフライト製の物です。
同じところで作った「ハシ」という石のペンダントヘッドです。
金は、もう飽きてしまった細い金の指輪を使いました。
1グラムちょっとありました。
これを、溶かして細い細い針金を作って、形造るそうです。
手間がかかっているので、細工料だけで、4万トグルクでした。
この石は、ハシの乳白色と、目のような茶色のにごりに夫が気に入って買ってくれました。確か、1万トグルクだったと思います。
モンゴルの誕生石は、同じ月に何種類もの石が決められていました。
3月には、ハシが入っていたと思います。
目を表にするか、何もない方を表にするか、気分しだいで使おうと思います。