筑波で地質の研究をしているジャルガランさんは、とても優秀で素敵な方です。
2004年に、UBに来たとき、彼女は仙台から7年ぶりに帰国して、TISの地質学部で教鞭をとり始めていました。
帰国したばかりで、授業数が少なく、自由な時間がたっぷりあったので、あちこちに遊びに連れて行ってくれ、私の通訳をしてくれました。
彼女は、たわいも無い遊びを今まですることが無いくらい忙しかったので、私とUBの街を歩き回ったり、買物をしたり、おいしいものを探したりすることが、新鮮で楽しかったそうです。
そして、私のことを今まで付き合った日本人と違って、物事をはっきり言うから、安心といわれてお付き合いをしていました。
いろいろお世話になった中で、大きいのはオルティンドーの先生に出会わせてくださったことです。
おかげで、2005年に再来蒙したときもまた同じ先生に教えていただくことになり、仕事を持たない私にも、モンゴルに過ごしたことを形として残すことが出来ました。
花ちゃんについでお世話になった女性です。
そのうち、ジャルガランさんは大学でも忙しくなり、「あそびたいねぇ」といいながら、なかなか会えないで居るうちに、また、日本へ研究のため息子さんを連れて行ってしまいました。
今年は、その当時から日本で学んでいた娘さんは大学を卒業して日本のIT企業に就職し、息子さんは、日本の高校を卒業して、今度はモンゴルの大学を目指すそうです。
彼女は、6月にモンゴルに帰って、大学に復帰するのですが、おそらく、時期地質学部長と目されています。
彼女に、頂いたネフライトという細長くカットされた緑色の石は、先月になってやっとイアリングとペンダントヘッドに加工することが出来ました。
その、写真を送信したら、近況を知らせていただき、間もなく誕生日ですねおめでとうのメッセージを頂きました。
彼女とは、ローマ字のメールのやり取りですが、気持ちが伝わってくるのです。
昨日は、民族の壁を感じると書きながら、今日は、、、
日本人、モンゴル人を振りかざして物事を複雑にするのではなくて、身の回りのこととしてコンパクトに、個人差と考えたら、すっきり楽なのでしょうねぇ。