風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

乗馬クラブ

2006年05月13日 | モンゴル風景
2回目の乗馬クラブに行ってきました。
2週間の間に、確実に春がやってきていました。

モンゴルで一番先に咲く薄紫の花が、そして2番目の黄色い花が、咲いていました。
馬の上から見ると、地面に花が落ちているように咲いています。茎が殆ど地上に見えていません。

そして、枝の先が赤く染まっているような木。

とびやそのほかの鳥たちが空を飛び、かもが川を泳ぎ、野リスが走り、兎が走り抜けました。

川の氷が解けて、川岸にわずかにへばりつくように残っています。
その断面は、白と薄いブルーと、かすかに緑がかったブルーと、幾層にもなっていました。

時々、氷が自然に割れて川に落ちる音は、猟銃を撃ったような音がします。

川の流れもとても速くなって、水がとてもきれいに澄んでいました。
その急流を渡るときは、かなり浮ュて、つい視線がうつむいて流れを見てしまうと、馬もろとも流されているような気がしました。

金井さんの「目を上げて、渡る先を見て、馬の鼻を上流に向けて」と言う大きな声が聞こえなかったら、川の真ん中で立ち往生したと思います。

そして次は、山登り。風を受けて、馬方さんのゲルからトレッキングしてきた場所を眺め、これからの順路を確認。そして昇った後は下り。

20キロを、4時間くらいかけて馬を歩かせました。
2回の休憩では、水分補給と飴を一個。
ゲルに帰ってから、お昼ご飯です。

汗をかくくらい暑いゲルの中で、スーテイチャを飲み、ご飯の上に載ったサラダのようなものがおいしく、さしずめにんじん丼が、飛んでおなかに入りました。

確実に腕をあげていく周りの人たちを見て、私もかなぁと思ったことでした。

来週は、夫も行きそうな気配に喜んでいます。

乗馬初心者は、カメラ持参禁止です。危険なため。
写真は有りません。私の胸の中にあります。


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