風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

こぶたぬきつねこ

2006年05月04日 | SAVE THE CHILDREN
しりとりの絵本と絵カードを使って、しりとりをしました。
まだ、語彙が少ないのですが、ぶた たぬき きつね ねこなどの動物は、習い覚えているので、モンゴル語の説明がなくても、しりとりの意味を理解してくれたようでした。
一応、しりとりのモンゴル語も教えてもらっていたのですが、使う必要はありませんでした。

今日は、ゲストのKKさんがいらっしゃったので、動物の関係の言葉を導入として、紹介させていただいて、バトンタッチしました。

KKさんが、子どもたちに話してくれている間に、ハーシャ エルデンと言う小さな可愛い子の隣に座って、「ま み む め も」をノートに手をとって書き、1行ずつ書くように宿題を出しました。

やっと文字が書けるようになって来ましたが、まだ、五十音が終わっていませんから、時々、「ちっともわからない」と言う顔をすることがありますが、休みながらも何とか出席しています。
記憶力は確かのようで、自分たちの作った絵カードによる神経衰弱は、思いがけないカードの位置を覚えていたりして、ハッとすることがありました。
まだ、抱き上げられそうな小さな体で、大人になった私の娘たちはすっかり卒業した柔らかな頼りなげな体に意外と芯の強そうなところのある女の子です。
何時も、きちんと髪を結んで、清潔な衣服を身につけています。
この子の家庭ってどんなうちなんだろう。

今日は、一番元気で勝気なオトゴンチメグが欠席だったなぁ。
そういえば、先週は、本を読める人と聞いたら、真っ先に手を揚げて読んでくれたオユマーも、顔が見えなかった。

文字よりもかかれた絵で覚えているわけで、カードをめくったら、文字を読むように言っていますが、ゲームに夢中になると読むどころではなくなります。
そんなときは、流れに任せますが、時々、読んでねと声鰍ッをしながら、文字にも注目するようにさそっています。

1ゲーム終わると、直ぐさま時計を見て、「あと、1ゲーム」とせがまれました。楽しみで仕方がないようです。

しかし、この子達のゲームへの取り組みが余りに静かなのに驚きます。
興奮して、声を上げたり手を叩いたりするのは、大人3人で子どもたちは静かに集中しているのが、おかしかった。

「不思議な木馬」は、ウン十年前に絵本の読み聞かせの経験のある何時ものパートナーのKさんがやってくれました。
Kさんが日本語を読み、生徒がモンゴル語を読み、交代で1ページずつ進みます。
食い入るように絵を見ながら、とても楽しそうでした。
モンゴル語訳の絵本が少ないので、あれこれと選んでいられませんが、絵本文庫のお世話になりながら、読んであげたいと思ったことでした。





手撃フ教室の子どもたちが作ったマクラメの作品です。
モンゴル人の先生が指導しているのを一度見たことがあります。
先週、この作品を買いたいと行ったら、ちゃんと袋入りにしてモギーさんが持ってきてくれました。
1個 800トグルクでした。



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